「不登校だけど、通信制高校ならやっていけるのかな…」
お子さんの進路について、そんな不安を抱えながらこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
「子どもの将来が不安」「引きこもりにならないか心配」——その不安は、親として当然の感情です。
実は、通信制高校に入学する生徒の約6割が不登校を経験しています(文部科学省「高等学校通信教育の現状について」)。「うちの子だけが特別」ではなく、多くの家庭が同じ悩みを抱え、通信制高校という選択をしているのが現実です。
ただし、学校選びを間違えると「通信制高校に入ったのに続かなかった」と後悔してしまうケースがあるのも事実。大切なのは、お子さんの状況に本当に合った学校を見つけることです。
この記事では、不登校の生徒が通信制高校を選ぶメリット・注意点から、後悔しない学校の選び方、おすすめの通信制高校7校まで、経験者の声を交えながら解説していきます。
読み終わる頃には、「まず何をすればいいか」が明確になっているはずです。


失敗しない通信制高校選びのコツ
自分に合った学校を選びやすい通信制高校ですが、残念ながら、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
よくある原因として、
- 1つの学校しか検討しなかった
- 親の意向で決めてしまった
- 学校見学にも行かなかった
といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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不登校でも通信制高校に進学・転入できる?まず知っておきたい事実
「不登校でも入学できるの?」「内申点が低いと落とされるんじゃ…」
この章では、そんな不安に対して、データと事実をもとにお答えしていきます。結論から言えば、不登校でも通信制高校に進学・転入できるケースがほとんどです。
不登校から通信制高校に進む生徒の割合と現状データ
文部科学省の調査によると、通信制高校に在籍する生徒の約6割が、小中学校や前の高校で不登校を経験しています(2017年度調査時点)。広域通信制に限ると約7割に上ります。
つまり、クラスの半数以上が不登校経験者。「不登校だから浮くのでは」という心配は、通信制高校においてはほぼ当てはまりません。
通信制高校の在籍者数も年々増えており、文部科学省「学校基本調査」によると、2025年度は過去最高の30万5,221人。学校数も332校に増加しています。不登校の増加を背景に、通信制高校を選ぶ生徒は確実に増え続けています。
入学選考の仕組み|内申点や出席日数は影響する?
「内申点がほぼない状態で受かるのか」と不安な方は多いでしょう。
通信制高校の入学選考は、多くの学校で書類審査+面接が基本。学力試験を実施する学校もありますが、合否を左右するほどの比重ではありません。
特に私立の通信制高校では、出席日数や内申点を問わない学校が大半です。面接では「これからどんな高校生活を送りたいか」という前向きな姿勢を確認する場になっていることが多く、不登校だったという事実だけで不合格になるケースはほぼないと考えて大丈夫でしょう。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「小中学校と不登校で通信制高校を3校見学、体験、説明会に参加しました。先生もひとりひとりに寄り添ってくれて、入学を決めました」(クラーク記念国際高等学校/保護者)
中学生の進学・高校生の転入 それぞれのルート
不登校から通信制高校に進むルートは、大きく2つに分かれます。
中学生からの新入学の場合、出願時期は一般的に1〜3月。ただし通信制高校は随時募集している学校も多く、全日制のように「1回の入試で決まる」というプレッシャーは少なめです。
入学前からプレ入試やプレ通学といった「学校の雰囲気を事前に知れる機会」を設けている学校もあります。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「入学した本人が中学には一度も通えずにいたので不安でしたが、プレ通学で先生方の接し方や考え方を知ることができ、安心しました」(松陰高等学校/保護者)
