「転校を考えているけど、本当に通信制高校で大丈夫かな」
「不登校の子どもに合う通信制高校の選び方が分からない」
「通信制高校って私立も公立もあるけど、どう違うんだろう」
そんな不安を抱えているあなたに、ぜひ読んでほしい記事です。
当サイト「通信制高校カフェ」には、457人の卒業生・在校生・保護者から届いた口コミが集まっています。その声を分析してわかったのは、通信制高校選びで後悔しないためには「7つのポイント」を押さえることが大切だということ。
この記事では、5,000人以上の進路相談を受けてきた経験と457人の口コミデータをもとに、通信制高校の選び方を7つのポイントに絞って具体的に解説します。チェックリストやFAQもあるので、学校選びの参考にしてみてください。
ひとつだけ先に伝えておきたいのは、「どの学校に行くかよりも、お子さん自身が選んだかどうか」が何より大切だということ。5,000人の相談で最も繰り返されてきたテーマでもあります。


通信制高校の選び方で押さえたい7つのチェック項目


- 高卒資格が確実に取れる(67.3%)
- 自分のペースで組み立てができる(50.8%)
- 厳しい規則がない(37.7%)
- 自由な時間が増えそう(35.5%)
- 先生が親しみやすそう(33.8%)
- 不登校経験者への配慮(31.4%)
- 個別指導・少人数制(29.8%)
- 普段通える場所がある(29.0%)
- 友達が作れそう(27.0%)
- ユニークで楽しい授業や科目がある(22.9%)
とさまざま。
まずは入学の目的を明確にすることが重要です。
そのうえで、本人に合ったスクーリングの頻度やサポート体制、費用、口コミなどを調べてから決めることで、自分に適した通信制高校を選べます。
実際に通信制高校の中退率は約5%(公立5.0%・私立3.5%)で、全日制高校(公立0.8%・私立1.4%)の約5倍1というデータもあります。でも、適切な選び方さえ知っていれば、充実した高校生活を送ることは十分に可能です。


ここからは、通信制高校選びで必ずチェックしたい7つの項目について解説します。
①目的にあった通信制高校を選ぶ
通信制高校選びで最も重要なのは「目的」です。まず入学の目的を明確にしましょう。
僕は多くの通信制高校の相談を受けてきましたが、入学目的が明確なお子さんほど、学校生活を充実させやすく、後悔しにくい傾向にあります。
一般的な入学目的としては、以下のようなものが挙げられます。
- 高校卒業資格の取得
- 大学進学を目指す
- 中学校の学び直し
- やりたいことに打ち込む
- 自分のペースで学習を進める
- 不登校からの再スタート
- メンタルケアを含めたサポートを受ける
また、専門的な資格取得や芸能活動との両立など、特殊な目的を持つお子さんもいます。
学校によって、得意とする進路指導や在籍しているカウンセラーなど特徴はさまざまです。
僕が通信制高校生だった頃の経験からも、まずは本人が何のために通信制高校に通いたいのかを明確にし、その目的に合った学習スタイルを決定して、該当する学校の中から検討することをおすすめします。
目的が決まったら、それに合った学校を丁寧に比較検討していきましょう。この順序で選ぶことで、後悔のない学校選びにつながるはずですよ。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「全日制高校を中退後、今後どうしたらいいか悩んでいる時に通信制高校があることを知り入学しました。自分のペースで学習できるのが私には合っていて、挫折することなく無事に卒業できました。いろんな境遇の人と知り合えて、今思うと貴重な人生経験だったなぁと思います。通信制に行って良かったと思っています。」
— すたぶる(生徒本人・長野県松本筑摩高等学校)
このように、「全日制が合わなかった」という経験から目的を持って通信制高校に入り直すことで、自分に合った学び方を見つけられたケースは少なくありません。





目的が明確な生徒ほど、学校生活を充実させやすい傾向にあります。
ですが目標がまだないという人も大丈夫です。心配はいりません。学校生活を通じて、徐々に見つけていいですよ
②本人にあった登校パターンを選ぶ
通信制高校の最大の魅力は、一人ひとりの生活スタイルに合わせて柔軟に通学パターンを選べることです。
- 週5日パターン
- 週2〜4日パターン
- 週1日パターン
- 月1〜3日パターン
- 集中スクーリング
自分に合った通学パターンを選ぶことで、無理なく充実した学校生活を送れるケースがとても多いです。一方で合っていない通学パターンを選んでしまうと、せっかく入学しても学校に通えなくなってしまうこともあります。
大切なのは、お子さんの「今の状態」に合わせた無理のない選択をすること。そして将来的に通学パターンを変更できる可能性も含めて、柔軟な視点で検討することです。
入学後にコース変更ができる学校も少なくありません。最初は週1回から始めて、慣れてきたら週3回に増やすなど、段階的に通学日数を調整できる仕組みがある学校を選ぶと安心でしょう。
それでは、各登校パターンの特徴を詳しく見ていきましょう。
週5日パターン
週5日登校するパターンは、全日制に近い環境で学びたい人に適しています。全日制高校との大きな違いは「毎日通わないといけない」のではなく、「毎日通うこともできる」という点です。
また普通科目の授業の他に、学校独自の専門授業や体験、資格取得に向けた講座など、学校の中で本格的に学んでいけます。
毎日の定期的な登校により、他の登校パターンよりも生活リズムが整いやすいのも特徴です。


週2〜4日パターン
週2〜3日の登校するパターンは、学校生活と他の活動を両立させたい人に向いています。アルバイトや予備校、習い事と両立しながら通っている人もいます。2〜3日でしっかり授業を受けたり、レポートを提出しながら、無理なく自分のペースで学習を進められるのが魅力です。
「少ない登校回数だとレポート提出が不安」という人にもおすすめで、確実に卒業を目指したい人が多く通っているパターンでもあります。


