「フリースクールって、やばいって聞いたけど大丈夫?」
お子さんの不登校に悩むなかで、フリースクールという選択肢を調べていると、こんな声を目にすることがあります。費用が高すぎる、スタッフが素人ばかり、卒業資格がもらえない。そういった不安が「やばい」という言葉に詰まっています。
この記事では、フリースクールが「やばい」と言われる理由を4つに整理したうえで、信頼できる施設を見極めるための具体的なポイントを解説します。フリースクールのメリットと、失敗するパターンも正直にお伝えします。
「うちの子に合う施設をどうやって選べばいいのか」と悩んでいる方に、判断の軸を持っていただくことがこの記事の目的です。結論から言えば、すべてのフリースクールが問題のある施設というわけではありません。ただし、施設によって質に大きな差があることは事実です。
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不登校で通信制高校を選ぶ注意点
不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。
ただし注意して欲しいことがあります。それが
「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。
これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。
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フリースクールとは?学校・塾との違いをわかりやすく解説
フリースクールの定義と主な活動内容
フリースクールとは、不登校の子どもや学校に馴染めない子どもが、学校の代わりに通える民間の居場所・学習の場のことです。
文部科学省は「不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設」として位置づけており、学習支援・居場所提供・体験活動など、活動内容は施設によってさまざまです1。
学校との最大の違いは、通学が義務ではなく、カリキュラムや時間割も固定されていない点です。塾との違いは、学力向上を主目的とせず「子どもが安心して過ごせる場所」を重視していることにあります。
主な活動内容は以下のとおりです。
- 学習支援(スタッフによる個別指導・グループ学習)
- 自由な時間・休養(ゲーム・読書・制作活動など)
- 体験活動(料理・農業・アウトドアなど施設による)
- カウンセリング・面談(心理士・支援員が関与する施設も)
✍️ 通信制高校カフェ運営者より フリースクールは「学校の代替施設」ではなく、「子どもが回復するための場所」として機能することが多いです。学習だけを求めて入会すると、イメージと違うと感じるケースもあります。アドラー心理学では「人は所属に向かう力を持っている」と言います。フリースクールを、子どもが安心して所属できる場所として機能させることが、回復への最初の一歩になります。
通う子どもはどんな状況が多い?
フリースクールを利用する子どもの多くは、不登校状態にある小・中学生です。文部科学省の調査によると、2024年度(令和6年度)の小中学校における不登校児童生徒数は約35万4,000人で、12年連続で過去最多を更新しています2。
不登校の背景はさまざまで、「学校の人間関係がつらい」「授業のペースについていけない」「身体的・精神的な疲弊で登校できない」といった状況が重なっているケースが少なくありません。
フリースクールはこうした子どもたちが「学校以外のどこかに所属できる場所」として機能します。特に中学生の利用者が多く、高校進学や進路を考えはじめる時期に、フリースクールへの入会を検討する家庭が増えています。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 不登校は急に始まったように見えますが、お子さんの心の中ではずっと前から始まっています。「ある日突然行けなくなった」ように感じる場合も、長い時間をかけてエネルギーが消耗していたことが多いです。フリースクールに通うかどうかを検討する前に、まずお子さんが「休んでいい」と感じられる環境をつくることが最優先です。
関連記事:中学生のフリースクール活用については、専用の記事でより詳しく解説しています
月にかかる費用の相場は?