高校生からの転入・編入の場合は、前の高校で修得した単位をそのまま引き継げます。たとえば全日制で1年分の単位を取っていれば、残り2年分の学習で卒業が可能。転入の場合は在籍期間も通算されるため、同級生と同じタイミングで卒業できるケースも珍しくありません。
通信制高校が不登校の生徒に選ばれる5つの理由
「通信制高校の何が不登校の子に合っているのか」が気になっている方へ。ここでは、全日制との違いもふまえながら、通信制高校が選ばれる理由を5つに整理して解説します。
登校日数を自分で選べる
通信制高校の最大の特徴は、登校日数の柔軟さにあります。
全日制高校では一般的に年間約190〜200日の登校が求められますが、通信制高校のスクーリング(対面授業)は学校やコースにより異なり、年間数日〜数十日程度。メディア学習を活用すれば、最少で年間4日程度まで減らせる学校もあります。
「毎日通う」「週3日だけ通う」「年に数回だけ集中スクーリングで通う」など、自分の状態に合わせて登校ペースを選べるのは、不登校を経験した生徒にとって大きな安心材料になるでしょう。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「過去に不登校を経験している生徒も多いので、締め付けや強制されることはなく、『体調が悪くなったら外れていいよ』ととにかく優しい。基本的に週1の登校なので、本人も負担なく行けています」(星槎国際高等学校/保護者)
| 比較項目 | 全日制 | 通信制 |
|---|---|---|
| 年間登校日数 | 約190〜200日 | 年4日〜(学校・コースにより異なる) |
| テスト回数 | 年4〜5回 | 年1〜2回 |
| テスト出題元 | 教科書+副教材+プリント | 提出済みレポート |
| 学習ペース | 時間割で固定 | 自分で調整可能 |
| 制度 | 学年制(留年あり) | 単位制(留年なし) |
不登校経験者の受け入れ体制が整っている
不登校経験者が多数を占める環境だからこそ、通信制高校には不登校の生徒を受け入れるノウハウが蓄積されています。
具体的には、スクールカウンセラーの常駐、個別の学習サポート、登校日数の段階的な調整など、支援メニューは多岐にわたります。「最初は週1回から始めて、慣れてきたら週3回に増やす」といった柔軟な対応ができる学校も珍しくありません。
全日制では「欠席が続くと内申に影響する」というプレッシャーがありますが、通信制ではそうした圧力がほとんどないため、無理なく自分のペースで学校生活を始められます。
自分のペースで学習を進められる
通信制高校の学習はレポート(課題提出)・スクーリング(対面授業)・単位認定試験の3本柱で成り立っています。
レポートは教科書に沿った穴埋め形式が中心で、大学のような論文形式ではありません。イメージとしては「宿題プリント」に近く、教科書を見ながら取り組めば解ける内容です。単位認定試験も提出済みのレポートから出題されるため、コツコツ取り組んでいれば十分に対応できます。
「朝起きるのがつらいから午後から勉強する」「体調のいい日にまとめてレポートを進める」など、自分の体調やリズムに合わせた学び方ができるのは、心身のコンディションが安定しない不登校経験者にとって大きなメリットでしょう。
留年がなく卒業しやすい
全日制高校は「学年制」のため、出席日数や成績が足りないと留年になります。一方、通信制高校は**「単位制」**を採用しており、留年という概念がありません。
卒業に必要な条件は、74単位以上の修得と通算3年以上の在籍期間(学校教育法施行規則)。1年で取りきれなかった単位は翌年にあらためて挑戦すればよく、「一度つまずいたら終わり」ではないという安心感があります。
単位認定試験で不合格になっても追試や補習を設けている学校が多く、「レポートをきちんと出していれば卒業できる」のが通信制高校の実態です。
同じ境遇の仲間と出会える
不登校を経験すると、「自分だけが普通じゃないのでは」と感じてしまうことがあるかもしれません。
通信制高校には、同じように不登校を経験した生徒が多く在籍しています。自分の過去を隠す必要がなく、共感し合える仲間がいる環境は、自己肯定感の回復にもつながりやすいでしょう。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「中学時代は集団生活が苦手で不登校気味だった娘が、同じような経験をした仲間がたくさんいる環境で無理なく登校できるようになりました。メンタル面でもきめ細やかにケアしていただけました」(第一学院高等学校/保護者)