週1日パターン
週1日登校のパターンは、平日は学校以外の活動を中心に過ごしたい人に適しています。
決まった曜日に登校することで生活リズムを保ちながら、自分のペースで学習を進められます。登校日以外の平日は、自分の興味や目標に合わせた活動に時間を使えるため、芸能活動や習い事に打ち込みたい人にもおすすめです。


月1〜3日パターン
公立通信制の標準的なスタイルで、自分のペースを最大限重視できるパターンです。プロスポーツや芸能活動との両立はもちろん、頻繁な登校が難しい事情がある人でも無理なく学べます。
インターネットやDVD教材を活用して、自宅での学習を中心に進めていける学校もあります。
体調や生活環境の面で連日の登校が難しいけれど、月に数回は学校に通いたいという人にも向いているスタイルです。土曜日に登校日を設けている学校もあります。


集中スクーリング
集中スクーリングは、決まった時期に宿泊型で集中して登校するスタイルです。
遠方に住んでいる人でも通いやすく、自分の予定に合わせて計画的に学習を進められます。1週間程度の短期集中型が一般的で、豊かな自然の中での体験学習や仲間との思い出作りを重視している学校も。地方在住者や効率的な単位取得を目指す人におすすめです。


どの登校スタイルがおすすめ?
通信制高校の登校スタイルは、生活環境や学習目的に応じて複数のパターンから選べます。一人ひとりの状況に合わせて柔軟に学べるのが、通信制高校の大きな魅力です。
たとえば、充実した学校生活を送りたい人には「週5日登校」が向いています。普通高校に近い環境で学べ、教科担任制による手厚いサポートもあるため、基礎から学習を進めたい人に適しているでしょう。
アルバイトや部活動との両立を考えている人には「週2〜3日登校」がおすすめ。学校での学びと自分の活動をバランスよく組み合わせられ、友人との交流も楽しめます。
「週1日登校」は、平日は別の活動に専念したい人に合っています。決まった曜日に登校することで生活リズムを保ちながら、やりたいことに打ち込めるのがポイントです。
不登校経験があったり、体調に不安がある人には「月1〜2日登校」がよいかもしれません。自宅での学習を中心に、無理のないペースで学びを進められます。
遠方に住んでいる人や、まとまった時間で学習したい人には「集中スクーリング」が適しています。長期休暇を利用して効率的に単位を取得できるのが特徴です。
また、通信制高校によっては柔軟なコース変更が可能な学校もあります。半年ごとにコース変更できる学校や、年度ごとに見直しができる学校も少なくありません。最初は週1回から始めて、慣れてきたら週3回に増やすなど、お子さんの状況に応じて段階的に通学日数を調整できます。
コース変更の時期や条件は学校によって異なりますので、入学を検討する際はこの点も確認しておきましょう。柔軟にコース変更できる仕組みがあることで、徐々に慣れていけるのが通信制高校のメリットです。
自分に合った登校スタイルを選ぶ前に、まずは以下の点について考えてみましょう。
- なぜ通信制高校で学びたいのか
- どんな高校生活を送りたいのか
- 将来の目標は何か
- 日々の生活リズムはどうしたいか
- どの程度のサポートが必要か
- 友達との交流をどの程度求めているか
これらを整理したうえで、まずは資料請求をして複数の通信制高校から情報を集め、学校説明会やオープンスクールに参加してみてください。実際の学校の雰囲気や在校生の様子を見学することで、自分に合った登校スタイルが見えてくるはずです。
③サポート体制が充実しているか確認する
通信制高校を選ぶ際は、学習スタイルや費用面だけでなく、学校のサポート体制も確認しましょう。特に近年は、一人ひとりの状況に合わせた手厚いサポートを提供する学校が増えています。
- 個別相談やカウンセリングの体制は整っているか
- 進路指導や進学サポートは充実しているか
- オンラインでの質問対応は可能か
- 登校が難しい時期の支援体制はあるか
- 保護者向けの説明会や相談体制は整っているか
僕が多くの通信制高校の相談を受けてきた経験から言えるのは、適切なサポート体制があるかどうかが、充実した学校生活を送れるかどうかの重要な鍵になるということです。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「1年生の時に全日制から転入しました。校長先生が非常に熱くて親切だったほかに、事務の方が同級生をつないでくれるなどの働きかけをしてくださり、子供も落ち着いて通うことができました。なかなか心を開かない子に対しても声かけをされているようでしたし、1人にしておいてほしい子はそのようにさせるなど、きめ細かい対応が好印象でした。」
— 坪井エレノア(生徒の保護者・くまもと中央高等学院)
このように、一人ひとりの状態に合わせた対応をしてくれる学校を見つけることが、安心して通い続けるためのポイントです。


主なサポート体制は大きく4つの分野に分けられます。
より具体的に以下にリスト化したので、こちらもご確認ください。
サポート体制に求めること20選
通信制高校とサポート校の違いも知っておこう
通信制高校の情報を調べていると「サポート校」という言葉もよく出てきます。この2つは似ているようで、実は全く別のものです。
通信制高校は、学校教育法に基づく正規の高校です。卒業すれば高校卒業資格が得られます。一方でサポート校は、通信制高校に通う生徒の学習や生活を支援する民間の教育施設です。サポート校だけでは高校卒業資格は取れません。
サポート校の併用が向いているのは、自宅学習だけでは不安がある場合や、対面でのきめ細かなサポートが必要な場合です。通信制高校単体で十分なサポートが受けられるケースも多いので、まずは通信制高校のサポート体制を確認してから、併用の必要性を判断するとよいでしょう。
関連記事:サポート校・通信制高校提携校とは?仕組みと選び方を解説
特に大切なのは、自分に必要なサポートを明確にすることです。たとえば学習面で不安がある人は個別指導の充実度を、精神面でのケアが必要な人はカウンセリング体制を重視するなど、優先順位をつけて検討してみてください。
また、入学前に学校の説明会や個別相談に参加し、実際のサポート体制を確認することをおすすめします。在校生や保護者の声を聞くことで、より具体的なイメージを掴めるでしょう。



