日曜の夜23時。明日の月曜を想像すると胃が重くなって、布団の中で「学校行きたくない 甘え めんどくさい 無気力」と打ち込んだあなたへ。「朝しんどい、起きられない」「みんな普通に行ってるのに、なんで私だけ」「これってただの甘えだよね」と自分を責めていませんか。先に一つだけ伝えます。その3つの言葉は、甘えではなく心と体からのSOSサインです。
通信制高校カフェは300校以上を取材し、これまで5,000件を超える「学校に行けない」相談を受けてきました。運営者の小谷自身も、高校時代に不登校から通信制に転校した経験があります。
この記事でわかること
- 「学校行きたくない=甘え」ではない、心と体からのSOSサインである理由
- 3つの言葉の裏にある「心の体力」の話
- 自分を1分でチェックできる10項目と、うつ・起立性調節障害・適応障害との見分け方
- 今夜と明日の朝にできること/親への伝え方の具体的なテンプレ
- 保健室登校・通信制高校・オルタナスクールという第3の道
あなたの「学校行きたくない」はどのタイプ?3分セルフ診断
甘え・めんどくさい・無気力のどれ?5問でわかる


失敗しない通信制高校選びのコツ
自分に合った学校を選びやすい通信制高校ですが、残念ながら、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
よくある原因として、
- 1つの学校しか検討しなかった
- 親の意向で決めてしまった
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といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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「学校行きたくない、甘えかも」と検索したあなたへ。それは甘えじゃない
先に結論だけ伝えさせてください。「学校行きたくない」と検索したあなたは、甘えていません。 布団の中で自分を責めてしまった夜に、まずこの一文だけ持ち帰ってほしいのです。この章は、あなたを説得するための章ではなく、今夜のあなたの隣に座るための章です。



5,000件以上の相談を受けてきて、「甘えで不登校になった子」には一人も会ったことがありません。あなたが今感じていることは、心が限界に近いというサインです。
日曜の夜23時、布団の中で検索したあなたへ
この章では、今まさに画面の向こう側にいるあなたの状況を、できるだけ言葉にしてみます。一人じゃないと感じてもらえたら、それでこの章の役割は果たせます。
日曜の夜23時。部屋の電気は消していて、布団の中でスマホの明るさだけが顔を照らしている。明日の朝の時間割をなんとなく思い出して、胸のあたりがざわついて眠れない。制服のブラウスがまだ椅子に掛かったままなのを視界の端で感じている——そんな時間帯に、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
今夜いきなりこうなったように感じているかもしれませんが、学校に行けないしんどさは、もっと前から、あなたの心の中で少しずつ始まっています。不登校支援の現場でよく言われるのは、「表に出てきたのは今日でも、心の消耗は数週間・数ヶ月前から始まっている」ということ。今日のあなたは、昨日までの自分が溜めてきた疲れの上に立っています。
「学校行きたくない 甘え」「めんどくさい 無気力」と打ち込んだ指は、きっと迷った末の指だったはずです。検索窓に入れた時点で、あなたはもう十分すぎるほど戦っています。検索しようと思った時点で、あなたはまだ自分を諦めていないのです。ここからは、説教も正論もなしで読み進めてもらえれば大丈夫です。
「甘えだ」と自分を責めてしまう気持ちにまず寄り添わせてください
このH3では、「甘えかも」と感じてしまう気持ちそのものを否定せず、一度まるごと受け止めたいと思います。
「これくらいで休みたいなんて甘えだ」「みんな頑張ってるのに自分だけおかしい」。そう自分に言い聞かせてきた時間が、きっとあったと思います。その言葉は、あなたが真面目で、ちゃんとしようとしてきた証拠でもあります。だから、「甘えかも」と感じてしまう気持ちまで否定する必要はありません。