もちろん、無理に友だちを作る必要はありません。登校日数が少なければ人間関係のストレスも最小限に抑えられるため、「人付き合いが苦手」という生徒にとっても通いやすい環境です。
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通信制高校を選んで後悔するケース|事前に知っておきたい注意点
通信制高校にはメリットが多い一方で、「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースもゼロではありません。ここでは正直にデメリットや注意点をお伝えします。事前に知っておけば、防げる後悔がほとんどです。
自分で学習計画を立てる必要がある
通信制高校は自由度が高い反面、学習の管理は自分次第です。
全日制のように毎日時間割が決まっているわけではないため、レポートの提出期限を自分で把握し、計画的に進める必要があります。「自由=楽」ではなく、「自由だからこそ自己管理力が求められる」という点は理解しておきましょう。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「自己管理が必要で、計画的に勉強を進めなければ単位を落としやすい。途中でモチベーションを維持できずに中退する人は一定数います。夢や目標がないとかなり厳しいと思います」(N高等学校/生徒本人)
ただし、この課題はサポート校を併用したり、学習管理が手厚い学校を選んだりすることで十分にカバーできます。レポート提出のリマインドや個別指導を行っている学校も多いため、「自分一人で全部やらなければいけない」わけではありません。
人との交流が少なく孤立しやすい
登校日数が少ない通信制高校では、同級生や先生と顔を合わせる機会が限られます。特にネットコースなど登校頻度が低い学習スタイルを選んだ場合、人との交流が極端に少なくなる可能性があります。
「友だちがほしい」「高校生活らしい思い出も作りたい」と感じる生徒にとっては、この点が物足りなさにつながることも。
対策としては、週3〜5日通学型のコースを選ぶ、部活やイベントが充実している学校を選ぶ、といった工夫で人間関係を広げられます。学校見学の際に、生徒同士の交流がどの程度あるかを確認しておくと安心です。
通信制高校にも通えなくなった場合の対処法
「通信制高校なら通えるだろう」と思って入学しても、スクーリングや試験の日に体調が崩れてしまい、通信制高校にすら通えないケースもあります。
そうなった場合の選択肢は複数あります。
登校頻度がより少ない学校への転入、オンライン学習中心のコースへの変更、一時的な休学、高卒認定試験への切り替えなどが考えられるでしょう。大切なのは、行き詰まっても「もう終わりだ」と思わなくていいということ。通信制高校の中でも選択肢は幅広く、リカバリーの道はいくつも用意されています。
「後悔した」という声の共通点と防ぎ方
通信制高校を選んで後悔した方の声を分析すると、共通するパターンが見えてきます。
後悔パターン①:「学校の雰囲気が想像と違った」 → 防ぎ方:説明会だけでなく、体験授業やオープンキャンパスに必ず参加する。可能なら在校生の話を聞く。
後悔パターン②:「レポートが溜まって卒業が危なくなった」 → 防ぎ方:学習管理のサポートが手厚い学校・コースを選ぶ。サポート校の併用も検討する。
後悔パターン③:「親が決めた学校で、自分は納得していなかった」 → 防ぎ方:最終的に通うのはお子さん本人。親が情報収集をリードしつつも、決定権はお子さんに委ねることが重要です。
通信制高校カフェが相談を受けた中にも、親御さんが良かれと思って学校を選んで転校手続きまで進めたものの、お子さんの本当の悩みが解消されておらず再び不登校になり、「この学校を勝手に決めたのは親だ」と親子関係が悪化してしまったケースがありました。後悔パターン③は特に注意が必要です。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 私自身も通信制高校出身ですが、「通信制に行ったことを後悔した時期」がありました。うつ病・不眠症になった時期もあります。でも振り返ると、後悔の原因は"通信制高校だったから"ではなく、"自分に合った環境を見つけるまでに時間がかかったから"でした。学校選びの段階でしっかり情報を集め、自分で納得して選ぶことが何より大切です。
後悔しない通信制高校の選び方|5つのチェックポイント