フリースクールの月額費用は、施設の種類によって大きく異なります。
| 種別 | 月額費用の目安 |
|---|---|
| 民間フリースクール | 3万〜5万円程度 |
| NPO・市区町村運営 | 無料〜1万円程度 |
| 自宅訪問型 | 3万〜8万円程度 |
民間フリースクールの月額平均は約3万3,000円とされています(文部科学省調査)。公立の学校とは異なり、就学支援金(高等学校等就学支援金)の対象外となるため、費用は全額自己負担です3。
年間で計算すると36万〜60万円にのぼるため、家計への影響は小さくありません。
関連記事:フリースクールの費用と料金相場について詳しく解説しています
フリースクールが「やばい」と言われる4つの理由
フリースクールに対して「やばい」と感じる不安には、根拠のあるものとそうでないものが混在しています。ここでは、実際に問題として挙げられることが多い4つの理由を整理します。すべてのフリースクールに当てはまるわけではありませんが、一部の施設では現実として起きていることです。
理由①:費用が高くて家計を圧迫する
最も多く聞かれる不安が「費用の高さ」です。民間フリースクールの月額は平均約3万3,000円ですが、施設によっては月8万〜10万円を超えるケースもあります。
学校教育費との比較で考えると、公立中学の教育費(学習費総額)は年間平均約54万2,000円とされています(文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」)4。フリースクールの費用はこれに上乗せになるため、経済的な負担は大きくなります。
入会金・教材費・行事費などが別途発生する施設も少なくありません。「月額3万円と聞いていたのに、実際は5万円以上かかった」という声は珍しくありません。
費用の内訳が明示されていない施設は要注意です。後述する「見分け方のポイント④⑤」で具体的な確認方法を解説します。
関連記事:フリースクールの費用と料金相場について詳しく解説しています
理由②:スタッフが無資格・経験不足なケースがある
フリースクールの運営に、法律上の資格要件は定められていません。教員免許を持つスタッフがいる施設もありますが、まったくの未経験者がスタッフとして関わる施設も存在します。
この点が「やばい」という声につながっています。子どもの心理的なケアや学習支援には、相応の知識と経験が求められます。しかし、施設によってスタッフの質に大きなばらつきがあるのが現状です。
特に問題になりやすいのが、子どものトラブル対応です。不登校の子どもはさまざまな背景を持つため、専門知識なしに対応すると二次的な問題が生じることがあります。
見学の際にスタッフの資格・経験・研修体制を確認することが、施設を見極めるうえで欠かせません。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 不登校の子どもが「勇気をくじかれた状態」にある時、スタッフの関わり方がその後の回復を大きく左右します。適切な知識を持たない大人が安易に関わることで、子どもの自己肯定感をさらに下げてしまうケースもあります。スタッフの質の確認は、施設選びの最重要ポイントの一つです。
理由③:学歴・卒業資格が得られない
フリースクールに通っても、中学校の卒業資格は自動的には得られません。義務教育段階(小・中学校)では、在籍校の出席扱い認定を受けることで学籍は維持されますが、卒業証明書はあくまで在籍した学校から発行されます。
フリースクールへの出席が学校の出席として認められるかどうかは、在籍校の校長判断によります。認められる場合もあれば、認められない場合もあるため、事前に在籍校へ確認することが欠かせません。
高校生の場合は、フリースクールへの通学が出席扱いになるケースは少なく、高卒資格も取得できません。高校卒業資格を得るには、通信制高校への転入・編入、または高卒認定試験(高認)が選択肢になります。
関連記事:フリースクールの出席扱いと卒業資格の詳細はこの記事で整理しています
理由④:子どもが社会に馴染めなくなるかもしれない
「フリースクールに通わせると、一般的な社会のルールや集団生活に適応できなくなるのでは」という不安も根強くあります。
この懸念は、一概に否定できません。フリースクールは子どものペースを優先する環境のため、一般的な学校生活と比べると自由度が高くなります。
一方で、「集団に馴染めなくなった」という経験を持つ子どもが、フリースクールで安心感を取り戻してから、通信制高校や一般的な職場環境へステップアップするケースも多くあります。
重要なのは、フリースクールをゴールとして捉えるのではなく、次のステップへの回復期間として位置づけることです。この視点については、後述の「フリースクールと通信制高校の使い分け」で詳しく解説します。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「学校に行くことが目的ではなく、社会的に自立することがゴール」という視点で考えると、フリースクールへの不安が少し変わります。文部科学省も不登校支援の目標は「社会的自立」であると明言しています5。フリースクールが自立へのステップとして機能するなら、それはとても意義のある選択です。
フリースクールのメリット:子どもが変わったと感じた声
