「フリースクール」という言葉を耳にして、何を思い浮かべますか。「無料で通える学校?」「学校に行けない子が行く場所?」——そんな漠然としたイメージを持ちながら、この記事にたどり着いた方も多いでしょう。
お子さんが学校に行けなくなった時、親として最初に感じるのは「どこかに相談できる場所はないか」という焦りかもしれません。フリースクールという言葉は知っているけれど、どんな施設なのか、定義があるのかないのか、よく分からない——そういう状態でいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、フリースクールの正式な定義から英語としての意味、日本で生まれた背景、他の施設との違いまでを、丁寧に整理してお伝えします。読み終えた頃には、「フリースクールって、こういうものか」とスッキリした状態で次のステップに進めるはずです。
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よくある原因として、
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- 親の意向で決めてしまった
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といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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フリースクールの定義とは?文部科学省の説明と「曖昧さ」の理由
文部科学省はフリースクールをどう説明しているか
文部科学省は、フリースクールを「不登校の児童生徒に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設」と説明しています。文部科学省「フリースクール・不登校に対する取組」1に記載された表現で、2015年に設置された「フリースクール等に関する検討会議」での議論をもとに整理されました。
大切なのは「民間の施設」という部分です。フリースクールは、市区町村が運営する公的な施設ではありません。NPOや任意団体、個人など、様々な運営主体が設立・運営しています。
関連記事:フリースクールの種類・選び方・費用を網羅した総合ガイド
フリースクールは「学校」ではない——法的な立ち位置を整理する
フリースクールは、学校教育法(がっこうきょういくほう)が定める「学校」ではありません。学校教育法第1条に規定される「一条校」(幼稚園・小学校・中学校・高校・大学など)に該当しないのです。
これは何を意味するのでしょうか。フリースクールには、学習指導要領に従って授業を行う義務がありません。教員免許を持つ教師を配置する義務もありません。施設ごとに、独自の活動内容やプログラムを自由に設定できます。
だからこそ、フリースクールはそれぞれの施設が子どもの実情に合わせた柔軟な支援を提供できるのです。一方で、国が直接監督・認定する仕組みもないため、施設の質にばらつきが生じることも事実です。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より フリースクールが「学校ではない」と聞くと不安を感じる方もいます。でも実際には、この「学校でない自由さ」こそが、学校になじめなかった子どもたちにとってのハードルを下げています。制度的な枠がないからこそ、それぞれの子どもに合わせた柔軟な対応が生まれています。
なぜフリースクールには明確な定義がないのか
「定義が曖昧だということは、信頼できない施設もあるのでは?」と思う方もいるかもしれません。実は、定義が明確でない理由には、子どもたちを守るための意図があります。
全ての不登校の子どもに同じ支援が合うわけではありません。学習支援が必要な子、まず安心して過ごせる場が必要な子、体験活動を通じて自信を取り戻したい子——支援のニーズは一人ひとり異なります。
厳格な定義をつくると、その定義に合わない支援は「フリースクールではない」と排除されてしまいます。多様な子どものニーズに応えるために、あえて定義を緩やかにしておくことが、この分野の多様性を守る役割を果たしているのです。
フリースクールは英語で何という?"free"は「無料」じゃない理由
英語表記は"free school"——でも「無料の学校」ではない
「フリースクールって、英語で書くと"free school"ですよね。ということは、無料の学校ということ?」
この疑問は非常に自然です。実際、「フリースクール 無料」というキーワードで検索する人が多いほど、この誤解は広まっています。
答えを先にお伝えします。フリースクールの"free"は「無料」を意味しません。"free"は「自由(freedom)」を意味しています。
英語圏では、"free school"という言葉は歴史的に「自由な教育の場」「子どもの自主性を重んじる学校」という意味で使われてきました。子どもが自分のペースで、自分の興味関心に沿って学べる——そういった「自由(free)」の哲学から名付けられた名前です。