通信制高校は全国に330校以上あり、学校ごとに特徴が大きく異なります。不登校のお子さんに合った学校を見つけるために、後悔しないための5つのチェックポイントを紹介します。
スクーリングの日数と形式を確認する
通信制高校のスクーリング形式は、大きく分けて3タイプあります。
①通学型(週1〜5日):全日制に近い学校生活を送りたい生徒向け。友だち作りや規則正しい生活リズムの維持に向いている。
②集中スクーリング型(年数日〜数週間):まとまった期間に一気にスクーリングをこなすスタイル。普段は自宅学習が中心で、自分の時間を確保しやすい。
③オンライン中心型(年4日程度):登校回数を最小限に抑えたい生徒向け。ネット授業とレポート提出が学習の中心。
お子さんの現在の体調や外出への抵抗感を考慮して、今の状態で無理なく通えるスタイルを選ぶのがポイントです。「最初はオンライン中心で、慣れたら通学に切り替える」といった段階的な変更ができる学校もあります。
不登校経験者へのサポート体制を比較する
学校によってサポートの内容や手厚さには差があります。確認しておきたい項目は以下のとおりです。
- スクールカウンセラーが常駐しているか
- 個別の学習指導に対応しているか
- 登校日数や時間帯を柔軟に調整できるか
- 保護者との連携体制(定期面談など)があるか
パンフレットだけではわからない部分も多いため、学校見学や個別相談会で直接質問してみるのが確実です。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「週3日コースといっても必ず3日通わなければならないわけではないと、自分のペースで良いと言ってくださり、とても気が楽になりました。子どものペースを尊重してくださり、自分の意思で動けるように配慮してくださいました」(クラーク記念国際高等学校/保護者)
卒業後の進路実績をチェックする
「高校卒業後の進路」は、保護者の方が最も気になるポイントの一つでしょう。
学校のホームページやパンフレットに掲載されている大学進学率、専門学校進学率、就職率を確認してください。「進学コース」を設けている学校であれば、指定校推薦枠の数や、過去の合格実績も参考になります。
通信制高校全体の進路データについては、この後の章で詳しく解説します。
学費と就学支援金の適用範囲を把握する
通信制高校の学費は「1単位あたりの単価×履修単位数」で計算されるのが基本です。私立通信制高校の年間学費の平均は約42万円(通信制高校カフェ調べ)。これに加えて入学金や施設費がかかります。
ただし、世帯年収が約590万円未満であれば、国の就学支援金制度により、授業料が実質無償になるケースが大半です。支援金の上限は1単位あたり最大12,030円で、多くの私立通信制高校ではこの範囲内に授業料が収まるため、授業料が実質無償となります。
注意点として、サポート校の学費には就学支援金が適用されません。サポート校を併用する場合は、通信制高校本体の学費+サポート校の学費(年間約90万円程度が目安/通信制高校カフェ調べ)が必要になるため、家計への影響を事前にシミュレーションしておきましょう。
説明会・体験会に必ず参加する
ネットの情報だけで学校を決めるのは、おすすめできません。
通信制高校は学校ごとに雰囲気がまったく異なります。校舎の清潔さ、先生と生徒の距離感、在校生の表情など、現地に行かないとわからない情報がたくさんあるからです。
理想は3校以上を見学して比較すること。お子さんの体調が安定しない場合は、まず保護者だけで見学しておき、後日お子さんと一緒に行くという方法もあります。
お住まいのエリアで通える通信制高校を探すなら、都道府県別の通信制高校一覧から確認できます。
不登校におすすめの通信制高校7選
ここからは、不登校経験者へのサポートが充実している通信制高校を7校紹介します。どの学校にも共通しているのは、不登校の生徒が安心して学べる環境を整えているという点です。お子さんのタイプに合わせて参考にしてみてください。
①N高等学校・S高等学校
学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域通信制高校。在籍生徒数は合計で3万人を超え、国内最大規模です。
- スクーリング:ネットコースは年5日程度、通学コースは週1〜5日
- 不登校サポート:担任+メンターの複数体制で一人ひとりをフォロー。オンライン学習が充実しており、自宅からほぼ全ての学習が完結する