サポート体制については、外部の塾や学習サービスなども組み合わせたりできないか、広い視野で検討してみよう。
関連記事:不登校の親御さん向け無料LINE講座
④学習拠点へのアクセスを確認する
スクーリングに通うためには、自宅からの距離や通学方法を確認し、無理なく通える学校を選ぶことも大切です。保護者の送迎は必要か、公共交通機関は利用しやすいかなども確認しましょう。オンライン中心型や完全通信型の場合でも、最寄りのサポート校やスクーリング会場までの距離は確認しておくことをおすすめします。


特に以下に当てはまる場合は、より慎重な確認が必要です。
- 遠方から通学する場合
- 公共交通機関が限られている地域の場合
- 体力面や健康面で不安がある場合
- 天候の影響(主に雪)を受けやすい地域の場合
通学に関する具体的なポイントも以下にリスト化したので、こちらもご確認ください。
安心して通える!通学のしやすさを判断する20のポイント
関連記事:都道府県別に通信制高校を探す
⑤教職員の体制と指導方針を確認する
実際に入学する場合、担任教員やサポート教員の体制も確認しましょう。
- 教員の経験やサポート体制
- メンタルケアの専門家の有無
- 進路指導担当者の体制
- オンラインでの質問対応の充実度
- 個別指導の可能性
また、学校の指導方針も重要です。厳しい指導型か、寄り添い型か、どちらかといえば自主性重視かなど、方針は学校によってさまざま。説明会や体験授業に参加したり、在校生の体験談を聞いたりして、本人に合いそうな指導方針の学校を選びましょう。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「2年生の9月から転入しました。どの先生もフレンドリーでとても話しやすく、進路の相談にも乗ってくれてとても心強かったです。分からないことを授業後に聞きに行っても優しく教えてくれてテスト前は本当に助かりました。」
— なたなた(生徒本人・青森山田高等学校 広域通信制課程)
先生との相性は、通信制高校生活を左右する大きな要素です。説明会や見学時に、先生と直接話してみることをおすすめします。


特に以下に当てはまる場合は、より慎重に確認しておきましょう。
- 不登校経験がある場合
- 学習面での不安がある場合
- 特別なサポートが必要な場合
- 進学や就職に向けた指導を希望する場合
教職員の充実度を確認する15のチェックポイント
指導方針15のチェックポイント
⑥予算内で卒業まで通えるか費用を確認する
通信制高校は学校によって費用体系が大きく異なります。公立と私立では費用に大きな開きがあり、また私立の中でも学校ごとに違いがあります。3年間の総費用を確認しておきましょう。一般的に発生する費用には以下の項目があります。
- 入学金
- 授業料
- 施設設備費
- 教材費
- スクーリング費用
- 通学交通費
- サポート費用(選択制の場合)
特に私立やサポート校の場合、追加のサポートオプションや特別講座などで予想以上に費用がかかることがあるため注意が必要です。奨学金制度や学費減免制度についても確認しておくとよいでしょう。
関連記事:通信制高校の学費平均はいくら?私立通信制の平均費用を独自調査
公立と私立の費用比較
| 項目 | 公立通信制高校 | 私立通信制高校 |
|---|---|---|
| 年間学費目安 | 3〜5万円 | 25〜80万円 |
| 就学支援金 | 対象 | 対象(上限あり) |
| サポート体制 | 最低限 | 充実(学校による) |
| スクーリング | 少なめ | 柔軟に選べる |
| 卒業率 | やや低い傾向 | 高い傾向 |
なお、文部科学省の「高等学校等就学支援金制度」により、世帯年収590万円未満の家庭では、1単位あたり最大12,030円(年額最大297,000円)の就学支援金が支給されます。私立通信制高校の約90%は1単位あたりの授業料が12,030円以下に設定されているため、世帯年収590万円未満の家庭では大半の私立校で授業料が実質無償になるのが実態です。
さらに、2026年度からは所得制限が撤廃され、全世帯が就学支援金の対象になる予定です。私立高校の支援上限額も引き上げられるため、今後はより多くの家庭で費用負担が軽減される見通しです。
就学支援金は入学後に申請するため、事前に家庭の収入状況を確認し、受給対象になるかどうか調べておきましょう。