日本のフリースクールも同じ発想です。学校の時間割や学習指導要領に縛られず、子ども自身が「今日は何をしようか」と選べる——その「自由さ」こそが、"free school"という名前の本質です。ですから、フリースクールは原則として無料ではなく、月額費用がかかります(詳細は後述)。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「フリースクールは無料」という誤解は本当によく見ます。保護者の方が初めてフリースクールを検索する際、費用の問題でがっかりするケースが多い。「free=自由」という本来の意味を最初に知っておくと、施設選びの心構えが変わります。費用についての詳細は別記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
alternative school・democratic school——英語圏での呼び分け
英語圏では、日本でいうフリースクールに近い施設を様々な名称で呼びます。主なものをご紹介します。
alternative school(オルタナティブスクール)
「既存の学校制度に代わる(alternative)教育の場」という意味です。従来型の学校教育とは異なるアプローチで子どもを育てる施設の総称として使われます。モンテッソーリやシュタイナー教育を取り入れた学校も含まれます。
democratic school(デモクラティックスクール)
「民主主義的な学校」という意味です。生徒と教師が対等に話し合い、学校のルールや活動内容を民主的に決める施設です。1921年にA・S・ニールによって創設され、その後イギリスに移転したサマーヒル・スクールが代表的な例です。
unschooling(アンスクーリング)
学校に通わず、生活の中で自然に学ぶアプローチです。施設ではなく、教育哲学としての呼び名です。
これらの名称は、施設ごとの教育哲学や運営スタイルによって使い分けられます。日本のフリースクールは、これらの要素を取り入れながら、「不登校の子の居場所」という独自の文脈を持って発展してきました。
イギリス・アメリカ・日本で「free school」の意味が異なる理由
「free school」という言葉は、国によって意味が大きく異なります。読者の皆さんが混乱しないよう、3つの文脈を整理します。
イギリスの「Free schools」(Fは大文字)
イギリスでは2010年代から、政府の資金援助を受けて民間団体や保護者グループが設立・運営する公設民営学校を「Free schools」と呼びます。大文字の「F」が特徴で、政府の教育カリキュラムに一定程度従う必要がある公教育の一形態です。日本のフリースクールとは全くの別物です。学費は無償(政府が負担)ですが、「自由」という意味でのfreeではなく、地方自治体の管理から「自由(free from local authority control)」であることを意味しています。
アメリカの「free school」(小文字)
1960〜70年代に広まった民主的・代替的教育の施設を指すことが多いです。子どもの自主性を最大限尊重し、既存の教育制度に縛られない自由な教育を行う施設として発展しました。
日本の「フリースクール」
1980〜90年代の不登校問題の深刻化を背景に生まれた、民間の不登校支援施設です。「不登校の子どもの居場所」という文脈が強く、英語圏のfree schoolとは生まれた背景も目的も異なります。
このように、同じ「free school」という言葉でも、国によって意味は全く異なります。日本語で「フリースクール」という場合は、「不登校の子どもを支援する民間施設」を指すと理解しておけば問題ありません。
関連記事:フリースクールの費用・種類・選び方を網羅した総合ガイド
日本のフリースクールはいつ・なぜ生まれたのか|歴史と現在の姿
不登校問題から生まれた——日本のフリースクールの起点
日本でフリースクールが生まれた背景には、1980年代以降に深刻化した不登校問題があります。
当時、学校に行けない子どもへの支援は極めて限られていました。「学校復帰」だけを目標とする支援が主流で、学校以外の居場所はほとんどなかったのです。そのような状況に危機感を持った教育者や保護者が、民間の居場所として立ち上げたのがフリースクールの始まりです。
日本初期のフリースクールとして広く知られるのが、1985年に設立された「東京シューレ」(東京・北区)です。子どもの自主性・自由を尊重した「子ども中心」の教育を実践し、日本のフリースクール文化の基礎をつくりました。同時期から各地で同様の施設が生まれ、1990年代にかけて全国へと広まっていきました。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より フリースクールが生まれた1980年代は、不登校の子どもが「怠けている」「根性がない」と見られることも多かった時代です。そんな中でも子どもの側に立ち、居場所をつくろうとした人たちがいた。その積み重ねが今のフリースクール文化につながっています。
当時の不登校の子どもたちの状況を当サイトに届いた声からも感じ取ることができます。
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「小中学校と不登校で通信制高校を3校見学、体験、説明会に参加しましたが、クラーク記念国際高等学校は全日制に近い全日型という通い方があり、小中学校でやり残したことを高校生活でリベンジできると思い、入学を決めました。先生もひとりひとりに寄り添ってくれて、でも厳しくするところではきちんと厳しくしてくれます。」
— ずん(生徒の保護者)
