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フリースクール 中学生|内申・高校受験への影響を正直に話します【保護者向け】

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フリースクール 中学生|内申・高校受験への影響を正直に話します【保護者向け】

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「フリースクールに通わせたら、内申はどうなるんだろう」「高校受験、本当に大丈夫?」——そう思いながら夜中にスマホを開いた方に、この記事を書きました。

子どもが学校に行けなくなってから、何週間も何ヶ月も、毎日不安を抱えてきたと思います。「フリースクール」という言葉は聞いたことがあるけれど、実態はよく分からない。費用はかかるのか、出席扱いに認めてもらえるのか、高校には進学できるのか——知りたいことが山積みになっているはずです。

この記事では、フリースクールの基本情報から、保護者が最も心配する「内申書への影響」「高校受験との関係」まで、正直に、具体的にお伝えします。「フリースクールにすれば全部解決」という甘い話もしませんし、「行かせないと手遅れ」という脅しもしません。あなたが自分で判断できるよう、必要な情報を一緒に整理していきます。

読み終わる頃には、次の一歩(見学の予約、学校への相談、通信制高校との比較)が少し具体的に見えてくるはずです。

こたにりょうた

通信制高校研究家のこたに( YouTube / Instagram / X )です!この記事は、通信制高校の卒業生であり、合同説明会で講演や進路相談を行ってきた僕、こたにが、自身の経験を基に解説します!

通信制高校カフェ編集長小谷良太
目次

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。

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フリースクールとは?中学生が通える場所なのか、まず正直に整理します

フリースクールについて調べ始めると、情報が多くて混乱することがあります。最初にシンプルに整理しておきましょう。

フリースクールの基本的な定義と位置づけ

フリースクールは、学校教育法に基づかない民間の教育施設です。公立の学校とは別の組織が運営しており、国から「学校」として認可を受けているわけではありません。

それでも、フリースクールは多くの子どもたちにとって重要な居場所です。2016年に成立・2017年に施行された「教育機会確保法」(正式名称:義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)により、学校以外の多様な学びの場が法的に位置づけられました。フリースクールへの通学も「学校に代わる学び」として、社会的に認められるようになっています。

中学生が通うことはもちろんできます。対象年齢は小学生から高校生まで幅広いですが、不登校の中学生が最もよく利用している年齢層です。

一点、はっきりお伝えしたいのは、フリースクールに通えば全ての問題が解決するわけではないということ。子どもの状態、スクールの方針、家庭の状況によって、合う場合と合わない場合があります。まずその前提で、選択肢の一つとして情報を整理していきます。

不登校の中学生はどのくらいフリースクールを利用しているか(文科省データ)

文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」1によると、中学生の不登校者数は約19万3千人にのぼります(令和4年度)。中学生全体の約6%にあたり、クラスに1〜2人は不登校の子どもがいる計算です。

同調査によると、学校外の機関等で相談・指導等を受けて指導要録上の出席扱いとなった小中学生は32,623人と報告されています。このうちフリースクール等の民間施設のみに限定した中学生の人数は公表統計表からは直接読み取れませんが、フリースクールは不登校の子どもが選べる選択肢の一つです。

数字だけ見ると「意外と少ない」と感じるかもしれません。多くの家庭がまず学校・教育支援センター・家庭学習など他の手段を試みており、フリースクールが「唯一の答え」ではないことも、最初に正直にお伝えしておきます。

フリースクールの4つのタイプ

フリースクールには大きく分けて4つのタイプがあります。子どもの状態や家庭の状況によって、合うタイプが違ってきます。

タイプ特徴向いている子ども費用感
通学型施設に週数回〜毎日通う。集団活動・学習・体験が中心外に出られる状態になってきた子ども高め(月3〜6万円台が多い)
オンライン型自宅からPC・タブレットで参加。外出が難しい時期でも使えるまだ外出が難しい・地方在住通学型より低め(月1〜3万円台)
自宅訪問型スタッフが自宅に来て個別サポートする外出できない・人が多い場所が苦手個別契約のため高い傾向
全寮制型施設に住み込みで生活・学習する環境を大きく変えたい・親子関係を一度リセットしたい最も高い(月10万円超も)

