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引きこもり診断|引きこもりかな?と思ったら|定義・原因・相談先まで分かるセルフチェック

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引きこもり セルフチェック(10問)

いまの状況を整理するための目安です。気になる項目に、A・B・Cで答えてください。

このセルフチェックは医学的な診断ではなく、いまの状況を整理する目安です。結果で「引きこもりかどうか」が決まるものではありません。

引きこもりかな?と思ったら、まずこのページのセルフチェックで、いまの状況を整理できます。「引きこもり 診断」と検索したあなたに、最初に知っておいてほしいことがあります。これは「引きこもりと決めつける医学的な診断」ではなく、いまの状態を見つめ直す目安だということです。

学校に行けない日が増え、自分の部屋で過ごす時間が長くなる。スマホやゲームだけが世界とのつながりに感じる日もある。そんな状況に、「このまま将来どうなるんだろう」と胸が締めつけられることがあるかもしれません。

「もう普通には戻れないのではないか」。そう思うと、夜、検索バーに言葉を打ち込む手が止まりますよね。でも、不安が大きいときほど思い出してほしいことがあります。いまこうなっているのは、あなたのせいではありません。引きこもりは病名ではなく、厚生労働省が「6か月以上、家庭以外との関わりを避けている状態」と説明する、あくまで「状態」を指す言葉です。そして同じ状況にいる人は、決して少なくありません。あなたはひとりではないのです。

私も高校を中退した一人です。あのときは先が見えませんでしたが、そこから動き出せました。だから言えます。いまの場所が、あなたのすべてではありません。

このあと、まず10問のセルフチェックでいまの状況を整理しましょう。そのうえで、言葉の意味、きっかけ、つらいときの相談先、そして環境を変えるという選択肢まで、一緒に確かめていきます。

こたにりょうた

通信制高校研究家のこたに( YouTube / Instagram / X )です!この記事は、通信制高校の卒業生であり、合同説明会で講演や進路相談を行ってきた僕、こたにが、自身の経験を基に解説します!

通信制高校カフェ編集長小谷良太

この記事でわかること

  • 10問のセルフチェックで、いまの状態を整理する目安が分かる
  • 引きこもりは病名ではなく「6か月以上の状態」を指す言葉だと分かる
  • 不登校との違い、主なきっかけ、全国の推計人数が分かる
  • つらいときに頼れる24時間の相談窓口・公的な支援先が分かる
  • 「環境を変える」という現実的な選択肢を知ることができる
目次

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。

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引きこもり診断|まずは10問でいまの状態をセルフチェック

このセルフチェックは「あなたは引きこもりです」と決めつけるものではありません。いまの状況を整理するための目安です。10問の質問に、A・B・Cの3択で答えていきます。点数で誰かを断罪する道具ではなく、自分の状態をそっと見つめ直すための地図だと考えてください。

質問は、最近の生活や気持ちについて尋ねます。「A=最近よく当てはまる」「B=ときどき当てはまる」「C=あまり当てはまらない」のどれかを選びます。配点はA=2点、B=1点、C=0点で、満点は20点です。九州大学などが開発した学術的なチェック尺度を参考にしていますが、設問そのものは当サイトのオリジナルで、医学的な判定とは無関係の独自の目安として作りました。

答え終わったら、Aが多かったか、Bが多かったか、Cが多かったかで、いまの状態をゆるやかに3つのレンジに整理します。どのレンジでも「引きこもりと診断された」とは考えないでください。あくまで、次に何を知っておくと安心かを示す手がかりです。

Aが多かった人は、いま負担が大きい状態かもしれません。まずは安心を確保することを優先しましょう。気持ちがつらいときは、後ほど紹介する相談窓口のセクションを先に読んでください。Bが多かった人は、気になる状態が一部あるようです。焦らず、言葉の意味やきっかけを順番に知っていきましょう。Cが多かった人は、いまのところ大きな負担は少なめかもしれません。気になることがあれば、定義や相談先を知っておくと安心です。

レンジごとに、次に読むとよいセクションも案内します。自分のペースで、気になるところから読み進めてください。

⚠️ もし今、消えてしまいたいほどつらいなら、診断より先にこちら(→つらくて消えたいほどの時の相談窓口)を読んでください。

この診断の結果をどう受け止める?