⑦学校の評判や口コミを確認する
最後に、卒業生や在校生の口コミや進路実績を確認しましょう。以下のような点に注目するのがおすすめです。
- 卒業率はどのくらいか
- どんな進路実績があるか
- 生徒のサポートに関する評判
- 不登校経験者への対応実績
- 転編入のしやすさ
口コミの調べ方は、大きく4つあります。
- 学校の公式サイト:卒業生の声やインタビューが掲載されている場合があります
- 口コミサイト:通信制高校カフェのように、実際に通った人の率直な感想が読めます
- SNS:在校生のリアルな日常や感想を知ることができます
- 学校説明会:在校生や保護者から直接話を聞ける貴重な機会です
インターネットの口コミだけでなく、可能であれば説明会で在校生や保護者の話を直接聞く機会を作ることをおすすめします。また、体験授業や学校見学に参加することで、実際の雰囲気や学習環境を確認できます。
当サイトでは、人気の通信制高校・サポート校の口コミを中心に公開しています。あなたの近くにある学校はこちらにまとめているので参考にされてください。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「2016年春に編入し、2018年3月に卒業しました。先生たちの愛情や他の生徒との交流は、人間本来のあり方を推奨してくれるようで、私にとっては本当に思い出深い場所でした。個性を重視してくれる雰囲気で、生徒がもつ本当の感情をいつも見ようとしてくれる人がいる安心できる環境でした。」
— Mさん(生徒本人・KTCおおぞら高等学院)
口コミを読むときは、「良い評判」だけでなく「ここは微妙だった」という声にも目を通してみてください。両面を知ることで、より正確なイメージが持てます。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「その後のサポート(就職)などは不満がありますが、その他は全体的に文句はありません。自分のペースで学びたい人にはおすすめできる学校です。」
— we canさん(生徒本人・広島キャンパス)
このように、良い点と気になる点の両方が書かれている口コミは、学校選びの判断材料としてとても参考になります。
これらの7つのポイントを踏まえて、じっくりと検討することで、自分に合った通信制高校を見つけられるでしょう。選択に迷った場合は、複数の学校の説明会に参加したり、教育相談を利用したりして、慎重に決めていくことをおすすめします。
通信制高校の選び方チェックリスト|7つのポイントを一覧で確認
ここまで解説してきた7つのポイントを、一覧表にまとめました。学校の資料請求や説明会に参加するとき、このチェックリストを手元に置いて確認してみてください。スマホでスクリーンショットを撮っておくと便利です。
| チェック項目 | 確認方法 | 確認タイミング | チェック |
|---|---|---|---|
| ①入学の目的は明確か | 親子で話し合い、書き出す | 資料請求前 | □ |
| ②本人に合った登校パターンか | 各コースの特徴を比較する | 資料請求時 | □ |
| ③サポート体制は十分か | 説明会で直接質問する | 説明会参加時 | □ |
| ④学習拠点に無理なく通えるか | 実際のルートで通学してみる | 説明会参加時 | □ |
| ⑤教職員の体制・方針は合うか | 体験授業で雰囲気を確認する | 体験入学時 | □ |
| ⑥3年間の費用を把握しているか | 学校に総額を問い合わせる | 出願前 | □ |
| ⑦口コミや評判を確認したか | 口コミサイト・説明会で確認する | 出願前 | □ |
全てにチェックが入ったら、出願の準備に進みましょう。もしチェックできない項目がある場合は、もう少し情報収集が必要なサインです。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より このチェックリストは、5,000人以上の相談経験から「ここを確認しておけばよかった」と後悔する方が多かったポイントをまとめたものです。完璧にすべてをチェックする必要はありませんが、①の「目的」と⑦の「口コミ」は最低限押さえておくと、入学後のミスマッチを防ぎやすいです。
自分に合う通信制高校のタイプを知りたい方は、通信制高校診断ツールもぜひ試してみてください。
通信制高校の選び方は時期で変わる|進学・転入のベストタイミング
通信制高校へ進学するベストな時期は、個人の状況や目的によって異なります。以下、代表的なケースごとに最適な時期を解説します。
中学3年生で通信制高校への進学を考える場合
一般的な進学時期として最も多いのが中学卒業後です。中学3年生の2学期頃から学校選びを始めると、じっくりと検討できるでしょう。
この時期であれば、説明会や体験授業に参加する時間も十分に確保でき、準備も整えやすくなります。



通信制高校は3月や4月でも間に合う学校も多いです。焦らずゆっくり決めていきましょう。本気になれば1週間でも学校は決められます。
高校生で通信制高校への転入学を考える場合
高校生活が始まったものの、現在の環境になじめない場合、転入学のタイミングは慎重に検討する必要があります。大きく分けて「早めの転校」と「年度末の転校」という2つの選択肢がありますが、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合ったタイミングを選びましょう。
注意点は以下の画像のとおりです。


不登校を経験している場合の通信制高校の選び方
ここで一つお伝えしたいのは、通信制高校への進学は「学校に戻ること」がゴールではないということです。大切なのは、お子さんが将来、自分の力で社会の中で生きていける「自立」に向かうこと。文部科学省も「不登校支援の目標は社会的自立である」と明言しています。どの学校に行くかよりも、お子さん自身がそこで何を学び、どう成長するかが重要です。
実際、通信制高校への入学者のうち約6割が不登校経験者であり、入学後は約7割が「学校生活が楽しい」と感じているというデータもあります。不登校だから通信制高校が合わない、ということは決してありません。
不登校の状況にある場合は、本人の心身の状態が少し落ち着いてきた時期が検討のタイミングとして適しています。(このグラフで言うと第5段階目から徐々に進路の話もしていく)


ただ、ここで知っておいてほしいのは、今のお子さんがどの段階にいるかによって、通信制高校を検討するタイミングは変わるということです。
不登校からの回復には段階があり、焦って進路の話を持ち出しても逆効果になることがあります。まずやるべきことは、以下の順序で進めていくことです。
- 家庭環境や親御さん自身のマインドを整える:親の不安や焦りが子どもに伝わると、回復が遅れることがあります。まずは親御さんが「大丈夫」と思える状態を作りましょう
- 信頼関係を構築する:日常的な会話の中で、お子さんが安心して気持ちを話せる関係を築いていきます
- お子さんが自分で考え始めたら支援する:進路の話を親から切り出すのではなく、お子さん自身が「そろそろ」と感じたタイミングで情報を提示していきます
5,000人以上の相談を受けてきた中で、不登校のお子さんが「自分から進路について話してくれた」という瞬間に立ち会ってきました。共通しているのは、家庭が安心できる場所になったあとに、自然とその言葉が出てくるということ。逆に、お子さんの心の準備が整っていないうちに進路の話を持ちかけると、せっかく回復しかけた信頼関係が崩れてしまうこともあります。
焦って決める必要はなく、親や先生と相談しながら、余裕を持って検討することが大切です。
それぞれの進学検討時期には、以下のようなメリットがあります。
- 早めに検討:学校の特徴をじっくり比較できる
- 体験授業への参加:実際の学習環境を体験できる
- 在校生との交流:リアルな声を聞ける
- 必要書類の準備:余裕を持って整えられる
ただし、通信制高校の場合、多くの学校で年度途中の編入学も受け付けているため、本人の状況や準備が整ってから決めることが最も重要です。入学時期にとらわれすぎず、情報収集と検討を丁寧に進めていきましょう。
お子さんが進路の話を避けるときの注意点
関連記事:不登校の親御さん向け無料LINE講座
通信制高校の選び方|目的別おすすめの探し方
ここからは、具体的な目的ごとに、通信制高校の探し方をご紹介します。
通信制高校に通う目的やお子さんの状況などをイメージしながら参考にしてください。
学費の安い通信制高校で卒業を目指したい場合
「家計の負担をできるだけ抑えながら、確実に高卒資格を取りたい」という保護者の方にとって、費用は最も気になるポイントのひとつでしょう。
学費の安い通信制高校は、公立の通信制高校です。年2〜4万円程度の費用で通えます。一方で自己管理が難しく、卒業のサポートも充実していないのが公立通信制の難点です。
公立の通信制高校と変わらない学費・費用感で通える私立の通信制高校もあります。就学支援金を使えば私立でも年間の授業料負担はかなり抑えられます。
この目的でチェックすべきポイント:
- 就学支援金の適用後の実質負担額はいくらか
- 3年間の総費用(教材費・スクーリング交通費含む)はいくらか
- 卒業率はどのくらいか(公立は卒業まで時間がかかるケースもある)