不登校支援の現場では「みんな行けているのに自分だけ行けていない、その事実は本人が一番よく分かっていて一番辛い」と繰り返し語られます。外から見て甘えに見えても、内側にいる本人は誰よりも「行けない自分」を背負っているのです。その辛さを置き去りにしないでください。
ただ、一つだけ聞いてほしいことがあります。本当に甘えている人は、深夜に「これは甘えかな」と検索したりしません。 甘えている人は、罪悪感を持たないまま堂々と休みます。自分を疑って、責めて、眠れなくなっているあなたの状態は、甘えとは真逆の場所にあります。
「甘えかも」という不安は、あなたが今とても疲れているサインとして受け取ってください。この章ではまだ原因も対処法も話しません。ただ「欠点があってもなお自分はここにいていい」とだけ、今夜は自分に言ってあげてほしいのです。自分を受け入れる一歩は、いつも「ダメなところがあるままの自分を、とりあえずOKにする」ことから始まります。
通信制高校カフェに5,000件届いた相談で見えた「甘えかも」のリアル
ここでは、あなたと同じ言葉で検索してきた人たちの話をします。孤独の正体を「人数」という形で見せたいからです。
通信制高校カフェには、これまで5,000件を超える不登校・学校行きたくない相談が届いています(※通信制高校カフェ調べ)。そのなかで、最初のひと言が「これって甘えですよね?」「自分が弱いだけですよね?」から始まった相談は、一定の割合を占めています。言い方を変えるなら、日曜の夜に「甘えかも」と検索して、最初に自分を責めた場所からスタートする子は、本当にたくさんいる傾向があります。
あなたが今感じている自己嫌悪は、あなた一人のものではありません。同じ時刻に、同じ検索窓に、同じ言葉を打ち込んでいる誰かが、日本のどこかに必ずいます。アドラー心理学の生みの親アルフレッド・アドラーが残したとされる言葉に、「できない自分を責めている限り、人は幸せにはなれない。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれる」というメッセージがあります。自分を責めてしまう夜は、強さから遠ざかっているのではなく、強さへ向かう入り口にいると思ってください。
実際に「最初は甘えだと思っていた」状態から抜け出した先輩の声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「全日制高校での人間関係に疲れてしまい、高校2年生の時に転入しました。最初は『通信制』という響きに偏見もあり不安でしたが、クラークは制服もあって毎日通学するスタイルを選べたので、生活リズムを崩さずに高校生活を再開できたのが一番良かったです。先生との距離が近く、勉強だけでなく進路の相談にも親身に乗ってくれました。検定対策などが充実していて、自信を取り戻すことができました。自分らしく過ごせる場所が見つかって感謝しています。」
— みらい(生徒本人・クラーク記念国際高等学校)
このように「人間関係に疲れていた自分を責めていた時期を経て、自分らしく過ごせる場所にたどり着けた」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
関連記事:学校行きたくない理由がわからない時に読む記事はこちら
次の章では、「甘え・めんどくさい・無気力」という3つの言葉の裏側で、あなたの心に何が起きているのかを、責めない言葉でほどいていきます。
「甘え・めんどくさい・無気力」3つの言葉の裏にある「心の体力」の話
「甘え」「めんどくさい」「無気力」。この3つはバラバラの言葉に見えて、あなたの中にある同じ気持ちの別の言い回しです。通信制高校カフェが相談現場で使っている捉え方で、3つの言葉の正体を一緒にほどいていきます。
背景には「自分をどう見ているか」「学校での日々のストレス」「家での過ごしやすさ」という3つの要素が、複雑に絡み合っています。どれか1つが原因というより、複数の条件が重なって心の体力が減っていくイメージで読んでみてください。
3つの言葉は「心の体力」が消耗したときの、異なる表れ方
まず一番大事なことをお伝えします。「甘え」「めんどくさい」「無気力」は、心の体力(エネルギー)が減ったときに外に出てくる、同じ土台の異なる表れ方です。順番に進むものでも、どれかが重症というものでもありません。