セルフチェックの結果は、医学的な診断ではありません。いまの状況を整理するための目安です。点数が高くても低くても、それで「引きこもりかどうか」が決まるわけではないことを、まず受け止めてください。

結果が「当てはまる」に近かったとしても、あなたが「ダメな人」になるわけではありません。チェックの結果はラベルではなく、出発点です。「自分はいま、こういう状態にあるのかもしれない」と知ることは、次の一歩を選ぶための材料になります。否定するためではなく、自分をいたわるために使ってください。

もし、より正式な評価が必要だと感じたら、専門の機関に相談する道があります。引きこもりの傾向を測る学術的な尺度も研究のなかで存在しますが、それらは専門家が使うものです。このページのセルフチェックは、あくまで日常で自分の状態を見つめる目安にとどめています。本格的な評価は、後ほど紹介する病院や支援センターで受けられます。

大切なのは、結果に振り回されないことです。数字よりも、いまのあなたが少しでも楽になれる選択を一緒に探していきましょう。

そもそも引きこもりとは?病名ではなく「6か月以上の状態」

引きこもりとは、6か月以上にわたって、家庭以外との関わりをほとんど避けている状態を指します。厚生労働省のガイドラインでは、仕事や学校、家庭の外での人付き合いといった社会的な参加を避け、原則として6か月以上、おおむね家にとどまり続けている状態と説明されています。

厚生労働省による引きこもりの定義

仕事や学校、家庭外での人付き合いなど、社会的な参加を避け、原則として6か月以上にわたって、おおむね家庭にとどまり続けている状態。病気の名前ではなく、いまその人が置かれている「状態」をあらわす言葉とされています。

ここで知っておきたいのは、引きこもりは病気の名前ではないという点です。厚生労働省はこれを「状態像(現象概念)」と位置づけています。つまり、ひとつの病気を指す言葉ではなく、いまその人が置かれている「状態」をあらわす言葉なのです。背景にあるものは人によってさまざまで、ひとくくりにできるものではありません。

「自分は外に出る日もあるから、引きこもりではないはず」。そう感じる人もいるでしょう。けれど、定義では「他者と交わらない形での外出をしていてもよい」とされています。コンビニに行く、夜に散歩する、といった人と関わらない外出があっても、状態に含まれることがあります。

スマホやゲーム、SNSを通じて誰かとつながっている場合も同じです。オンラインでのやりとりがあっても、家の外での直接的な社会参加を避けている状態は、この定義に当てはまることがあります。だからこそ、自分を責める材料にするのではなく、「いまこういう状態にあるのかもしれない」と知る手がかりとして受け止めてください。

引きこもりと不登校の違い・不登校から引きこもりへ進む不安について

不登校と引きこもりの違いは、ひとことで言うと「学校に行けない状態」と「社会への参加そのものを避ける状態」の違いです。不登校は、何らかの理由で学校に行けない、または行かない状態を指します。一方の引きこもりは、学校に限らず、家庭の外との関わり全体を避けている状態をあらわします。

不登校だからといって、必ず引きこもりになるわけではありません。学校に行けない時期があっても、別の居場所を見つけたり、環境を変えたりして前に進む人はたくさんいます。「このまま戻れなくなるのでは」と不安になる気持ちはよく分かります。けれど、不登校はゴールでも終着点でもありません。

不登校と引きこもりを分けるものは何か。私は、家庭が本人にとって「安心・安全な場」になっているかどうかが、ひとつの大きな分かれ目だと考えています。学校に行けない時期でも、家のなかに安心できる居場所があれば、人はゆっくりとエネルギーを取り戻していけます。逆に、家でも気が休まらない状態が続くと、外との関わりを避ける気持ちが強まりやすくなります。これは私自身の体験と、これまで見てきた多くの事例から感じていることです。

データでも、不登校と引きこもりにはつながりがあると分かっています。文部科学省の調査によると、令和6年度の小・中学校の不登校児童生徒数は35万3970人で、内訳は小学校が13万7704人、中学校が21万6266人でした。前年度の34万6482人から増えています。また内閣府の調査では、15〜39歳でいまの状態になった理由として「中学校時代の不登校」を挙げた人が18.1%いました。これは、その年代の人が現在の状態の理由として答えた割合です。不登校が、その後の引きこもりの一因になりうることを示しています。

引きこもりとニートの違いも、よく尋ねられます。引きこもりは「社会への参加を避けている状態」を指すのに対し、ニートは「就労も就学も職業訓練もしていない状態」を指す言葉です。引きこもりの人がすべてニートというわけではなく、両者は重なる部分もあれば、別の概念でもあります。

引きこもりの主な原因・きっかけ(あなたのせいではない)

引きこもりのきっかけは、ひとつではありません。人間関係のつまずき、学校での出来事、退職や転職、体調の変化、コロナ禍での生活の変化など、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。「これが原因だ」と単純に言い切れるものではないのです。