コースが豊富で一人ひとりに最適な学びが見つけやすい通信制高校!
| 学費 | 70,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | 単位修得コース / 週5通学コース / 総合進学コース / スマートスタディコース |


ネットタイプの通信制高校を検討するなら必ず検討したい通信制高校!
| 学費 | 73,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | ネットコース / 通学コース / オンラン通学コース / 通学プログラミングコース / 個別指導 |
関連記事:通信制高校の人気校まとめ
通信制高校から大学進学を目指したい場合
「通信制高校からでも大学に進学できるの?」と不安を感じている生徒本人やご家庭は多いです。結論から言えば、通信制高校からの大学進学は十分に可能です。
大学進学を目指すなら、進学実績の高い通信制高校がおすすめです。中には国公立大学への合格者を多く輩出している学校もあります。ただし、独学での受験勉強は困難を伴うため、大学受験に向けたサポート体制が重要になります。進学コースのある通信制高校なら、専門の講師による受験指導も受けられるでしょう。
自分が希望している大学への進学実績があるか、またその先輩はどんな勉強をしていたか、学校見学時に先生に聞いてみるのもおすすめです。
この目的でチェックすべきポイント:
- 進学コースや受験対策講座はあるか
- 指定校推薦枠はどのくらいあるか
- 過去の大学合格実績はどうか


特進科の一般的な通信制高校の「約3倍」大学進学率69.8%!普通科卒業率99.2%と高い卒業率
| 学費 | 664,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング(提携通信制高校による) / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | 普通科 / 特進科 |
やりたいことに打ち込みたい場合
「スポーツや芸能、専門分野の学びに時間を使いたい」という生徒本人にとって、通信制高校は理想的な環境です。
部活動やスポーツ、芸能活動、アルバイトなど、自分の目標や興味に時間を使いたい場合は、柔軟な通学スタイルが選べる通信制高校を選びましょう。週1回や月数回の登校で単位を取得できるため、自分の活動時間を確保できます。
ただし、学習面でのフォローは限られる学校もあるため、自己管理能力が求められる場合も。アスリートの在籍実績や、芸能活動との両立実績、アルバイト許可など、生徒の活動実績が豊富な学校を選ぶのがポイントです。
この目的でチェックすべきポイント:
- スケジュールの柔軟性(曜日・時間帯の融通がきくか)
- 同じ目標を持つ生徒の在籍実績があるか
- 活動と学習の両立をサポートする仕組みはあるか


1年通してスクーリング開催で自分に合わせやすい通信制高校!保護者の方と参加できる独自のスクーリングも魅力
| 学費 | 120,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 |
| 主なコース | 通学スタンダードコース / バーチャル通学コース / eスポーツコース |


キャンパス数日本一!豊富な学習スタイルとオプションコースが魅力
| 学費 | 98,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | 大学進学コース / アニメ・マンガ・ゲームコース / ITコース / ネイル・メイク・美容コース |
気持ちを理解してくれる居場所を見つけたい場合
「まずは安心できる場所で、ゆっくり自分のペースを取り戻したい」という生徒本人や保護者の方にとって、学校の雰囲気や先生の接し方はとても大切な要素です。
不登校経験がある生徒や、人間関係に不安を感じている生徒には、メンタルケアが充実した通信制高校がおすすめです。中には、カウンセラーが常駐していたり、少人数制の授業を行っている学校もあります。ただし、サポート体制は学校によって大きく異なるため、実際の在校生の様子や先生方の対応を見学してみてください。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「以前の学校では勉強や人間関係に悩むことも多かったのですが、この学校では友達や先生方が優しく寄り添ってくれたため、非常に良い雰囲気の中で学校生活を送ることができました。先生方が定期的にカウンセリングをしてくださっていたので、メンタル面のサポートは万全でした。」
— くまのパトロール(生徒本人・星槎国際高等学校)
居場所を求めている場合は、実際に学校を訪れて雰囲気を感じることが特に大切です。パンフレットやホームページだけではわからない「空気感」が、お子さんに合うかどうかの大きな判断材料になります。
この目的でチェックすべきポイント:
- カウンセラーの常駐体制はあるか
- 少人数制・個別対応の仕組みがあるか
- 不登校経験者の受け入れ実績はどのくらいか


不登校対応に定評あり!卒業率99パーセントの高い卒業率で、留年をせずに確実に高校卒業・進級をサポート!
| 学費 | 530,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | 通信制高校サポートコース / 大学入試コース / ライフサポートコース / 自宅de高卒コース |
関連記事:不登校の親御さん向け無料LINE講座
自分のペースで学びながら将来を見つけたい場合
「基礎からやり直したい」「まだ将来の方向は決まっていないけど、いろいろ体験してみたい」という生徒本人にとって、通信制高校は無理なく可能性を広げられる環境です。
基礎からじっくり学び直したい場合は、個別指導・学び直しが充実した通信制高校を選びましょう。中には、完全個別対応のカリキュラムを組んでくれる学校もあります。入学前に、自分が希望するレベルのサポートが受けられるか、具体的な指導体制を確認してみてください。
また、将来の夢がまだ見つかっていない生徒には、キャリア教育が充実した学校もおすすめです。職場体験や資格取得支援、海外留学プログラム、ボランティア活動などが用意されている学校もあります。ただし、こうした特別プログラムは追加費用が必要なことも。学校の特色と費用のバランスを確認しましょう。
この目的でチェックすべきポイント:
- 個別指導や学び直しのカリキュラムはあるか
- 職業体験・資格取得などの体験プログラムはあるか
- ICT教材など自宅学習を支援する仕組みはあるか