- 学費目安:ネットコースは年間約10万円台〜(就学支援金適用時)
- こんな生徒に向いている:IT・プログラミングに興味がある、自分のペースで学びたい、登校日数を最小限にしたい
②クラーク記念国際高等学校
全国に50以上のキャンパスを持つ老舗の広域通信制高校。全日型コースがあり、制服を着て毎日通学するスタイルも選べるのが特徴です。
- スクーリング:全日型(週5日)、単位制(週1〜3日)、オンライン型から選択可能
- 不登校サポート:スクールカウンセラー常駐。登校スタイルを段階的に変更できるため、「最初は週1から始めて、慣れたら全日型に移る」といった柔軟な対応が可能
- 学費目安:全日型で年間約80〜100万円程度
- こんな生徒に向いている:全日制に近い高校生活を送りたい、段階的に登校日数を増やしたい
③第一学院高等学校
全国に50以上のキャンパスを展開する広域通信制高校。「1/1(いちぶんのいち)の教育」を掲げ、一人ひとりの個性に合わせた指導を重視しています。
- スクーリング:通学スタイル(週2〜5日)、オンラインスタイルから選択可能
- 不登校サポート:個別指導が充実。登校が難しい生徒にはタブレットを活用した授業受講が可能で、単位取得から卒業までしっかりフォローしてくれる
- 学費目安:年間約30〜60万円程度(コースにより異なる)
- こんな生徒に向いている:手厚い個別サポートがほしい、近くのキャンパスに通いたい
④トライ式高等学院(サポート校)
家庭教師のトライグループが運営するサポート校。通信制高校と提携しており、トライ式での学習を通じて高校卒業資格を取得できます。
- スクーリング:キャンパス通学型、自宅型、オンライン型から選択
- 不登校サポート:教育カウンセラーが在籍し、メンタルケアと学習指導を両立。不登校からの「再スタート」をサポートする体制が整っている
- 学費目安:年間約80〜120万円程度(通信制高校本体の学費+サポート校の学費)
- こんな生徒に向いている:マンツーマン指導を受けたい、大学進学を目指したい
- 注意点:サポート校のため就学支援金はトライ式の学費には適用されない
⑤飛鳥未来高等学校
三幸学園グループが運営する広域通信制高校。全国にキャンパスがあり、姉妹校の専門学校施設を活用した多彩な体験授業が特徴です。
- スクーリング:ベーシックスタイル(月1〜)、スタンダードスタイル(週1〜)、3DAY・5DAYスタイルなど細かく選べる
- 不登校サポート:担任制+スクールカウンセラーのダブル体制。登校頻度を柔軟に変更でき、段階的にペースを上げていける
- 学費目安:年間約25〜60万円程度(スタイルにより異なる)
- こんな生徒に向いている:登校ペースを細かく調整したい、体験授業で好きなことを見つけたい
⑥ルネサンス高等学校
オンライン学習に特化した広域通信制高校。スマホやタブレットでレポート提出ができ、スクーリングは年4日程度と最小限です。
- スクーリング:年4日程度の集中スクーリング(本校またはスクーリング会場)
- 不登校サポート:担任によるオンライン面談、チャットでの相談対応。登校日数が極めて少ないため、外出に強い不安がある生徒でも取り組みやすい
- 学費目安:年間約25万円程度(就学支援金適用時はさらに軽減)
- こんな生徒に向いている:自宅で学習を完結させたい、登校回数を最小限にしたい
⑦おおぞら高等学院(サポート校)
KTCおおぞら高等学院としても知られる、屋久島おおぞら高等学校と提携したサポート校。全国に40以上のキャンパスがあります。
- スクーリング:週1〜5日の通学型。年1回の屋久島スクーリングが特徴的
- 不登校サポート:生徒が担任(マイコーチ)を自分で選べる独自の仕組み。「この先生なら話せる」という相性を重視している
- 学費目安:年間約60〜100万円程度(通信制高校本体の学費+サポート校の学費)
- こんな生徒に向いている:先生との相性を重視したい、自然体験を通じて自信を取り戻したい
- 注意点:サポート校のため就学支援金はおおぞらの学費には適用されない
学校ごとの特徴をより詳しく比較したい方は、通信制高校の人気校まとめも合わせてご覧ください。
不登校から通信制高校に進んだその後は?卒業後の進路データ
「通信制高校を卒業した後、ちゃんと進路はあるのか」——保護者の方にとって、これは最も気になるポイントではないでしょうか。ここでは、最新データをもとに通信制高校卒業後のリアルな進路状況を見ていきます。