「通学型」が最も一般的ですが、子どもの状態によっては「まずオンラインから」という入り方が合う場合もあります。

学校・適応指導教室・通信制高校サポート校との違い

フリースクールと似た機能を持つ施設が他にもあります。どこに相談・通学するかは、選択肢を比較した上で判断してください。

施設運営主体費用出席扱い主な対象
フリースクール民間(NPO・企業・個人等)有料(月3〜6万円が中心)条件付きで可能主に小中学生
適応指導教室(教育支援センター)公立(市区町村)無料出席扱いになる場合あり不登校の小中学生
通信制高校サポート校民間有料(年間50〜100万円台)高校の単位として認定高校生
通信制高校の中等部(N中等部等)民間(通信制高校法人)有料(月3〜5万円程度)条件付きで可能中学生

費用負担を抑えたい場合は、適応指導教室(無料)を先に検討することをおすすめします。お住まいの市区町村の教育委員会に問い合わせると、最寄りの施設を案内してもらえます。

フリースクールに通うと子どもはどう変わるか|メリットと正直なデメリット

「通わせて本当に大丈夫?」「子どもは元気になれる?」——この不安は当然です。良い面だけでなく、知っておくべきことも正直にお伝えします。

通い始めた子どもたちに見られる変化

フリースクールに通い始めた子どもたちには、よく共通したパターンの変化が見られます。

最初の1〜2ヶ月は、「行く」という行動そのものに慣れるための期間です。週1〜2回の参加から始め、徐々に頻度を増やすケースが多く見られます。強制されない環境の中で、少しずつ「ここなら大丈夫」という安心感が育まれていきます。

3〜6ヶ月ほど経つと、スタッフや他の子どもとの関係が少しずつできてきます。同じように学校に行けない経験を持つ子ども同士で話せる環境は、孤独感を和らげる効果があるという声が多いです。

子どもの回復ペースは一人ひとり異なります。「3ヶ月で元気になった」という子もいれば、1年かけてゆっくり立ち直っていく子もいます。フリースクールは「答え」ではなく、回復のための「環境」を提供する場所です。

フリースクールで学習はどこまで保障されるか

フリースクールは学校ではないため、学習指導要領に沿った授業が義務づけられているわけではありません。学習サポートの内容は、施設によって大きく異なります。

学習重視型のスクールでは、国語・数学・英語などの教科学習を日課として取り入れています。一方、居場所重視型のスクールでは、特定の教科学習よりも体験活動・創作・農業など多様な活動を中心に据えています。

中学の定期テストへの参加については、在籍校との相談が必要です。フリースクールに通いながらも定期テストだけ在籍校で受ける子どもも一定数います。定期テストを受けると内申評定につながるため、高校受験を考えている場合は検討する価値があります(内申との関係はH2-4で詳しく説明します)。

知っておきたいデメリット・注意点

フリースクールについて、良い面だけお伝えするのは誠実ではありません。事前に知っておいてほしい点を正直にまとめます。

費用の問題:公立の学校と異なり、毎月3〜6万円程度の費用がかかります。家計への負担は小さくありません。

学習の遅れが進む可能性:学習サポートが薄いスクールに通うと、学校の授業進度との差が広がることがあります。中学段階の学習は高校受験の基礎になるため、長期的な視点での判断が必要です。

合わない場合がある:子どもの性格・状態とスクールの方針が合わないと、かえってストレスになることがあります。入会後に「合わなかった」という経験をした家庭も珍しくありません。

学歴にはならない:フリースクールを修了しても、中学校の卒業資格は得られません。中学の卒業資格はあくまで在籍する中学校が発行します。フリースクールは学校を「補完」または「代替」する場所であり、学歴上は中学校の卒業という扱いになります。

子どもが「行きたくない」と言ったときどうするか

フリースクールへの入会を検討したとき、子どもが「行きたくない」と言うことは珍しくありません。「また新しい場所に連れて行かれる」という不安から来ていることが多いです。

まず大切なのは、子どもの気持ちを否定しないこと。「行かないといけない」というプレッシャーをかけることは、回復の妨げになる場合があります。

見学や体験だけを提案する入り方が効果的です。「入会しなくていい、一度見るだけ」という低いハードルで連れて行くと、子どもが自分の目で確認して「ここなら行けそう」と感じるケースもあります。