フリースクールを経由して、次のステップへ進んでいく子どもたちの姿が見えてきます。
日本独自の「不登校支援」という文脈が定義を形作った
日本のフリースクールが「不登校支援」の施設として定着していったのは、社会的な需要があったからです。
文部科学省の調査によれば、2022年度の不登校児童生徒数は約29万9千人に達しました。文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」2によると、前年度から約22%増加しており、10年前と比較すると約2倍以上に増加しています。このような状況の中で、公的な支援だけでは対応しきれない部分を、民間のフリースクールが担うようになっていきました。
英語圏の「free school」が「自由な教育哲学」を中心に発展したのに対し、日本のフリースクールは「不登校の子どもの居場所・支援」という文脈で独自の発展を遂げました。これが、日本のフリースクールの定義が「不登校支援」という側面を強く持つ理由です。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「一般的な高校では考えられないくらい、先生方の生徒への配慮が行き届いています。過去に不登校を経験している生徒も多いので、締め付けや強制されることはなく、入学式等でも、「体調が悪くなったら外れていいよ」等とにかく優しいです。基本的に週に1回の登校なので、本人も負担なく行けています。」
— さつき(生徒の保護者)
不登校の経験を持つ子どもに寄り添う文化は、フリースクールから通信制高校へと受け継がれています。
現在の状況——全国300〜500か所、多様化するフリースクール
現在、全国にはどれくらいのフリースクールがあるのでしょうか。
文部科学省が2015年に実施した調査では、全国に約474か所のフリースクール等が確認されました。文部科学省「フリースクール等の支援の在り方に関する調査研究」3ただし、これはあくまで調査時点のデータです。近年も新たな施設が増え続けており、現在は500か所を超えているとも言われています。
施設の形態も多様化しています。かつては「居場所型」(子どもが安心して過ごせる場の提供)が中心でしたが、現在は学習支援に特化した施設、体験活動を重視した施設、オンラインで運営するフリースクールなど、様々なタイプが存在します。
フリースクールと似た施設の違い|4つの施設を比較して整理する
4施設の違いをひと目で分かる比較表
フリースクールと混同されやすい施設が3つあります。まず比較表で全体像を掴みましょう。
| 施設名 | 運営主体 | 目的・役割 | 費用目安 | 出席扱い |
|---|---|---|---|---|
| フリースクール | 民間(NPO・任意団体等) | 不登校の子の居場所・学習支援 | 月1万〜5万円程度 | 条件次第で可能 |
| 適応指導教室(教育支援センター) | 公立(市区町村) | 学校復帰を目指す指導・相談 | 無料〜低額 | 原則として出席扱い |
| 学びの多様化学校(不登校特例校) | 公立・私立 | 不登校生を対象とした正規学校教育 | 公立は無料〜低額 | 学校として出席扱い |
| オルタナティブスクール | 民間 | 独自の教育哲学に基づく教育 | 月3万〜10万円以上 | 施設・条件による |
フリースクール vs 適応指導教室(教育支援センター)
適応指導教室(現在は「教育支援センター」という名称が使われることも多い)は、市区町村の教育委員会が設置する公的な施設です。最大の特徴は、学校への復帰支援を主目的としていることです。
在籍している学校の判断によりますが、適応指導教室への通所は原則として出席扱いになります。公的施設なので費用は無料または低額です。
フリースクールとの違いをひと言で言うと、「公的か民間か」「学校復帰支援が主目的か、より広い意味での自立支援か」という点です。適応指導教室は公的な機関として学校と密に連携しますが、フリースクールは民間施設として独自のプログラムを運営します。
フリースクール vs 学びの多様化学校(不登校特例校)
学びの多様化学校は、2023年から正式名称となった施設です(以前は「不登校特例校」と呼ばれていました)。学校教育法に基づく正規の「学校」として、不登校の子どもに合わせた特別なカリキュラムを提供します。
フリースクールとの最大の違いは、「学校」として認可されているかどうかです。学びの多様化学校は、在籍すること自体が「学校に通っている」ことを意味します。卒業資格も取得できます。一方、フリースクールは法的に「学校」ではないため、在籍している学校の許可がなければ出席扱いにはなりません。
フリースクール vs オルタナティブスクール
オルタナティブスクールは、既存の学校教育とは異なる教育哲学(モンテッソーリ・シュタイナー・イエナプランなど)に基づいて運営される施設です。
フリースクールとの違いは、設立の動機にあります。オルタナティブスクールは「より良い教育を実現したい」という教育哲学が先にあります。フリースクールは「不登校の子どもの居場所をつくりたい」という支援ニーズが先にありました。