通信制高校の大学進学率と推移
文部科学省「学校基本調査」によると、2024年度の通信制高校からの大学進学者数は20,445人で過去最高を更新しました。年々増加を続けており、「通信制高校から大学に行くのは難しい」というイメージは実態と離れてきています。
大学進学率は公立で約16%、私立で約28%。大学・専門学校等を合わせた**通信制高校全体の進学率は約52%**に達し、卒業後進路の半数を超えました。学校によっては60〜70%の進学率を誇るところもあり、全日制と遜色ない水準に近づいているといえるでしょう。
就職・専門学校への進路実績
大学進学だけが進路ではありません。通信制高校からの専門学校進学率も**約24%**と高水準を維持しています。美容、IT、医療、調理など、専門的なスキルを身につけて就職する道も多くの卒業生が選んでいます。
就職についても、通信制高校の卒業資格は全日制と**まったく同じ「高校卒業資格」**です。履歴書に「通信制」と書く必要はなく、就職活動で不利になることは基本的にありません。
通信制高校カフェの運営者の同級生たちも、国立大学を経て税理士、短大からマイクロソフトやLINE、専門学校から美容師、地元テレビ局ADからプロデューサーなど、多様なキャリアを歩んでいます。「不登校→通信制高校」という経歴が、将来の可能性を狭めることはないでしょう。
通信制高校から大学進学を目指すコツ
通信制高校から大学進学を目指す場合、いくつかの強みを活かせます。
自由時間の多さは最大の武器です。全日制のように毎日6〜7時間の授業に拘束されないため、その分を受験勉強に充てられます。1年次に集中して単位を取得し、2年次以降は受験対策に専念するという戦略を取る生徒も多いでしょう。
指定校推薦の活用も有効です。学校によっては100校以上の大学と推薦枠の提携があり、通信制高校での評定平均が高ければ推薦での進学が狙えます。
「独学が不安」という場合は、進学コースがある通信制高校や、塾・予備校との併用を検討してみてください。
保護者が通信制高校を子どもにすすめるときに大切なこと
ここまで通信制高校の情報をお伝えしてきましたが、最後にもう一つ大切なテーマがあります。それは、お子さんにどう伝えるかです。
「良い学校を見つけたよ」と伝えたい気持ちはわかります。ただ、伝え方を間違えると、お子さんの心を閉ざしてしまうこともあるのが現実です。
子どもが自分で決められるように支援する
通信制高校カフェに寄せられる相談の中で、残念ながら繰り返し耳にするのが「親が先回りして学校を決めてしまい、子どもに恨まれた」というケースです。先ほどの後悔パターン③でも触れましたが、この問題は根が深く、親子関係の悪化につながりかねません。
大切なのは、親が情報収集をリードしつつも、最終的な決定権はお子さんに委ねること。「こんな学校もあるみたいだよ」と選択肢を見せるところまでが親の役割で、「ここに行きなさい」と決めるのは踏み込みすぎです。
進路選びは親子の「共同の課題」ですが、"共同"にするためにはお子さんとの話し合いが不可欠。親が一方的に決めてしまっては、うまくいかなかったときにお子さんが他責になりやすく、親子双方にとって苦しい結果になりかねません。
焦らず、回復段階に合わせて進路の話を進める
不登校には回復段階があり、お子さんの状態によって進路の話ができるタイミングは異なります。
まだ心のエネルギーが回復していない段階で進路の話を切り出すと、お子さんにとってはプレッシャーにしかなりません。「学校の話をすると黙り込む」「進路の話題で不機嫌になる」という場合は、まだそのタイミングではないサインかもしれません。
お子さんが「暇だ」と言い始めたり、外出に少しずつ前向きになってきたりしたときが、進路の話題を自然に出せるタイミングです。これはエネルギーが回復し、社会に属したいという気持ちが芽生え始めている兆しといえます。
それまでは、お子さんが安心して過ごせる家庭環境を整えることに集中しましょう。通信制高校カフェが多くの相談を受けてきた中で分かったのは、家庭が「心から安心できる場所」になっていることが、すべての土台だということです。
📢 当サイトに投稿された口コミ 「息子が中学校から不登校で、私立高校も自らやめました。ルネサンス高等学校に転学してからは、家にいながらレポート提出で単位が取れ、親としては高校だけは卒業してもらいたかったので安心材料になりました。通学できない子のためのこのような学校は必要だと感じました」(ルネサンス高等学校/保護者)