心の体力は、スマホのバッテリーに似ています。毎日の人間関係、授業、家での気疲れ。全部バッテリーを少しずつ消費しています。充電できる日より消費する日が続くと、残量がどんどん減っていきます。
残量が10%の日に「甘え」と口にする人もいれば、「めんどくさい」とつぶやく人も、「何も感じない」になる人もいる。表れ方が違うだけで、起きていることは「心の体力が足りない」という1つの事実です。
回復に必要なのは気合いでも根性でもなく、安心できる環境と、1日7〜9時間ぐっすり眠れる時間。この2つだけです。
「甘え」と自分を責めてしまう時、本当はどんな気持ちがあるか
「自分は甘えているだけだ」と思う時、本当にあなたの中にあるのは、甘えではなく「もうこれ以上頑張れない」という限界サインであるケースが多いのです。
不登校支援の現場では、こんな言葉が繰り返し語られています。「学校がめんどくさいから、家でゲームしている方が楽だから——そんな甘えで不登校生活を送っているわけではない」。通信制高校カフェが日々の相談で何度も確認してきたことです。
家でゲームをしていても、心のどこかで「行かなきゃ」と自分を責め続けている。それは甘えている人の頭の中ではなく、戦い続けて疲れ切っている人の頭の中であるケースが少なくありません。
もう一つ知っておいてほしいのが、「理想の自分」と「今の自分」のギャップの話です。臨床心理学者カール・ロジャーズの理論では、「こうあるべき自分」と「実際の自分」が離れるほど、人は自己否定に陥りやすいと整理されています。「普通に学校に行ける自分」を理想にしてきた人ほど、行けない日の自分を強く責めてしまう傾向があります。完璧でいようとするあまり、失敗を恐れて体が動かなくなる——それは甘えではなく、真面目な人ほど陥りやすい行き止まりです。
加えて大切なのは、「きっかけ」と「原因」は別物だということ。今日行けなかった直接のきっかけ(朝の頭痛、友達とのすれ違い、宿題など)があったとしても、それはあくまで表に出てきた引き金であって、根っこにある原因ではありません。きっかけを取り除いてもしんどさが消えない時、本当の原因は心の体力の方にあるケースが多いとされています。
「めんどくさい」が頻繁に出てきた時、身体と心に起きていること
「めんどくさい」が口ぐせになっている時、あなたの心の体力はかなり減っている可能性があります。悪い兆候ではなく「休んで」というサインです。
心の体力が減ってくると、まず削られるのは判断や選択に使うエネルギーです。朝、何を着るか。昼休みに誰と話すか。元気な時なら無意識にこなせる小さな選択のひとつひとつが、急に重たくなります。
その重さが「めんどくさい」という1つの言葉になって外に出てくる。本当は「もうこれ以上、決められない」「ちょっと黙って休みたい」というSOSであるケースが多いのです。
もう一歩踏み込むと、今のあなたにとって教室は「少し頑張れば成長できる場所」ではなく、「いるだけで消耗する場所」になっている可能性があります。安心できる場を「コンフォートゾーン」、成長につながる適度な挑戦の場を「ストレッチゾーン」、耐えられないほど負荷が高い場を「パニックゾーン」と呼ぶ整理の仕方があります。教室がパニックゾーン化している時に「頑張れ」と言うのは、溺れている人に泳ぎ方を教えるようなもの。まず必要なのは挑戦ではなく、安全な陸に戻ることです。
「頑張ろうとしたら体が動かなくなった」という先輩の声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「1年生の時に全日制から転入しました。中3の時から通信制サポート校を検討していましたが、全日制の高校に挑戦してみたくさらに合格したため、全日制に進学しました。しかしやはり、体調不良により欠席等が増え単位が取れないかもしれない。たとえ単位が取れたとしてもこのまま通い続けることができるのか?と思い転校を決心しました。転校した結果、毎日自分のペースでの登校ができ単位も取れ友達もでき、3年間での卒業ができました。」
— 春夏秋冬(生徒本人・未来高等学校)
このように「めんどくさい=心身の限界サインで、自分のペースに切り替えたら3年で卒業できた」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
「無気力」はあなたが戦ってきた証|アドラー心理学の視点から