ここで強く伝えたいことがあります。引きこもりは、「甘え」や「本人の弱さ」が原因ではありません。よく「気持ちの問題」と片づけられがちですが、実際には環境や体調、人との関係など、本人にはどうにもできない事情が絡み合っています。自分を責める必要はありませんし、お子さんを責める必要もありません。

発達障害との関係を心配する人もいます。たしかに、発達の特性が背景に関係している場合もあります。ただし、引きこもり=発達障害というわけではありません。決めつけは禁物です。気になることがあれば、後ほど紹介する専門機関で相談しながら、ていねいに見ていくことが大切です。

引きこもりは何人いる?全国の推計と「ひとりじゃない」という事実

引きこもりの状態にある人は、全国に約146万人いると推計されています。これは15〜64歳を対象にした内閣府の調査による数字で、およそ50人に1人にあたります。決して珍しいことではなく、多くの人が同じような状況を経験しているのです。

若い世代にも広がっています。内閣府の調査では、15〜39歳のうち2.05%が広い意味での引きこもりの状態にありました。中学生・高校生の年代でも、学校や社会との関わりに悩む人は少なくありません。あなたが感じている苦しさは、あなただけが抱えているものではないのです。

この数字が伝えているのは、「あなただけではない」ということです。146万人という数を聞くと、その一人ひとりに事情があり、悩みがあり、そして日々を過ごしていることが想像できます。孤独を感じているとき、この事実が少しでも心を軽くしてくれたらと思います。

こたにりょうた

数字を見て驚くかもしれませんが、それだけ多くの人が同じ気持ちを通ってきた、ということでもあります。

つらくて消えたいほどの時に|まず頼れる24時間の窓口

ここで紹介するのは、いま気持ちが危機的なときのための、緊急で頼れる相談窓口です。引きこもりそのものと継続的に向き合うための支援・医療の相談先は、後ほどの「引きこもりの相談はどこに?」のセクションにまとめています。まずは、つらい気持ちをひとりで抱えないための窓口を知っておいてください。

すぐに話を聞いてほしいとき、24時間対応の窓口があります。「よりそいホットライン」(0120-279-338)は、24時間いつでも無料で電話相談を受け付けています。深夜でも、どんな悩みでも話せます。10代の人なら「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)も使えます。こちらも年中無休・24時間で、無料です。

「死にたい」と思うほどつらいときも、ひとりで抱えないでください。よりそいホットラインは、そうした気持ちにも対応しています。電話の向こうには、あなたの話を聞こうとする人がいます。「こんなことで電話していいのかな」とためらう必要はありません。つらい気持ちを言葉にすることは、弱さではなく、自分を守るための行動です。

電話で話すのが難しいときは、SNSやチャットで相談できる窓口もあります。声を出さなくても、文字でなら気持ちを伝えられるという人は少なくありません。「あなたのいばしょ」(24時間・無料・匿名のチャット相談)や、よりそいホットラインのSNS相談など、文字でやりとりできる窓口もあります。「いのちの電話」(0570-783-556)も相談先のひとつですが、こちらは受付時間が10時〜22時となっています。窓口によって対応時間や方法が違うので、いまの自分に合うものを選んでください。

引きこもりから抜け出すヒント|「環境を変える」という現実的な選択肢

引きこもりから抜け出すために、まず大切なのは「小さな安心」と「休む許可」です。いきなり大きく動こうとする必要はありません。エネルギーが減っているときに無理をすると、かえって苦しくなります。まずは「いまは休んでいい」と自分に許可を出すこと。それが回復の出発点になります。

そのうえで知っておいてほしいのが、「環境を変える」という選択肢です。つらさの原因が、いまいる場所との相性にある場合、その場所に戻ることだけが解決ではありません。転校や、通信制高校という道もあります。通信制高校は、自分のペースで学べて、通学日数も選べる学校です。毎日通うことがつらい人にとって、現実的な選択肢のひとつになります。

通信制高校の人気校ランキングを見ると、どんな学校があるのか具体的にイメージできます。

実際に環境を変えて前向きになった人の声を紹介します。当サイトに寄せられた、通信制高校に通う人の口コミです。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「高校2年生の時に人間関係の悩みから全日制高校より転校しました。入学当初は「通信制で本当に卒業できるのか」「友達ができるか」と不安も多かったですが、先生方が非常にフレンドリーで親身になって相談に乗ってくださり、自分のペースを尊重してくれる環境に救われました。週の登校日数を選べるため、体調に合わせて無理なく通い始めることができたのが良かったです。同じIT系の趣味を持つ友人もでき、暗かった毎日が明るくなりました。最終的に志望していた大学にもAO入試で合格でき、この学校に入って本当によかったと心から感謝しています。」