「やばい」とされる問題があることを前提に置きながら、フリースクールに通うことで得られる変化についても正直にお伝えします。信頼できる施設を選べば、子どもの回復に大きく貢献するケースがあります。
安心できる「居場所」が見つかる
フリースクールの最大のメリットは「居場所ができること」です。学校という空間が苦しくなった子どもにとって、「ここにいていい」と感じられる場所があるかどうかは、心の回復に直結します。
「フリースクールに通いはじめてから、朝起きられるようになった」という変化を報告する家庭があります。勉強ができたからではなく、「行ける場所がある」という安心感が生まれたことによるものです。
「不登校は甘えではないか」という疑問を持つ保護者の方も少なくありません。不登校の背景には心理的な消耗が関係していることが多く、休養と安心の場所を確保することは、回復の第一歩として意味を持ちます。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 通信制高校カフェが知る事例の中にも、小学校から中学校まで6年間ほぼ不登校だった方が、通信制高校で自分に合った居場所を見つけ、その後短大・正社員として活躍されているケースがあります。「居場所が見つかること」は、その後の人生を大きく変えます。フリースクールが最初の居場所になることは、決して小さなことではありません。
自分のペースで学べる環境が心を回復させる
学校の画一的な授業ペースが合わず、苦しんでいた子どもが、自分のペースで取り組める環境に移ることで、学習への意欲が戻ってくることがあります。
「学校では5分も集中できなかったのに、フリースクールでは30分興味のあることに取り組めるようになった」という変化が報告されることがあります。
強制されない環境が、かえって自主性を引き出すというのは、フリースクールの支援現場でよく聞かれる報告です。「やりたいことから始める」という経験の積み重ねが、自信の回復につながります。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 不登校中のゲームやスマホを「時間の無駄」と感じる保護者の方は多いですが、心の体力が回復していない段階では、好きなことに集中できる時間こそが回復に必要です。「興味関心に取り組める環境」が整ってはじめて、次のステップへの意欲が生まれます。フリースクールの「自由な時間」には、そういう意味があります。
同じ境遇の仲間と出会える
学校を休んでいる期間は、どうしても孤立感が生まれます。「自分だけが特別ダメなんじゃないか」という感覚を持つ子どもも少なくありません。
フリースクールでは、同じように学校に行けない経験を持つ仲間に出会えます。「自分と似たような状況の人がいると知って、楽になった」という声がよく聞かれます。
仲間の存在が、孤独感の解消だけでなく「自分も何かやってみよう」という動機につながるケースもあります。
フリースクールに行かないリスクとの比較
フリースクールのリスクを考えるとき、「行かないことのリスク」も同時に考えることが大切です。
不登校が長期化すると、生活リズムの乱れ・学習の遅れ・社会との接点の喪失が進む傾向があります。支援を受けずに引きこもる状態が続くことで、回復に時間がかかるケースがあることも事実です。
フリースクールを選ぶかどうかは、子どもの状態・施設の質・家庭の方針によって異なります。「行かないリスク」と「行くリスク」を並べて比較したうえで判断することが重要で、何もしないことがベストとも限りません。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「見守っているだけでは不登校は改善しない」というのは、不登校支援の現場での共通見解です。カウンセラーや医師から「見守りましょう」と言われ続けたまま月日が過ぎていくケースは少なくありません。行動するかどうかは状況によりますが、「何もしないことが安全策」とは限らないことを知っておいてほしいです。
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フリースクールで後悔しないために:失敗する人のパターン
フリースクールを選んで後悔した、という声には共通したパターンがあります。入会前に知っておくことで、同じ失敗を避けやすくなります。
子どもの意思を確認せずに入会してしまうパターン
最も多い失敗のパターンは、保護者が先行して決めてしまうことです。「子どものために良かれと思って入会させたが、子ども自身が行く気になれず、すぐに通わなくなった」という経緯をたどるケースが少なくありません。
フリースクールは、子ども本人が「ここに行ってもいいかな」と感じられるかどうかが、継続の鍵を握ります。保護者の熱意だけで手続きを進めると、入会後に子どもが拒否感を持ちやすくなります。
「体験に一緒に行ってみる」「見学のあとに子どもの感想を聞く」という段階を踏むことが、失敗を防ぐうえで欠かせません。入会の最終判断は子ども本人と一緒に進めましょう。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 通信制高校カフェが相談を受けた中にも、親御さんが良かれと思って学校を選んで転校させたものの、お子さんの本当の悩みが解消されておらず再び不登校になり、「親が勝手に決めた」と親子関係が悪化してしまったケースがありました。進路に関わる選択は、必ず子どもの本音を確認してから進めることが大切です。