子どもが本当に嫌がっているなら、無理に通わせる必要はありません。適応指導教室・オンライン学習・在宅の個別指導など、別の選択肢も検討できます。「フリースクールかどうか」よりも「子どもが安心できる環境はどこか」を起点に考えることが大切です。

フリースクール 中学生の費用はいくら?平均相場と補助金制度を解説

費用は、多くの保護者にとって大きな判断材料です。目安の数字を把握した上で、家庭に合う選択肢を探しましょう。

入会金・月額費用の全国平均と相場の幅

文部科学省「義務教育段階の子供が通う民間の施設・団体に関する調査(平成27年)」によると、フリースクールの費用の全国平均は以下のとおりです(2015年時点の調査)。

  • 入会金:平均約5.3万円(5,000円以下〜10万円超と幅が大きい)
  • 月額費用:平均約3.3万円(1〜3万円台と3〜5万円台がそれぞれ約4割)

スクールによって費用の幅は大きく、月額1万円以下のオンライン型から、月額10万円を超える全寮制まで幅広く存在します。「平均値」はあくまで参考として捉えてください。

年間トータルで考えると、入会金込みで初年度約40〜70万円になることが多いです。家計への影響を事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

タイプ別費用の比較

タイプ入会金の目安月額の目安備考
通学型(週3〜5日)3〜10万円4〜8万円昼食代・交通費が別途かかる場合も
通学型(週1〜2日)3〜7万円2〜4万円スポット利用型もある
オンライン型0〜3万円1〜3万円PCやタブレットが必要
自宅訪問型個別見積もり5〜15万円訪問回数・時間により変動大
全寮制型10〜30万円10〜30万円衣食住込みの施設が多い

月額以外に、教材費・校外活動費などが別途かかるスクールもあります。見学の際に「月額以外にかかる費用はありますか?」と必ず確認してください。

自治体の補助金・助成金制度で費用を抑える方法

フリースクールへの通学費用を補助する制度を設けている自治体が増えています。金額・条件は自治体によって大きく異なり、月額1〜3万円程度の補助が受けられるケースもあります。

調べ方はシンプルです。「(お住まいの市区町村名) フリースクール 補助金」でインターネット検索するか、市区町村の教育委員会や子育て支援窓口に直接問い合わせてみてください。

一部の都道府県では独自の補助制度を持っており、年間数万円の助成を受けられる場合もあります。費用が気になる方は、入会を決める前に必ず補助制度を確認しておきましょう。

無料・低価格で使える公的機関との比較

費用の負担が難しい場合、まず適応指導教室(教育支援センター)を検討してください。市区町村が運営する公的な施設で、基本的に無料で利用できます。

比較ポイント適応指導教室フリースクール
運営公立(市区町村)民間
費用無料月3〜6万円程度
出席扱い条件付きで可能条件付きで可能
学習サポートあり(基礎学習中心)スクールによる
情緒的サポート専門カウンセラーがいる場合もスクールによる
定員・空き少ない場合もある比較的入りやすい

「お金がないからフリースクールを諦めないといけない」という状況でも、無料の選択肢があります。まずは学校や教育委員会に「適応指導教室を利用したい」と相談することから始めてみてください。

出席扱いになる条件と内申書への影響|ここが一番気になる方へ

多くの保護者の方が最も心配している部分です。「出席扱いになる」という話は聞くけれど、内申書にはどう影響するのか——正直にお伝えします。

フリースクールが「出席扱い」になるための3つの条件

文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日2に基づき、フリースクールへの通学が「出席扱い」として認められるためには、以下の3つの条件が必要です。

条件①:在籍する学校の校長が認める

フリースクールへの通学を「出席」とカウントするかどうかは、在籍校の校長の判断によります。自動的に出席扱いになるわけではなく、校長の認定が必要です。

条件②:学校との連携・情報共有がある

スクールから学校への状況報告や、担任との定期的な連絡など、在籍校との連携体制が確認されていることが求められます。

条件③:通学が教育上有益であると認められる

フリースクールでの活動が子どもの学習・社会性の発達に意義があると、校長が判断する必要があります。

この3条件を満たせば、フリースクールへの出席日数が学校の出席記録に加算される可能性があります。ただし、認定するかどうかは学校の判断であり、全てのケースで認められるとは限りません。