「何もしたくない」「何も感じない」。そんな無気力な自分を責めないでください。無気力は、あなたがずっと戦ってきた証拠であるケースが多いのです。
アドラー心理学の流れを汲むルドルフ・ドライカースは、子どもの不適切な行動の目的を4つに整理しました。注目を得る→権力争い→復讐→無気力(無能の示威)。この4つ目にたどり着く人は、前の3つで何度も声をあげ、何度も傷ついてきた人だとされています(アドラー心理学の流れを汲むドライカースの整理による)。
無気力は「最初から怠けている状態」ではなく、「勇気をくじかれ尽くした先の地点」と捉え直すことができます。何度も「助けて」を出したのに届かなかった、何度もがんばったのに認めてもらえなかった——そんな積み重ねが、心のエネルギーをゼロに近づけていく傾向があります。だから無気力でいる今のあなたは、むしろ長く戦ってきた人なのです。
この見方を裏づける数字もあります。文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」によると、高校生の不登校の主たる要因のうち「無気力・不安」が約40%を占めています。「無気力」はあなた一人の弱さではなく、同じように戦い疲れた高校生が全国に大勢いるということ。



相談現場で「無気力」と言われる子の多くは、実は誰よりも頑張ってきた子です。頑張れなくなるまで頑張った結果なので、甘えとは正反対のことだと思っています。
ここまで読んで「自分はどれくらい深刻なんだろう」と気になった方もいるはずです。次の章で、10項目のセルフチェックと一緒に整理していきます。
「甘え?それともSOS?」セルフチェック10項目と病気との見分け方
「甘えなのか、それとも本当にしんどいのか」は、頭の中だけで考えても答えは出ません。ここでは1分でできるセルフチェックと、病気との見分け方を置いておきます。自分を客観的に見るための、小さなものさしとして使ってください。
参考までに、文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」では、中学生・高校生合わせて30万人超の不登校が報告されており、高校の不登校生徒だけでも全国で6万人規模にのぼります。毎年一定数の中途退学・原級留置(留年)も発生していることが報告されています。あなたが抱えている苦しさは、決してあなた一人だけのものではありません。同じ中高生の中で、同じ場所でもがいている人は、同じ学年にもきっといます。
今のあなたの状態を1分で確かめるセルフチェック10項目
深く考えず、直感で○か×を付けてみてください。全部で1分もかかりません。
このチェックは通信制高校カフェが相談現場の傾向をもとに独自に作成したもので、PHQ-9のような医療的な診断基準ではありません。気持ちを整理するための目安としてお使いください。
- 朝、布団から出られない日が週に3日以上ある
- 胸がぎゅっと締めつけられる感覚がある
- 涙が理由なく出る、または出そうになる
- 食欲がない、または逆にドカ食いしてしまう
- 夜なかなか眠れない、または眠っても疲れが取れない
- 今日何を食べたかすぐ思い出せない
- 好きだったことが楽しいと感じなくなった
- 自分を責める言葉が頭の中でぐるぐる回る
- 「消えたい」「いなくなりたい」と思う瞬間がある
- 人と会うのが怖い、LINEも開けない
○が何個ついたか、指の数で覚えておいてください。
※以下の目安はあくまで自己整理のためのもので、感じ方や状態には個人差があります。気になる症状が続く場合は、医療機関・スクールカウンセラー等の専門家にご相談ください。
チェックが3個未満なら「軽い心の体力切れ」|まずは休む
3個未満だったあなたは、心の電池が少し減っている「体力切れ」の傾向かもしれません。病気ではなく、充電すれば回復するケースが多いとされています。
今夜はスマホを置いて、温かい飲み物を飲んで、早めに布団に入ってください。明日1日だけ休む選択肢も、あなたには残されています。「休んだら負け」ではありません。充電のない電池では、どんな機械も動きません。
チェックが4〜6個なら「要注意ゾーン」|大人に相談を
4〜6個だったあなたは、一人で抱え込むラインを少し越えかけているかもしれません。ここから先は、誰か大人に声を届けることが回復への近道になるケースが多いです。