入会前に見学・体験をしなかったパターン
「ホームページを見て良さそうだったので入会したが、実際の雰囲気は全然違った」というケースも多くあります。
フリースクールはウェブサイト上の情報と実態が乖離していることがあります。スタッフの雰囲気・他の子どもたちの様子・施設の清潔感など、実際に行ってみないとわからない要素が多くあります。
必ず見学・体験に参加してから入会を判断してください。1か所だけで決めず、最低でも2〜3施設を比べることで、子どもに合う場所が見えてきます。
高校卒業資格・進学を想定せずに入会するパターン
「今は休ませてあげることが大切」という気持ちは自然なことです。しかし、フリースクールへの入会時点で高校進学や卒業資格について何も考えていないと、中学校卒業後の進路で困ることがあります。
フリースクールに通っていても、高卒資格は自動的には取得できません。高校に進学したい場合は、通信制高校への入学・転入か、高卒認定試験を経る必要があります。
入会前の段階で「中学卒業後のステップ」まで見通しておくことが、後悔を防ぐために重要です。通信制高校と連携しているフリースクールを選ぶと、将来の進路がスムーズになる場合があります。
やばいフリースクールの見分け方:見学前に確認する7つのポイント
「信頼できる施設を見極めたい」と思っても、何を見ればいいかわからないことが多いです。ここでは見学前・見学時に確認すべき7つのポイントを具体的にまとめます。
確認ポイント①〜③:スタッフと運営体制で見極める
ポイント①:スタッフの経歴・資格を明示しているか
信頼できる施設は、スタッフの経歴や資格をホームページや見学時に開示しています。「教員経験あり」「心理士在籍」「支援員として〇年の経験」といった情報が公開されているかを確認しましょう。
「どんなスタッフがいますか」と問い合わせたときに明確に答えられない施設は注意が必要です。経歴を非公表にする正当な理由はありません。
ポイント②:スタッフの人数と子どもの人数比が適切か
1人のスタッフが何人の子どもを担当しているかは、支援の質に直結します。子ども10人にスタッフ1人というような施設では、個別対応が難しくなります。
見学の際に「普段の在籍人数とスタッフ人数」を質問しましょう。「1対〇〇人でサポートしている」と答えられない施設は、体制が不明確な可能性があります。
ポイント③:定期的な保護者との連絡・面談があるか
子どもの様子について、定期的に保護者へ報告・連絡がある施設は信頼度が高いです。「先週お子さんはこんなことをしていました」「最近こういった変化が見られます」という報告が定期的にある施設は、子どもの状態をきちんと見ている証拠です。
入会前に「保護者との連絡頻度はどのくらいですか」と聞いてみてください。
確認ポイント④〜⑤:費用の透明性で見極める
ポイント④:月額費用の内訳が明確に示されているか
「月額〇万円」とだけ書かれていて、内訳が不明な施設は要注意です。月額のなかに何が含まれているか(食費・材料費・行事費など)を入会前に書面で確認しましょう。
「あとからこんな費用がかかると言われた」というトラブルを避けるために、費用に関する説明を書面でもらうことをお勧めします。
ポイント⑤:退会・休会時の返金ルールが明確か
子どもの状態によっては、急に通えなくなることがあります。そのときに月額費用がどう扱われるかを事前に確認しておくことが重要です。
「退会する場合は1か月前に申告」「休会中も月額の50%が発生」など、ルールが明確な施設は運営の透明性が高いと判断できます。退会しにくい契約形態を強いる施設は避けたほうが無難です。
確認ポイント⑥〜⑦:子どもの状態変化で見極める
ポイント⑥:入会後の子どもの様子を定期的に評価する仕組みがあるか
通いはじめてから数か月後に「子どもにとってどんな変化があったか」を施設が把握・評価しているかどうかを確認しましょう。
定期的な面談やアセスメント(状態評価)を実施している施設は、子どもの成長を長期的に支援する意識が高いといえます。「どのくらいで変化が出ますか」「評価の仕方はどうしていますか」と質問してみてください。
ポイント⑦:合わなかったときに退会・変更が自由にできるか
どれだけ良さそうな施設でも、子どもとの相性は実際に通ってみないとわかりません。「試してみて合わなかったら退会する」という選択が取りやすいかどうかは、入会前に確認すべき重要なポイントです。
「退会を申し出たら引き留められた」「退会させてもらえなかった」という声が出る施設は問題があります。子どもが「ここじゃないかも」と感じたら、すぐに他の選択肢に切り替えられる状況を維持することが大切です。
信頼できるフリースクールが持つ3つの共通点
7つのポイントを踏まえたうえで、信頼できる施設には共通した特徴があります。
共通点①:情報開示に積極的
スタッフの経歴・費用の内訳・運営実績を自ら公開しており、問い合わせへの対応が丁寧で迅速です。「聞かれるまで言わない」ではなく「聞かれる前に伝える」姿勢がある施設は透明性が高いです。
共通点②:子どものペースを尊重する姿勢が一貫している
見学・体験の段階から「お子さんのペースで構いません」「無理に参加しなくていいですよ」という言葉がスタッフから自然に出てくる施設は、支援の理念が浸透しています。