手続きの流れ

出席扱いを認めてもらうための手続きは、以下の流れが一般的です。

1. 担任への相談:フリースクールへの通学を検討していることを担任に伝える。出席扱いを希望していることも伝える

2. スクールの情報共有:通おうとしているフリースクールのパンフレット・概要資料を学校に提出する

3. 校長との面談:担任を通じて校長との面談を設定し、出席扱いの可否について確認する

4. 定期的な状況報告:認定後も、スクールのスタッフから学校への定期報告の体制を作る

認定まで時間がかかることもあります。入会前に「この学校は出席扱いの実績がありますか?」とスクールに確認しておくと、手続きがスムーズに進みやすくなります。

出席扱いと内申書の評定はどう関係するか

ここが多くの記事で曖昧にされているポイントです。正直にお伝えします。

出席扱いが認められると、欠席日数は減らせます。通知表の「出席日数」の欄には、フリースクールへの出席日数が反映される可能性があります。高校入試の際の「出席点」に影響します。

ただし、内申書の「評定(5段階評価)」は別問題です。

評定は、定期テストの点数・授業態度・提出物などをもとに各教科の先生がつけます。フリースクールに通っていて学校の定期テストを受けていない場合、評定欄が「1」になったり、評価が難しい状態になることがあります。

つまり、「出席扱いを受ける=内申点が回復する」ではありません。出席日数の問題は解決できても、評定の問題は別途対応が必要です。

内申点が厳しくなる場合のリアルと対処法

内申点が取りにくい状況になった場合、以下の対処法を検討してください。

対処法①:定期テストだけ在籍校で受ける

フリースクールに通いながら、年数回の定期テストだけ学校に行く選択をとる家庭もあります。担任や学校と相談の上、可能であれば試みてみる価値があります。

対処法②:内申不要・または重視しない高校を目指す

通信制高校の多くは、入学選考に内申書を重視しません。また、私立高校の一部には「基礎学力テスト重視」で内申をあまり見ない学校もあります。内申点が取りにくい状況でも、受けられる高校はあります(H2-5で詳しく説明します)。

対処法③:個別指導・家庭教師で学力を維持する

学校に行けなくても、塾・家庭教師・オンライン学習で学力を維持できます。高校入試で学力検査が重視される場合、内申点の不利を学力で補えることもあります。

内申点の状況は子どもによって異なります。まず担任の先生に「現在の出席状況で内申書はどうなりますか?」と直接聞いてみることが、最初の一歩です。

高校受験への影響は?フリースクールに通いながら受験を目指せるか

「フリースクールに行ったら高校に行けなくなる」——そんな不安を持っている方がたくさんいます。結論から言うと、高校進学の選択肢はあります。ただし、状況によって「どの高校を目指すか」は変わってきます。正直にお伝えします。

公立高校・私立高校の入試で内申書が果たす役割

高校受験における内申書の重みは、都道府県・学校によって大きく異なります。

公立高校の場合:多くの都道府県で、内申点(調査書点)が合否判定の30〜50%程度を占めます。都道府県によっては内申点の比重が高く、学力検査だけでは補えないこともあります。

私立高校の場合:内申点を重視する学校と、学力検査・面接を中心に判断する学校があります。私立高校は学校ごとの裁量が大きいため、志望校に直接確認することが重要です。

フリースクールに通っていて内申点が厳しい場合、公立高校(特に内申比重が高い都道府県)での受験は難しくなる可能性があります。ただし、それは「高校に進学できない」ことを意味しません。

フリースクール在籍中に高校受験を成功させるために必要なこと

フリースクールに通いながら、一般的な高校受験(特に公立高校)を目指す場合、以下が最低限必要になります。

  • 出席扱いの確保:H2-4で説明した3条件を満たし、出席日数を確保する
  • 定期テストへの参加:可能であれば、学校の定期テストに参加して評定をつけてもらう
  • 学力の維持・向上:受験勉強は独学・塾・家庭教師などで継続する

全てを同時に満たすのは、体力・精神力ともに大変な場合があります。「今の子どもの状態で何が現実的か」を見極めながら、無理のない範囲で検討してください。

内申点が取れないときの受験ルート

内申点が十分に取れない場合でも、高校に進学するルートはあります。

選択肢①:通信制高校

通信制高校の多くは、入学選考で内申書をほとんど重視しません。面接と作文(または基礎学力テスト)で判断する学校が多く、不登校経験がある生徒の受け入れに積極的な学校も多いです。