親に言いにくければ、保健室の先生・スクールカウンセラー・信頼できる親戚で構いません。LINEや手紙でも大丈夫です。「学校がしんどい」の一言だけでも十分伝わります。心理学では、言葉にできない気持ちを言葉にして誰かに話すこと自体が、心の緊張をほどく効果を持つとされます(カタルシス効果)。話したから問題がすぐ解決するわけではなくても、話した後の呼吸は確実に少し楽になるケースが多いとされています。相談は「弱さ」ではなく「賢い選択」です。
チェックが7個以上なら「専門家への相談を検討」
7個以上だったあなたは、自分の力だけで乗り越えようとせず、専門家の手を借りるタイミングに来ているかもしれません。大げさでも甘えでもなく、風邪で熱が39度出たら病院に行くのと同じことです。
特に「消えたい」「いなくなりたい」にチェックがついた人は、今夜のうちに下記の無料窓口に電話してください。あなたの話を誰かが聞いてくれます。
今夜すぐ相談できる無料窓口
- チャイルドライン:0120-99-7777(18歳まで無料)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間無料)
「不登校の裏側で実は病気だった」というリアルな声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「高校2年生の時に不登校になり、進学校の高校から第一学院高校の浜松キャンパスに転入しました。うつ病と摂食障害になってしまったため登校が難しかった部分もありベーシックコースでの転入でしたが授業の出席は必須ではなく、タブレットでの授業受講、課題提出、卒業試験のみ本校での出席で卒業することができ、またタブレットのオンライン授業の内容もわかりやすく丁寧なものであったため、大変感謝しています」
— mai(生徒本人・第一学院高校 浜松キャンパス)
このように「学校行きたくないの裏に診断名のつく病気が隠れていて、環境を変えることで卒業までたどり着けた」という声が寄せられています(※個人の体験談です。診断は医療機関でのみ可能です)。
うつ・起立性調節障害・適応障害との見分け方フローチャート
ここからは、似た症状を持つ3つの病気の見分け方です。あくまで目安なので、最終的な診断は必ず専門医にゆだねてください。
うつ病の可能性:2週間以上、気分の落ち込み・楽しさの消失・睡眠や食欲の変化が毎日のように続いている。朝も夜も気分が晴れない。こんな症状が続いていたら、心療内科やスクールカウンセラーに相談することを検討してください。
起立性調節障害(OD)の可能性:朝だけ激しい頭痛・腹痛・立ちくらみがあり、午後になると楽になる。「夜は元気なのに朝だけ動けない」が特徴です。これは怠けではなく、一般社団法人 日本小児心身医学会の解説でも説明されているとおり、循環器系の自律神経機能が低下して起きる身体疾患で、治療には薬だけでなく環境や生活リズムの調整も必要とされています。こんな症状が続いていたら、まずは小児科(思春期外来)に相談することを検討してください。
適応障害の可能性:特定のストレス(クラス替え・部活・受験など)がきっかけで3ヶ月以内に発症し、そのストレスから離れると症状が和らぐ。学校を休んだ日だけ元気になる人はここに当てはまりやすいです。こんな症状が続いていたら、心療内科やスクールカウンセラーに相談することを検討してください。
どれに近いか迷ったら、まずは保健室の先生に話してみるのが一番近道です。自己判断でラベルを貼らず、「診断は必ず専門医へ」の原則だけは守ってください。
関連記事:学校行きたくない時の対処法まとめはこちら
自分の状態がだいたい見えたら、次は「今夜と明日の朝、具体的に何をすればいいか」を見ていきましょう。
学校行きたくない今夜と明日の朝にできること|「休んでいい」と決めるための具体策
学校行きたくないと感じたまま迎える日曜の夜は、世界で一番長く感じます。この章では、今夜(日曜23時)布団の中でできる小さなことと、明日の朝に起きられなかった時のための具体策をまとめました。「休んでいい」と自分で決められるように、できるだけ小さな行動だけを集めています。
今夜(日曜23時)布団の中でできる5つのこと
今は「何かを頑張る時間」ではありません。ここで紹介するのは、布団から出なくてもできる5つだけ。1つできたら十分、全部やらなくて大丈夫です。