— ハル(クラーク記念国際高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「高校二年生の時に全日制から「転学」といった形で入学いたしました。最初の一年は対人恐怖症を発症していたのもありまともに単位をとることができず、一年目は「だぶる」という形で終わらせてしまいました。ですがその後弟が後を追うように転学してきて、私と同い年の子たちがそのタイミングで入学してきました。その時から学校に顔を出せるようになり、弟のおかげで少しずつ周りとも話せるようになりました。今となっては当時出会った「騒がしい子」が私の大親友になるとは思いませんでした。通信制に入ったおかげで私は「友」という宝物を持つことができましたし、私自身大きく変わるきっかけになりました。(中略)本当に通信制に変えてよかったです。もう「孤独」じゃないですし、「一生の宝」にも出会えましたから。(後略)」

— nano356(北海道札幌有朋高等学校)

環境を変えるのは、学校だけではありません。家庭での関わり方が変わったことで、本人が少しずつ前を向ける事例もよくあります。たとえば、家族が「学校に行きなさい」と促すのをやめ、本人の気持ちをそのまま受け止めたとします。すると家のなかが安心できる場になり、本人が自分から動き出した、というケースもあります。本人を変えようとするより先に、まわりが安心できる空気をつくる。それが回復を後押しすることがあります。

通信制高校が自分に合うかどうかは、実際に確かめてみるのがいちばんです。学費や通学日数、サポート体制は学校によって大きく違います。気になったら、自分に合う通信制高校を探してみることから始めてみてください。押しつけるつもりはありません。「こんな道もあるんだ」と知っておくだけでも、心の余裕につながります。

こたにりょうた

焦って決める必要はありません。まずは「こういう道もある」と頭の片隅に置いておくだけで大丈夫です。

引きこもりの相談はどこに?病院・支援センター・公的窓口の選び方

ここで紹介するのは、引きこもりの状態と継続的に向き合うための、支援や医療の入口です。いま気持ちが危機的なときの緊急窓口は、前の「つらくて消えたいほどの時に」のセクションにまとめています。落ち着いて相談先を探したいときは、このセクションを参考にしてください。

相談先の選び方の目安

まず迷ったら「ひきこもり地域支援センター」。体調面が心配なら「心療内科・精神科」。10代なら「スクールカウンセラー・地域若者サポートステーション」。どこか1つにつながれば、必要に応じて別の窓口へ案内してもらえます。

まず頼れるのが「ひきこもり地域支援センター」です。これは引きこもりに特化した公的な相談窓口で、すべての都道府県と指定都市に設置されています。令和4年度からは市町村にも広がっています。本人だけでなく、家族からの相談も受け付けています。「どこに相談すればいいか分からない」というときの最初の一歩として使えます。

体調面で心配な症状があるときは、病院に行く選択肢もあります。引きこもりそのものは病気ではありませんが、背景に気分の落ち込みや不安、眠れないといった症状がある場合、心療内科や精神科で相談できます。「何科に行けばいいか分からない」というときは、心療内科や精神科を入口に考えるとよいでしょう。

10代の人には、学校や自治体の窓口も身近な選択肢です。学校のスクールカウンセラー、自治体の教育相談、若者の自立を支援する「地域若者サポートステーション」など、年代に合わせた窓口があります。ひとつの窓口で解決しなくても、別の窓口につないでもらえることもあります。まずは話しやすそうなところから、声をかけてみてください。

子どもが引きこもりかもしれない保護者の方へ|本人を責めず、親も抱え込まないために

ここからは、保護者の方に向けてお伝えします。お子さんが部屋から出てこなくなると、「このままで大丈夫だろうか」と強い不安に襲われますよね。そんなとき、まず大切にしてほしいことがあります。お子さんを責めないこと、そして無理に登校を促さないことです。本人もつらさを抱えているなかで、追い立てられると、かえって心を閉ざしてしまうことがあります。

ここで知っておくと楽になる考え方があります。アドラー心理学でいう「課題の分離」です。学校に行く・行かないは、最終的には本人の課題です。親が「行かせなければ」と抱え込み、本人の課題に踏み込みすぎると、お互いが苦しくなります。もちろん、見守ることと放置することは違います。「あなたを大切に思っている」という姿勢は伝えながら、決めることは本人にゆだねる。この線引きが、親子の関係を守ります。

もうひとつ知っておきたいのが「情緒感染」という考え方です。親の不安や落ち込みは、言葉にしなくても子どもに伝わります。親が追い詰められた表情でいると、子どもは「自分のせいだ」と感じ、よけいに動けなくなることがあります。だからこそ、まず親自身が気持ちを整えることが、結果的に子どもの安心につながります。親が笑顔でいられる時間を持つことは、わがままではなく、家庭にとって必要なことです。