全日制・定時制の公立高校と比べると入学のハードルが低く、自分のペースで学べる環境が整っています。通信制高校については、このサイト(通信制高校カフェ)で詳しく解説しています。

選択肢②:高専(高等専門学校)

工業・情報・商船など特定の分野に特化した5年制の学校です。内申書よりも学力検査重視の傾向があります。特定の分野への興味・適性がある子どもには合う選択肢です。

選択肢③:高卒認定試験(高認)

高校に在籍せずに、試験に合格することで「高校卒業と同等の学力がある」と認定される制度です。大学受験の資格を得たい、就職の幅を広げたいという場合に有効です。高校卒業資格ではなく「高卒認定」なので、大学進学を目指す場合の選択肢として位置づけられます。

どのルートも「普通の高校に行けなかった」ではなく、子どもの状況に合わせた適切な選択です。

「無理に受験しなくていい」という選択肢も正直に伝えます

多くの保護者の方は、「高校受験に成功しなければ子どもの将来はない」という不安を抱えています。でも、高校受験は人生のゴールではありません。

子どもが今、心身ともに疲弊しているなら、受験よりも回復を優先することが長い目で見て大切な場合があります。一時的に「受験しない」という選択をとり、回復してから通信制高校に進む、高卒認定を取ってから大学を目指す——そういった迂回路も、十分に有効な道です。

「中学卒業後すぐに高校受験しなければいけない」というルールは存在しません。14〜15歳での判断が、その後の人生全体を決めるわけではありません。

子どもが今どんな状態にあるか、何を一番大切にしたいか——そこから逆算して進路を考えることが大切だと思います。

通信制高校への進学を検討している場合は、通信制高校診断でお子さんに合うタイプを簡単に確認できます。

関連記事:通信制高校診断 — 何を重視するかで絞り込む

フリースクールと通信制高校の違いと使い分け|中学のうちに考えておきたいこと

「フリースクールと通信制高校って何が違うんだろう」という疑問を持つ方はとても多いです。混同されやすいですが、対象となる学年・役割・法的位置づけが全く異なります。中学生のうちに整理しておくと、今後の進路選択がスムーズになります。

フリースクールは中学生の「今」を支える場所、通信制高校は高校の「学籍」がある場所

最もシンプルな違いをお伝えします。

フリースクール(中学生向け):学校教育法上の「学校」ではない民間施設。中学生の「今」の居場所を提供する。中学の卒業資格・学籍は在籍する公立・私立中学校にある。

通信制高校:学校教育法に基づく正式な「高校」。高校の学籍があり、単位を修得して卒業すると高校卒業の学歴が得られる。

この根本的な違いを押さえておくと、「どちらを選ぶか」という問いの立て方が変わります。中学生の段階でフリースクールを選ぶことと、高校で通信制を選ぶことは、競合する選択肢ではなく、時期と役割が異なる連続した選択です。

比較項目フリースクール(中学生向け)通信制高校
対象学年主に小中学生(一部高校生も)高校生
学籍元の中学校にある通信制高校にある
卒業資格中学校の卒業資格は元の学校が発行高校卒業の学歴が取得できる
費用月3〜6万円程度年間30〜100万円超(スクールによる)
目的居場所・回復・学習サポート高校の単位修得・卒業資格取得

中学在籍のままフリースクールへ、高校から通信制に進む流れ

実際に多くの家庭が選んでいるのは、以下のような流れです。

1. 中学在籍中:フリースクール(または適応指導教室)に通いながら、心身を回復させる

2. 中3秋〜冬:通信制高校などの進路を検討・出願準備をする

3. 高校入学後:通信制高校で自分のペースで高校の単位を修得する

この流れは「中学で諦め、高校でやり直す」ではありません。中学の時期を回復に使い、高校で新しいスタートを切るという前向きな設計です。

通信制高校は内申書不要・面接重視の学校が多く、中学で不登校だった生徒の受け入れに積極的です。「中学のことは関係ない、高校では新しく始めよう」という気持ちで入学できる環境が整っています。