実際には、両者の特徴を持つ施設も多く、境界線は曖昧になっています。大切なのは、「この施設が自分の子どもに合っているか」を具体的に確かめることです。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「どれが一番いいか」という質問をよく受けます。正直、子どもによって全然違います。学校に戻ることを目標にしているなら適応指導教室が向いているかもしれないし、学校制度そのものから離れて自由に過ごしたいならフリースクールの方が合っているかもしれない。「正解」はなく、今の子どもに合うかどうかで判断することが大切です。
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フリースクールを担任・祖父母・友人に説明するための言葉
フリースクールへの通所を検討するとき、「どう説明したらいいんだろう」と悩む保護者は少なくありません。担任の先生、祖父母・親戚、子ども本人——それぞれに伝わりやすい言葉は異なります。うまく説明できなくて当然です。まずは、「大体こんな言い方でいいんだ」という安心感を持っていただければと思います。
当サイトにも、周囲への説明に悩みながら子どもの進路を支えた保護者の声が届いています。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「息子が中学校から不登校で、私立の高校も自らやめ、ルネサンス高等学校に転学しました。家にいながらレポート提出で、単位をとれ、年に1回だけ、本校のある茨木の高校へ合宿があります。学校にいけない子のためにサポートしてくださり、親としては、高校だけは卒業してもらいたかったので、安心材料になりました。通学できない子のためのこのような学校は必要だと感じました。」
— ゆっくりん(生徒の保護者)
一歩ずつ、子どもに合った選択肢を探していった保護者の姿が伝わってきます。
担任の先生への説明——「民間の居場所施設です」
担任の先生に対しては、制度的な側面を伝えることが大切です。「学校じゃないのに通っていいの?」という疑問を先回りして解消しましょう。
例文
「〇〇という施設に通わせようと考えています。学校教育法上の学校ではなく、不登校の子どもを支援する民間の居場所施設です。文部科学省の通知では、一定の要件を満たした場合、在籍校の出席扱いになることもあると聞きました。詳しく教えていただけますか?」
担任への説明では、「学校復帰を完全に諦めたわけではない」という文脈を示しつつ、フリースクールを「次のステップへの橋渡し」として位置づける話し方が、受け入れてもらいやすい傾向があります。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 担任の先生に相談するとき、最初から「フリースクールに通います」と報告するよりも、「検討しているので相談させてください」という姿勢の方がスムーズに話が進むことが多いです。先生も情報が少ない中で対応することになるので、一緒に確認していくスタンスが関係を壊しません。
祖父母・親戚への説明——「第三の学び場」
祖父母・親戚への説明で難しいのは、「学校でもないのに意味あるの?」という疑問に答えることです。フリースクールをポジティブな言葉で伝えることがポイントです。
例文
「学校でも塾でもない、第三の学び場に通わせることにしました。不登校の子どもが安心して過ごしながら、自分のペースで学んだり体験したりできる民間施設です。学校復帰だけを目標にするのではなく、子ども自身が自分の力で動き出せるようになることを支援してくれる場所です」
「学校に行けない子が行く場所」という表現ではなく、「子どもの可能性を育む場」というフレーミングで話すと、祖父母世代にも受け入れてもらいやすくなります。
子ども本人への説明——「安心して過ごせる場所のひとつ」
子どもへの説明で最も大切なのは、「学校の代わり」という印象を与えないことです。フリースクールは「学校に行けなかったから仕方なく行く場所」ではありません。
例文
「学校以外にも、安心して過ごしたり学んだりできる場所がいくつかあるんだよ。フリースクールはその一つで、自分のペースで好きなことをやりながら過ごせる場所。行ってみたいと思ったら、一度見学してみようか」
子どもへの説明では、押しつけずに「選択肢の一つ」として提示することが重要です。本人が「行ってみようかな」と思えるかどうかが、フリースクールを有意義にする最初のステップです。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「元々中学校に、通えていなかったため、そのようなところも、含めてこちらの方が、自分にとっては通いやすいと、感じ選びました。同時に、個別で指導していただけるので、自分のペースで勉強ができ通信なので、毎日通う事もしなくてよいところも、個人的には、魅力に感じました。」
— なり(生徒本人)
自分のペースで通える場を見つけた時の安堵感が伝わってきます。子ども自身が「ここなら大丈夫」と思えるかどうか、それが最初の一歩になります。
フリースクールの費用・出席扱い・進路の基本情報まとめ
費用の目安——月3万円前後が多いが施設によって幅がある
フリースクールの費用は、施設によって大きな差があります。一般的な目安として、月額1万〜5万円程度が多く、全国平均では月3万3千円前後というデータがあります(文部科学省2015年調査)。入会費や教材費が別途かかる施設もあります。
費用は施設の立地・規模・サービス内容によって異なります。詳しい費用の内訳や補助制度については、専門記事で解説しています。
関連記事:フリースクールの費用・月謝の詳細はこちら
在籍校の出席扱いになる可能性がある