保護者の方も、ひとりで抱え込まないでください。ひきこもり地域支援センターは、家族からの相談も受け付けています。親としての悩みを話せる場を持つことは、お子さんを支える力にもなります。お子さんとの関わり方を学びたい方は、保護者向けの不登校無料講座を見ることから始めてみてください。

こたにりょうた

親御さんが少し肩の力を抜けると、家の空気がやわらいで、お子さんも息がつきやすくなります。

運営者・小谷より|高校を中退した私が、いま伝えたいこと

私自身、高校を中退してから動き出した経験があります。当時は、毎日がうまくいかず、自分だけが取り残されているような気がしていました。先のことを考えると不安で、何をどうすればいいのか分からない日々でした。

それでも、場所を変えて学び直し、少しずつ前に進むことができました。だからこそ、いまこのページを読んでいるあなたに伝えたいのです。いまいる場所が、あなたのすべてではありません。合わない環境にとどまり続ける必要はないし、いまの状態がずっと続くわけでもありません。道は、思っているよりたくさんあります。焦らず、自分のペースで、次の一歩を探していきましょう。

引きこもり診断・相談に関するよくある質問

引きこもりは何か月から?

厚生労働省のガイドラインでは、原則として6か月以上、家庭以外との関わりを避けて家にとどまり続けている状態を、ひとつの目安としています。ただし、これは状態を整理するための目安であり、期間だけで決まるものではありません。

引きこもりは病院で診断できますか?

引きこもりそのものは病気ではなく「状態像」なので、病名として診断されるものではありません。ただし、背景に気分の落ち込みや不安などの症状がある場合は、心療内科や精神科で相談・評価を受けられます。

引きこもりと不登校はどう違いますか?

不登校は「学校に行けない・行かない状態」を指し、引きこもりは「学校に限らず社会への参加全般を避ける状態」を指します。不登校だからといって、必ず引きこもりになるわけではありません。

引きこもりとニートはどう違いますか?

引きこもりは「社会への参加を避けている状態」を指し、ニートは「就労も就学も職業訓練もしていない状態」を指します。重なる部分もありますが、別の概念です。

このセルフチェックは何問で、何点で判定されますか?

このページのセルフチェックは10問で、A=2点・B=1点・C=0点の20点満点です。ただし、点数で「引きこもりと判定する」ものではありません。あくまで、いまの状況を整理する目安としてお使いください。

子どもが引きこもりかもしれません。まず何をすべき?

まずは本人を責めず、無理に登校を促さないことが大切です。そのうえで、ひきこもり地域支援センターなど、家族の相談も受け付けている窓口に話してみてください。親自身が抱え込まないことも、お子さんを支える力になります。

引きこもりから抜け出すには何から始めればいい?

まずは「休む許可」を自分に出すことから始めてください。エネルギーが戻ってきたら、転校や通信制高校など「環境を変える」選択肢を知っておくと、次の一歩を選びやすくなります。

まとめ|引きこもりかなと思ったら、今日できる3つのこと

引きこもりかなと思ったら、今日できることが3つあります。1つめは、自分を責めないこと。いまの状態は、あなたや家族のせいではありません。2つめは、相談できる窓口を1つメモしておくこと。よりそいホットラインでも、ひきこもり地域支援センターでも、いざというときの連絡先がひとつあるだけで安心感が変わります。3つめは、「環境を変える」という選択肢を知っておくこと。いまいる場所がすべてではないと知ることが、心の余裕につながります。

今日できる3つのこと

  • 自分(お子さん)を責めない
  • 相談できる窓口を1つメモしておく
  • 「環境を変える」という選択肢を知っておく

焦らなくて大丈夫です。次の一歩は、小さくてかまいません。今日できたのは「このページを読んだこと」。それだけでも、十分に前を向いています。自分のペースで、できることから始めていきましょう。お住まいの地域から探したいときは、お住まいの地域の通信制高校を探すところから見てみてください。

出典・参考資料

  • 内閣府「こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年度)」 https://www.cfa.go.jp/resources/research/chilren-attitudes
  • 厚生労働省「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」 https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000779362.pdf
  • 厚生労働省「ひきこもりVOICE STATION」 https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/information/
  • 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422178_00005.htm
  • 九州大学プレスリリース(HQ-25M) https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/841/

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

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この記事を書いた人

通信制高校出身で生徒会長の経験を活かし、通信制高校・不登校について発信中。無料の不登校解決動画講座通信制高校選び方メルマガ講座 主催しています。

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