フリースクールと通信制高校の「中等部」を併用するパターン

近年、通信制高校を運営する法人が「中等部」を設置するケースが増えています。代表的なものはN中等部(角川ドワンゴ学園)やルネサンス中等部などです。

これらは法的には「フリースクール」に分類されますが、通信制高校のカリキュラムや雰囲気を体験できる中等部として、中学生が通える施設です。卒業後はそのままグループ内の通信制高校に進学しやすく、「中学から高校への接続」をスムーズにする設計になっています。

費用は月額3〜5万円程度が多く、一般的なフリースクールと同程度です。「中学のうちから通信制高校の雰囲気を体験させたい」「卒業後の進路を見据えたフリースクールを探したい」という場合に有力な選択肢です。

中3秋以降、どちらを選ぶかの判断フロー診断

中3になり、進路を本格的に考える時期が来たときの判断フローをお伝えします。

```

【中3秋以降の判断フロー診断】

中3秋以降の進路判断フロー

各ステップを選んで、お子さんに合った方向を確認してください

STEP 1 / 4
出席扱いは確保できていますか?
STEP 2 / 4
定期テストに参加できていますか?
STEP 3 / 4
今のお子さんの状態は?
STEP 4 / 4
お子さんが大切にしたいことは?
あなたの選択
おすすめの方向性

このフローはあくまで一つの目安です。最終的には子どもと一緒に話し合いながら、進路を決めることが大切です。

通信制高校の具体的な学校を調べたい方は、人気の通信制高校まとめを参考にしてください。

関連記事:人気の通信制高校まとめ — 特徴別に比較する

中学生に合うフリースクールの選び方|失敗しないための4つの確認ポイント

情報が整理できたところで、実際に選ぶときの具体的な手順をお伝えします。「失敗した」という経験をした家庭に共通するパターンも正直にお伝えします。

タイプ別に確認すること

どのタイプのフリースクールが子どもに合うかを考える基準を整理します。

タイプ向いている状態確認すべき点
学習重視型学力への不安が強い・定期テストを受けたい教科学習の時間・カリキュラム・在籍校との連携実績
居場所重視型まず安心できる場所が欲しい・集団活動が嫌いではないスタッフの対応・在籍する子の年齢層・雰囲気
発達支援型発達の特性がある・感覚過敏や対人関係の困難がある専門スタッフの有無・個別対応の仕組み
オンライン型外出がまだ難しい・地方在住で近くに施設がない学習内容・コミュニケーションの頻度・保護者サポート

子どもの状態は変化します。最初は「居場所重視型」で通い始め、回復してきたら「学習重視型」に移るという流れも自然です。最初の1か所で全てを完結させようとせず、段階的に考えることも選択肢の一つです。

発達の特性(ASD・ADHD等)がある場合は、専門スタッフが在籍する「発達支援型」のフリースクールや、医療機関と連携しているスクールを選ぶと、より細やかなサポートが受けられます。

体験入学・見学で必ず聞く3つの質問

見学に行ったとき、以下の3つは必ず聞くようにしてください。

質問①:「出席扱いの実績はありますか?」

出席扱いを認めてもらえるかどうかは、スクールと在籍校の連携実績によっても変わります。過去に出席扱いが認められた実績があるスクールは、手続きのサポートも慣れていることが多いです。

質問②:「辞めていった子の主な理由を教えてもらえますか?」

「合わなかった理由」を正直に教えてくれるスクールは、誠実な運営をしている可能性が高いです。逆に「そういう子はほとんどいません」という答えが返ってきたら、慎重に検討することをおすすめします。

質問③:「月額以外にかかる費用はありますか?」

入会後に予想外の費用が発生するトラブルを防ぐため、教材費・校外活動費・設備費など月額以外のコストを事前に確認してください。

よくある失敗パターンと事前に防ぐ方法

フリースクールを選んだ後に「失敗した」と感じたケースには、いくつかの共通パターンがあります。

パターン①:子どもが合わなかった

見学のときと実際の通学で、子どもの感じ方が変わることがあります。体験入学(1〜2週間試せる施設が多い)を活用し、入会前に子ども本人が「ここなら大丈夫」と感じているかを確認してください。

パターン②:費用が想定を超えた

入会後に追加費用が判明したり、交通費・昼食代を含めると想定より大きな負担になるケースがあります。「年間トータルでいくらかかるか」を試算してから判断することをおすすめします。

パターン③:出席扱いがされなかった

「通えば自動的に出席になると思っていた」というケースがあります。H2-4で説明したように、出席扱いには在籍校の校長の認定が必要です。入会前に学校と確認しておくことが重要です。

パターン④:スタッフとの相性が合わなかった