特進科の一般的な通信制高校の「約3倍」大学進学率69.8%!普通科卒業率99.2%と高い卒業率
| 学費 | 664,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング(提携通信制高校による) / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | 普通科 / 特進科 |


全国57のキャンパスを展開!高卒資格取得から進学、スキルアップまで多用なコースを用意
| 学費 | 175,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | スタンダードコース / プレミアムコース / 本校通学コース / Mobile HighSchool |


週1〜5日の選べる通学スタイル&さまざまなトライアルレッスン(体験授業)も用意
| 学費 | 234,000円〜 |
|---|---|
| スクーリング | 集中スクーリング / 週1通学 / 週2〜4通学 / 毎日通学 |
| 主なコース | ベーシックスタイル / スタンダードスタイル / 3DAYスタイル / 5DAYスタイル/ ネットスタイル |
通信制高校選びで失敗しないための4つの注意点
通信制高校は、自分に合った学校を選ぶことで充実した高校生活を送れます。しかし、本人の気持ちや状況に合わない学校を選んでしまうと、通い続けることが難しくなったり、途中で辞めてしまったりすることも。せっかくの高校生活を実りあるものにするために、本人と保護者がよく話し合って決めていきましょう。ここでは、通信制高校選びで特に気をつけたい4つのポイントを紹介します。
通信制高校カフェに寄せられた相談の中で、実際にあったケースを紹介します。ある保護者の方から「子どもが通信制高校に転校したものの、半年で通えなくなった」という相談がありました。話を聞くと、保護者が学費の安さだけで学校を選び、お子さんの希望や性格を十分に考慮していなかったそうです。このように、選び方を間違えると本人にとって大きな負担になることがあります。以下の注意点を、ぜひ心に留めておいてください。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 5,000人以上の相談を受けてきて、失敗パターンには共通点があります。それは「親が先回りして学校を決めてしまうこと」と「費用だけで判断してしまうこと」の2つ。お子さんの本音を聞かずに動いてしまうと、入学後に「こんなはずじゃなかった」となりやすいんです。ここからの4つの注意点は、そうした実際の相談事例から抽出したものです。
「なぜ通信制?」目的をはっきりさせたほうが後悔しにくい
通信制高校に通うためには、本人なりの理由と目標を持つことが大切です。入学後もレポート提出やスクーリング参加などある程度自己管理が必要になってきます。卒業するためには、本人の覚悟と目的意識が非常に重要です。
冒頭でも触れましたが、通信制高校の中退率は全日制の約5倍。目的が曖昧なまま入学してしまうと、途中で挫折するリスクが高くなります。
入学前には本人の心の準備が整っているかどうかも慎重に見極めましょう。学校に行くことへの不安や恐れが強く残っている場合は、まずはその気持ちに寄り添い、段階的に準備を進めていくことが大切です。
特に不登校を経験している場合は、「なぜ通信制高校で学びたいのか」「どんな高校生活を送りたいのか」という本人の思いを丁寧に確認する必要があります。保護者の期待や周囲の意見だけで進路を決めてしまうと、入学後に「やっぱり自分には合っていなかった」「本当は別の進路を考えていた」といった後悔が生まれやすくなります。
本人が「ここで学びたい」と主体的に選んだ学校であれば、多少の困難があっても乗り越えていける力が生まれます。神戸大学の西村和雄特命教授らの研究では、所得や学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えるという結果が出ています(RIETI DP 18-J-026「幸福感と自己決定」)4。保護者は本人の気持ちに寄り添いながら、共に考え、決めていく姿勢を大切にしましょう。
友人や知人が通っているという理由だけで選ばない
友人や知人が通っている学校は、確かに安心感があり、通学するイメージも描きやすいものです。けれども、通信制高校での学びは、一人ひとりの目標や生活スタイルに大きく関わってきます。たとえば、毎週決まった曜日に通学したい人もいれば、オンライン中心で学びたい人もいるでしょう。また、進学サポートを求める人もいれば、資格取得に力を入れたい人もいます。
同じ不登校経験があっても、その理由や回復のプロセスは一人ひとり違います。そのため、友人にぴったりの環境が、必ずしも自分に合うとは限りません。
むしろ大切なのは、「自分がどんなペースで学びたいか」「どんなサポートがあると安心できるか」「将来どんな進路を考えているか」といった、自分自身の希望や必要性に合わせて学校を選ぶことです。
学校見学や体験授業に参加する際も、友人や他者の評価に影響されすぎず、自分の目で見て、自分の感覚で確かめることを大切にしましょう。そうすることで、本当の意味で自分に合った学習環境を見つけられるでしょう。
一度入学すると転校はハードルが高くなる
入学を決める前に、じっくりと学校を見極めることがとても大切です。
なぜなら、一度通い始めた後で学校を変えようとすると、思った以上に大変だからです。転校する場合、それまでに取得した単位を新しい学校でどこまで認めてもらえるか、また新たな入学金や教材費の負担など、いくつもの課題が出てきます。さらに、慣れた学習システムから新しい環境に移ることは、心理的にも大きな負担となりかねません。
だからこそ、入学を決める前に十分な情報収集をしておきましょう。
実際の雰囲気は、学校見学や体験授業に参加することで、よく分かります。説明会では、スクーリングの様子やオンライン学習の進め方、先生方のサポート体制などを具体的にイメージできるはず。在校生の話を聞くことができれば、より実践的な情報も得られます。
当サイトでは通信制高校の口コミ・評判も集めていますし、他の口コミサイトや知恵袋で検索してみてもいいでしょう。
中には「見学や体験に行くのは面倒」「そんな心の余裕なんてないよ」と感じる人もいるかもしれません。でも、3年間の高校生活をより良いものにするために、この時間はとても大切です。複数の学校を比べてみることで、「ここなら通いやすそう」「このサポート体制なら安心」という実感が持てるはずです。