文部科学省は、一定の要件を満たしたフリースクールへの通所を、在籍する学校の判断により出席扱いにすることができると定めています。文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日4ただし、出席扱いになるかどうかは在籍校の校長の判断であり、全ての施設・全てのケースで自動的に認められるわけではありません。
出席扱いを希望する場合は、フリースクール側・在籍校側と事前に相談することが必要です。詳細は専門記事で確認してください。
卒業資格・進路への影響の概要
フリースクールに通うこと自体は、卒業資格に直接影響しません。小・中学校の卒業資格は、フリースクールに通っていても在籍校から得られます。高校の場合も、在籍している通信制高校やサポート校から卒業資格を得ることができます。
進路については、フリースクール卒業後に通信制高校へ進学するケースも増えています。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「中学生のときに不登校になりました。しかし、大学に進学したいと強く希望するようになり、通信制の高校でも大学へ進学できるだけの勉強ができる高校を探していたときに見つけました。当校では、いつも各生徒の体調に気遣い、本人の学習理解のスピードに合わせてくれました。念願だった大学へ合格することができました。」
— ドングリ(生徒本人)
不登校の時期を経て、自分のペースで前に進んだ声です。今は見通しが持てなくても、次のステップへの道は必ずあります。
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フリースクールに関するよくある質問
Q1. フリースクールとはどんな施設ですか?
フリースクールは、不登校の子どもを支援する民間施設です。文部科学省は「不登校の児童生徒に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設」と説明しています。学校教育法上の「学校」ではなく、NPOや任意団体などが独自に設立・運営しています。
Q2. フリースクールの「フリー(free)」は無料という意味ですか?
いいえ、「free」は「無料(free of charge)」ではなく「自由(freedom)」を意味します。子どもが自分のペースで、自分の興味関心に沿って学べる「自由さ」が名前の由来です。フリースクールは原則として月額費用がかかります(全国平均は月3万3千円前後)。
Q3. フリースクールに通うと学校の出席扱いになりますか?
一定の要件を満たした場合、在籍する学校の校長の判断により出席扱いにすることができます。ただし、自動的に認められるわけではありません。出席扱いを希望する場合は、事前にフリースクールと在籍校の双方に相談することが必要です。
Q4. フリースクールと適応指導教室(教育支援センター)はどう違いますか?
最大の違いは「公的か民間か」「学校復帰支援が主目的か否か」の2点です。適応指導教室は市区町村の教育委員会が設置する公的施設で、費用は無料〜低額、通所すれば原則として出席扱いになります。フリースクールは民間施設で費用がかかりますが、より自由度の高いプログラムを提供しています。
Q5. フリースクールは卒業資格をもらえますか?
フリースクール自体から卒業資格を取得することはできません。小・中学校の卒業資格は在籍校から得られます。高校の場合も、在籍している通信制高校などから卒業資格を取得する形になります。
Q6. 日本のフリースクールはいつ生まれたのですか?
1980年代の不登校問題の深刻化を背景に生まれました。1985年に設立された「東京シューレ」(東京・北区)が日本の草分け的なフリースクールとして知られており、その後1990年代にかけて全国へと広まっていきました。
Q7. フリースクールと学びの多様化学校(不登校特例校)の違いは何ですか?
学びの多様化学校は、学校教育法に基づく正規の「学校」として認可された施設です。在籍することで「学校に通っている」と認められ、卒業資格も取得できます。フリースクールは法的に「学校」ではないため、出席扱いの認定は在籍校の判断次第です。
まとめ
この記事では、フリースクールの定義・英語の意味・歴史・他施設との違いを整理してきました。最後に要点をまとめます。
- フリースクールの定義:不登校の子どもを支援する民間施設。学校教育法上の「学校」ではない
- 法的な立ち位置:一条校ではないため、独自のプログラムを自由に運営できる
- 英語での意味:"free"は「無料」ではなく「自由(freedom)」。無料の学校ではない
- 国による違い:イギリス・アメリカ・日本で「free school」の意味は異なる
- 日本での背景:1980年代の不登校問題から生まれた、不登校支援という独自の文脈を持つ
- 他施設との違い:適応指導教室・学びの多様化学校・オルタナティブスクールとは運営主体・目的・制度が異なる
「定義が曖昧だから怪しい」のではなく、「多様な子どものニーズに応えるために、あえて定義を縛らない」——そういう考え方でフリースクールは存在しています。お子さんに合った居場所を探す過程で、この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
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