スタッフの質・対応が子どもの状態に合うかどうかは、最終的な満足度に直結します。見学時にスタッフと子ども・保護者が話す時間を確保し、対話のスタイルや方針が自分たちに合うかを確認してください。

通い始めてから合わないと感じたときの対処法

入会後に「やっぱり合わない」と感じることは、珍しいことではありません。そうなったときの対処法をお伝えします。

まず、子どもの言葉を丁寧に聞く:「行きたくない」という言葉の背景に何があるかを確認してください。慣れの問題なのか、本質的に合わないのかで、対応が変わります。

担当スタッフに正直に相談する:「子どもがこういうことを言っている」と率直に伝えてみてください。スタッフ側で対応を変えてくれる場合もあります。

別の選択肢を検討する:それでも合わないなら、無理に通わせる必要はありません。オンライン型への切り替え、適応指導教室に戻る、しばらく自宅での休養を優先するなど、状況に応じて柔軟に考えてください。

一つのスクールに「全力投球」しなくていいんです。子どもに合う場所を探す旅は、時間がかかることもあります。

まとめ|フリースクールを選ぶことは、子どもを諦めることじゃない

ここまで読んでくださった方に、最後に伝えたいことがあります。

この記事でお伝えしたことの整理

  • フリースクールは民間の居場所施設。学校ではないが、子どもの回復と学びを支える場所として機能する
  • 費用は月3〜6万円が中心。無料の適応指導教室・自治体の補助金も活用できる
  • 出席扱いには3つの条件がある。在籍校との連携・校長の認定が必要で、自動的ではない
  • 出席扱いと内申点は別問題。出席日数は改善できても、定期テストに参加しないと評定が難しくなる
  • 高校受験の選択肢はある。内申不要の通信制高校・高卒認定など、複数のルートがある
  • 通信制高校への進学は、後退ではなく別の道。中学で回復して、高校から新しいスタートを切ることは十分に前向きな選択
  • 選び方は体験・見学が基本。入会前に3つの質問を必ず聞く

次のステップ:見学・診断ツール・通信制高校との比較へ

今すぐ動けなくても、大丈夫です。まずは情報を整理できたことが一歩前進です。

もし次の行動に迷っているなら、この3ステップを試してみてください。

ステップ1:近くのフリースクール(または適応指導教室)を1〜2か所検索して、見学の問い合わせをする

ステップ2:子どもの様子・希望を聞きながら、「今すぐ通わせる必要があるか」「もう少し待てるか」を判断する

ステップ3:高校進学を視野に入れながら、通信制高校についても並行して情報収集を始める

フリースクールを選ぶことは、学校を見捨てることでも、子どもの将来を諦めることでもありません。今の子どもに必要な環境を、一緒に探そうとしている——それだけで、十分に親としての責任を果たしています。

迷っていることは、それだけ真剣に考えているということです。

通信制高校への進学を検討中の方は、通信制高校診断でお子さんに合う学校タイプを確認してみてください。

関連記事:通信制高校診断 — 何を重視するかで絞り込む

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。

そんな時に役立つのが、通信制高校の一括資料請求サービスです。住所を入力するだけで、通学圏内の学校のパンフレットを簡単に取り寄せられます。

各校の特徴や違いを把握しやすくなり、子どもに合った学校を見つけやすくなります。パンフレットがあることで、視覚的にも検討しやすく「この学校は違うな」見極めがしやすくなります。

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失敗しない通信制高校選びで大事なことは複数の通信制高校から検討することです。その最初のステップが資料請求です。

でも自分の地域から通える通信制高校を探すのは大変だし、1校1校入力フォームに資料請求していくのも大変です。更に資料請求しても音沙汰も無いことも…。

そんな情報収集に便利な一括資料請求サービスの利用がおすすめです。

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  1. ↩︎
  2. ↩︎
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この記事を書いた人

通信制高校出身で生徒会長の経験を活かし、通信制高校・不登校について発信中。無料の不登校解決動画講座通信制高校選び方メルマガ講座 主催しています。

▶不登校→全日制高校退学→通信制高校
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