結局のところ、入学後の充実した学校生活は、入学前の準備から始まります。焦らずじっくりと、自分に合った学校を探していきましょう。
サポート体制の充実度は学費だけでは判断できない
通信制高校を選ぶとき、学費の違いはひとつの大きな判断材料になります。私立の通信制高校は、確かに公立に比べると学費は高めです。
でも、高い学費を払えば必ず充実したサポートが受けられる、というわけではありません。反対に、学費が比較的安い学校でも、手厚いサポートを提供している場合もあります。
学費の違いは、立地の良い校舎、最新の設備、豊富な選択科目、放課後の特別講座など、さまざまな要因から生まれています。これらはどれも魅力的な要素ですが、自分にとって本当に必要なものかどうかは、よく考える必要があるでしょう。
たとえば、オンライン学習が中心の人にとっては、立地の良さはそれほど重要ではないかもしれません。逆に、対面でのサポートを重視する人なら、学校までの距離や通いやすさは大切なポイントになります。
また、一見学費が控えめな学校でも、生徒一人ひとりに寄り添った手厚いサポートを提供しているケースもあります。大切なのは、自分が必要とするサポート、たとえば個別指導の充実度や進路指導の体制、メンタル面でのケアなどが、整っているかどうかです。
学校選びでは、表面的な金額の比較ではなく、自分に本当に必要なサポートは何か、それがどの程度含まれているのかを、じっくりと確認していきましょう。
通信制高校の選び方でよくある質問(FAQ)
通信制高校の選び方について、よく寄せられる質問にお答えします。
通信制高校の学費はどれくらいかかる?
公立の通信制高校は年間3〜5万円、私立は年間25〜80万円が目安です。
ただし、世帯年収590万円未満の家庭では、高等学校等就学支援金(1単位あたり最大12,030円)によって授業料が実質無償になるケースも多いです。2026年度からは所得制限が撤廃される予定のため、さらに多くの家庭で授業料の負担が軽減されます。
費用の詳細は、上記の「⑥予算内で卒業まで通えるか費用を確認する」をご参照ください。
通信制高校から大学に進学できる?
通信制高校からの大学進学は十分に可能です。全日制と同じ高校卒業資格が得られるため、大学受験の資格も同じです。実際に、私立通信制高校全体の進学率は約47%に達しており、大学進学者数は過去5年で約2倍に増加しています。
指定校推薦枠を持っている通信制高校もあり、進学コースのある学校では受験対策のサポートも受けられます。志望大学への合格実績がある学校を選ぶのがおすすめです。
詳しくは上記の「通信制高校から大学進学を目指したい場合」をご覧ください。
通信制高校のメリット・デメリットは?
メリット:
- 自分のペースで学習を進められる
- 少人数制で手厚いサポートを受けやすい
- やりたいことと学業を両立しやすい
- 多様なコースや専門分野を選択できる
- 学費の幅が広く、家計に合わせて選べる
デメリット:
- 自己管理能力が求められる
- 友人関係を築く機会が全日制より少ない場合がある
- 学校や学習内容についての情報が全日制に比べて少ない
メリット・デメリットは学校によっても大きく異なります。気になる学校の口コミを確認して、実際の在校生がどう感じているかを知ることが大切です。
通信制高校で大切なことは何?
通信制高校の卒業生であるこたにの視点でお伝えすると、大切なことは3つです。
- 自分なりの目的を持つこと:卒業後にどうなりたいか、ぼんやりとでも目標があると、学習のモチベーションを保ちやすくなります
- 相談できる人を見つけること:担任の先生、カウンセラー、家族、誰でもOKです。困ったときに話せる相手がいることが、学校生活を続ける力になります
- 無理しないこと:完璧を目指す必要はありません。自分のペースで、できることから一歩ずつ進めていきましょう
通信制高校が合わなかった場合はどうすればいい?
万が一、入学後に「合わない」と感じた場合も、いくつかの選択肢があります。
- 別の通信制高校への転校:取得済みの単位は新しい学校に引き継げる場合が多いです。ただし、上記の注意点でも触れたように、手続きや費用の負担が発生します
- 高卒認定試験(旧大検)の受験:高校を卒業しなくても、大学受験資格を得られます
- サポート校の併用:今の通信制高校に在籍したまま、学習支援を追加する方法もあります
転校はハードルが高いのは事実ですが、不可能ではありません。まずは学校の先生やカウンセラーに相談してみてください。
通信制高校は親が決めてもいい?本人が決めるべき?
結論:「子どもが自分で決められるように支援する」ことが最も大切です。
5,000人以上の進路相談を受けてきた中で、最も繰り返されるテーマがこの問題です。
実際にあったケースですが、親御さんが良かれと思って学校を調べ、見学にも行かずに転校先を決めたことがありました。その結果、お子さんから「自分で決めたかった。この学校に決めた親を恨んでいる」という言葉が返ってきたのです。こうした相談は、1件や2件ではありません。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より これは5,000人の相談で何度も目にしてきた光景です。親御さんはお子さんのことを思って学校を決めてきたり動いてきたのに、お子さんには恨まれてしまう。学校に行けないので学費も無駄にしてしまう。**本当に誰も報われない結果になるんです。**だからこそ「子どもの本音を聞き出せる信頼関係を先に築いて、本音に合った進路を一緒に探す」というプロセスが大切なんです。
保護者と本人の役割分担は、以下のように考えてみてください。
親の役割:
- 情報を集めて選択肢を整理する
- 学校見学や資料請求の手配をする
- 費用面の見通しを立てる
本人の役割:
- 実際に学校を見て、自分の感覚で判断する
- 「ここに通いたい」を自分の言葉で伝える
- 最終的な決断を自分で下す
親が先回りして全てを決めてしまうと、入学後にうまくいかなかったとき、お子さんは「親のせいだ」と感じてしまいます。自分で選んだ学校であれば、困難があっても「自分が決めたから」と前を向く力が生まれます。
進路選びは、お子さんが「自分の人生を自分で選ぶ力」を育てる大切な機会でもあります。
通信制高校選びには「通信制高校カフェ」がおすすめ
失敗のない通信制高校選びのために、ぜひ「通カフェ」をご活用ください。通カフェは、通信制高校出身の通信制高校研究家が、卒業生や保護者の生の声を集めた、通信制高校・サポート校の口コミ・評判サイトです。