通信制高校カフェが支援に関わった事例では、「高校に行ける気がしない」と言っていたお子さんが、親御さんの関わり方が変わったことで「この学校なら行けると思う」と自分から通信制高校を選んだケースもあります。焦らず、お子さんが自分で一歩を踏み出せるタイミングを待つことが、結果的に一番の近道です。
「通信制高校=逃げ」ではないと伝えるには
「通信制に行くのは逃げなんじゃないか」——お子さん自身がそう感じていたり、周囲からそう言われたりすることもあるかもしれません。
しかし、文部科学省も、不登校支援の目標は「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、**「社会的に自立すること」**を目指す必要があると示しています。全日制に戻ることだけが正解ではなく、自分に合った環境で学び、自分の力で将来を切り拓いていく力を育てることが何より大切です。
「"普通のレールから外れたら人生終わり"という思い込みは、実は限られた情報から作られたものであることが多い」——これは、通信制高校カフェが多くの相談者と接してきた中で強く感じていることです。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 私自身、全日制高校を中退した後に通信制高校に進学しました。当時は「普通のレールから外れた」と感じて苦しかった時期もあります。でも通信制高校で生徒会長を経験し、元不登校・元引きこもりだった仲間たちと出会い、人生が大きく変わりました。通信制高校は「逃げ場」ではなく、新しいスタートラインです。
お子さんと一緒に通信制高校について学び、前に進むためのきっかけが欲しい方は、不登校の無料講座もぜひ参考にしてみてください。
まとめ|不登校でも通信制高校で自分らしい一歩を踏み出せる
この記事のポイントを振り返ります。
- 通信制高校の在籍者の約6割が不登校経験者。決して珍しい選択ではない
- 入学選考は書類+面接が中心で、内申点や出席日数で落とされるケースはほぼない
- 登校日数を自分で選べる、留年がない、サポート体制が充実しているなどのメリットがある
- 後悔しないためには、スクーリング形式・サポート体制・進路実績・学費の4軸で比較する
- 説明会・体験会に3校以上参加して、お子さん自身が「ここなら通えそう」と感じる学校を選ぶ
- 最終的な決定権はお子さんに。親は情報収集と選択肢の提示をリードする
- 通信制高校全体の大学・専門学校等への進学率は約52%。卒業後の進路は年々広がっている
不登校の解決とは、再登校することだけではありません。お子さんが自分の力で将来を選び、社会的に自立していくこと。そのための選択肢として、通信制高校はとても有力な道の一つです。
「通信制高校が気になっているけど、どこが合うかわからない」という方は、まず通信制高校診断でお子さんに合うタイプを確認してみてください。
気になる学校が見つかったら、複数の学校から資料を取り寄せて比較するのが失敗しないコツです。一歩踏み出すことで、見える景色がきっと変わります。
参考情報
| # | 出典名 | URL |
|---|---|---|
| 1 | 文部科学省「高等学校通信教育の現状について」 | https://www.mext.go.jp/content/20200115-mxt_koukou01-000004175_5.pdf |
| 2 | 文部科学省「学校基本調査」 | https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm |
| 3 | 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」 | https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm |
| 4 | 文部科学省「不登校への対応について」 | https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302904.htm |
| 5 | 政府統計の総合窓口(e-Stat)学校基本調査 | https://www.e-stat.go.jp/ |
失敗しない通信制高校選びのコツ
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