共通点③:保護者との連携を大切にしている
「保護者もチームの一員」として位置づけており、定期的な連絡・面談・情報共有を欠かさない施設は、長期的な支援の質を保ちやすいです。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 施設を選ぶ際、「子どもが主体的に選べているかどうか」が最も大切な基準です。親が良いと思った施設でも、子ども自身が「ここには行きたくない」と感じていたら意味がありません。見学は必ず子どもと一緒に行き、帰り道に「どう感じた?」と聞いてみてください。子どもの言葉の中に、判断のヒントがあります。
「フリースクールだけでいいのか、通信制高校も検討すべきか迷っている」方へ。3分でわかる通信制高校診断で、お子さんに合う学校タイプを確認してみてください。
フリースクールと通信制高校、どう使い分けるか
フリースクールの利用を考えるとき、通信制高校という選択肢も同時に検討する家庭が増えています。2つの違いを整理し、どう使い分けるかを見ていきましょう。
フリースクールと通信制高校の基本的な違い
| 比較項目 | フリースクール | 通信制高校 |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 主に小・中学生(高校生も可) | 主に高校生(15歳以上) |
| 卒業資格 | 取得できない | 高卒資格が取得できる |
| 月額費用の目安 | 3〜5万円(民間) | 1〜5万円(通信制により異なる) |
| 出席・登校 | 自由(義務なし) | 年数回〜週数日の登校あり |
| 学習内容 | 施設により自由 | 文科省が定める高校教育課程 |
| 法的な位置づけ | 民間施設(学校ではない) | 学校教育法上の学校 |
最も大きな違いは「高卒資格が得られるかどうか」です。中学生が利用する場合はどちらを選んでも卒業資格の問題は生じませんが、高校進学後の選択肢として考えると、通信制高校の方が進路の幅が広がります。
フリースクール→通信制高校のステップアップ活用
「フリースクールで心を回復させてから、通信制高校で高卒資格を取る」というステップアップの使い方が、近年注目されています。
具体的な流れとしては、中学時代にフリースクールで過ごしながら、高校進学のタイミングで通信制高校へ入学するケースがあります。また、高校中退後にフリースクールを経由して通信制高校へ転入・編入するケースも見られます。
この活用方法のポイントは「フリースクールをゴールにしない」ことです。フリースクールで回復期間を過ごし、自分のペースを取り戻したら、次のステップとして通信制高校を視野に入れることで、将来の進路が広がります。
通信制高校と連携しているフリースクール(サポート校として機能する施設)もあるため、入会前に「高校進学のサポートはありますか」と確認することをお勧めします。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 通信制高校に在籍する生徒の多くが、小・中学校または前籍校での不登校経験を持っています。広域通信制高校の調査では、7割弱の生徒に不登校経験があるとのデータもあります(文部科学省2017年度調査)。「不登校だったから通信制高校は難しい」と思う必要はありません。むしろ通信制高校は、不登校経験のある生徒が多く通う場所です。フリースクールから通信制高校へのステップは、ごく自然な流れの一つです。
通信制高校のみを選ぶという選択肢
フリースクールを経由せず、はじめから通信制高校へ入学・転入という選択肢もあります。
通信制高校は登校頻度が少なく(年数回〜週1〜2日程度)、自宅学習が中心のため、学校への登校に抵抗がある子どもでも取り組みやすい環境です。高卒資格を取得しながら、自分のペースで学習を続けられます。
フリースクールと通信制高校のどちらが合うかは、子どもの年齢・現在の状態・将来の目標によって異なります。両方を比較しながら、お子さんに合う選択を探していきましょう。
関連記事:都道府県別の通信制高校一覧では、地域ごとの学校を比較できます
関連記事:全国の通信制高校を人気ランキングで比較したい方はこちらをどうぞ
通信制高校を具体的に探したい方は、都道府県別の学校一覧が参考になります。全国の通信制高校をエリア別に比較できます。
まとめ:フリースクール選びで大切な3つのこと
この記事で解説した内容を整理します。
- フリースクールが「やばい」と言われる理由は主に4つ。費用の高さ・スタッフの質のばらつき・学歴が得られないこと・社会適応への不安です
- すべてのフリースクールが問題のある施設ではありません。7つのポイントで信頼できる施設を見極めることができます
- 入会前に子どもの意思を確認し、必ず見学・体験に参加することが失敗を防ぐ鍵です
- 高校進学・卒業資格が必要な場合は、通信制高校との組み合わせを視野に入れましょう
- 「フリースクールに行かないリスク」も含めて、総合的に判断することが大切です
フリースクールを選ぶかどうかの判断は、あなたとお子さんの状況によって異なります。この記事の内容を参考に、納得のいく選択をしていただければと思います。
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