457件の口コミと5,000人以上の進路相談実績をもとに、通信制高校の「良い評判」「良くない評判」の両方を掲載しています。学校の特徴を多角的に理解したうえで、あなたに合った学校を見つけてください。
口コミは、総合評価はもちろん、授業内容、学費、進路サポート、通学のしやすさなど、多くの観点からチェックできます。「参考になった順」「評価が高い順」「新着順」での並び替えや、評価の星の数で絞り込むこともできるので、知りたい情報をスムーズに見つけられるでしょう。
通信制高校への理解を深め、より多くの人が「この学校を選んで良かった」と思えるように。そんな想いを込めて、通カフェは皆さまの声をお待ちしています。ぜひ、通信制高校を卒業したときはあなたの経験を共有してください。
関連記事:通信制高校診断ツール
関連記事:通信制高校の口コミ・評判を見る


通信制高校の選び方まとめ|まずは情報収集から始めよう
通信制高校は、一人ひとりの状況や目的に合わせて学べる教育機関です。学習スタイルや登校日数を選べ、自分のペースで高校生活を送れるのが大きな特徴。だからこそ、本人に合った学校を選ぶことで、充実した学びの時間を過ごせます。
ただし、その選び方によっては、学習意欲の低下や中退につながってしまうケースもあります。特に不登校経験がある場合は、本人の心の準備が整っているかどうかを見極めることが大切です。進路の話を急かすのではなく、まずは日常的な会話から始めて、少しずつ本人の気持ちに寄り添っていきましょう。
決して親の期待や周囲の意見だけで決めるのではなく、「なぜ通信制高校で学びたいのか」「どんな高校生活を送りたいのか」という本人の思いを丁寧に確認していくことが大切です。学校見学や体験授業にも参加して、実際の雰囲気を感じることで、より具体的なイメージが持てるでしょう。
ここまで読んでくださった方なら、お子さんの進路を真剣に考えている証拠です。僕自身、通信制高校の卒業生として一時は後悔した時期もありましたが、自分に合った環境を見つけたことで人生が大きく変わりました。お子さんにも、きっと合う場所があります。
学校がすべてではありません。通信制高校は、お子さんが「自分に合った場所」を見つけるための選択肢のひとつ。大切なのは、どの学校に行くかよりも、お子さん自身が選んだかどうかです。
まず今日からできる3ステップ:
- 通信制高校診断ツールで、自分に合う学校タイプを診断する
- 気になる学校3〜5校の資料を請求する
- 学校説明会・オープンキャンパスに参加してみる
焦る必要はありません。あなたのペースで、情報収集から始めてみてください。
参考になりそうな動画も貼っておくので、チェックしてみてくださいね。
関連記事:通信制高校診断ツール
関連記事:都道府県別に通信制高校を探す
引用元
不登校で通信制高校を選ぶ注意点
不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。
ただし注意して欲しいことがあります。それが
「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。
これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。
そんな時に役立つのが、通信制高校の一括資料請求サービスです。住所を入力するだけで、通学圏内の学校のパンフレットを簡単に取り寄せられます。
各校の特徴や違いを把握しやすくなり、子どもに合った学校を見つけやすくなります。パンフレットがあることで、視覚的にも検討しやすく「この学校は違うな」見極めがしやすくなります。
本格的に学校選びを始めるまえにまずは、こうした資料請求サービスを活用してくださいね。
\ 最高に合った通信制高校を見つけよう /
当サイトの学校情報の内容に記載ミスや古い情報又は、新規キャンパスの情報がある場合は、お手数ですが下記の情報提供フォームからご連絡いただけますと幸いです。
>>通信制高校・サポート校情報提供フォームはこちら
この記事で解決できなかった場合
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事を読んで「もっとここが知りたかった」「この部分がわかりづらい」などのご意見をご入力いただき、『送信』ボタンをクリックしてください。
ご意見を送られない場合は、『閉じる』ボタンをクリックしてください。
いただいた貴重なご意見は今後の運営に活かしてまいります。
※当フォームにお問い合わせをいただいても、お答えできかねますのでご了承ください。
※当フォームにはカード番号をはじめとした個人情報(氏名・住所・電話番号など)を記載なさらないようお願いいたします。






失敗しない通信制高校選びで大事なことは複数の通信制高校から検討することです。その最初のステップが資料請求です。
でも自分の地域から通える通信制高校を探すのは大変だし、1校1校入力フォームに資料請求していくのも大変です。更に資料請求しても音沙汰も無いことも…。



そんな情報収集に便利な一括資料請求サービスの利用がおすすめです。



無料で安心して利用できる以下のサービスを利用して効率的に情報収集していきましょう。
おすすめの資料請求手順
更に以下の「都道府県別!通信制高校・サポート校リンク」を利用して個別に資料請求すればあなたの地域から通える通信制高校の資料すべてを集めることができます! ➞ 全国から通える通信制高校(姉妹サイト)