1. スマホの明るさを最低まで下げて、重さのあるブランケットや厚手の毛布を体にかけます。体の表面に軽い圧がかかると、安心感が生まれやすくなります。
2. ゆっくり3回だけ深呼吸します。4秒吸って、6秒かけて吐く。長さより、吐く方を長くするのがポイントです。
3. 「今日は頑張りすぎた」と自分に声をかけてみてください。心の中でもかまいません。誰も聞いていなくても、自分の耳は聞いています。
4. お腹の上に片手を当てて、手のひらの温かさをじっと感じます。体に触れる行為そのものが、小さな安心の合図になります。
5. 「明日、起きれなくてもOK」と決めて眠ります。決めてから眠るのと、不安を抱えたまま眠るのとでは、朝の重さが変わります。
明日の朝、起きられなかった時にできる3つのこと
朝、目覚まし時計が鳴ってもどうしても体が動かない日があります。そんな朝のために、起き上がらずにできる3つだけを用意しました。
まず知っておいてほしいのは、「本当は行きたいのに体が言うことを聞かない」という状態は、嘘でもサボりでもないということ。「朝になると身体が動かない」と訴える子どもたちを診てきた臨床の現場では、これは意志の弱さではなく、心身が限界を超えたときに起きる防御反応だと説明されています。起き上がれない自分を、今朝だけは責めないでください。
1. 無理に起き上がらず、まず30分だけ布団の中で体を観察します。「頭が重い」「胸が苦しい」など、感じたことをそのまま心の中でなぞるだけで十分です。
2. 「今日はお休み」とスマホのメモアプリに一行だけ残します。あとで親に見せるか、自分の記録にするか、その時決めればいいです。
3. 水を一口だけ飲みます。これだけで、今日の大事な一歩はもう踏み出せています。
「休んだらそのままダメになるのでは?」への答え
一番怖いのは「今日休んだら、そのままずっと戻れなくなるのでは」という不安ですよね。結論、その心配は多くの場合いりません。
むしろ不登校支援の現場では、こんな言い方がされることがあります。「実は、学校をしっかり休ませることこそ、不登校から抜け出すための一番の近道」。充電できない電池を無理に動かし続ければ、壊れるか止まるかの二択しか残りません。いったん止めて、安心して休ませることが、次に動き出すための土台になります。
大事なのは、「学校はいつでも、行こうと思えば行ける場所」として残しておくこと。今日休むことは、永遠に戻れないことではありません。今日は充電日、明日は明日のあなたに任せる——それくらいの距離感で大丈夫です。
不登校支援の現場では、心の回復には「休み始めた直後の葛藤の時期」があり、その後「少しずつエネルギーを取り戻していく時期」が続くと捉える考え方があります(通信制高校カフェが相談現場で用いている整理)。今あなたが休もうとしているのは充電の時間で、ここで休むことが次の一歩への近道になるケースが多いです。大切なのは、回復は右肩上がりではなく、アップダウンを繰り返しながら前に進むこと。数週間後に「暇だな」と感じ始めたら、それはエネルギーが溜まってきたサインだと受け取ってください(※回復のペースには個人差があります)。
さらに詳しい解説は柱記事でご紹介しています(学校行きたくない全体ガイド)。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 通信制高校カフェには、あなたと同じように「何にもやる気が起きない自分が怖い」と打ち明けてくれた高校生がいました。通信制に在籍しながら、好きだったことも楽しめず、毎日自分を責めてばかりいた子です。その子が変わり始めたのは、親御さんが「頑張れ」をやめて「今日も起きてきてくれてありがとう」に声かけを変えてから。家が安心して充電できる場所になった結果、3ヶ月後にその子は自分の口で「学校に行ってみる」と言い出しました。動き出したのは、気合いを入れ直したからではなく、ちゃんと休める場所ができたから。だから今夜のあなたも、まずは責めるのを一回やめて、充電することだけに集中して大丈夫です。
「休む」と決めた時の具体的な伝え方テンプレ
親に「休む」と伝えるのは、休むこと自体よりハードルが高い時があります。長い説明は要りません。短く、事実だけを伝える3パターンを用意しました。
- パターンA「体調が悪い」系:「お腹が痛くて起きられない。今日は休ませてほしい」
- パターンB「気持ちが落ちてる」系:「気持ちがしんどい。今日はゆっくりさせて」
- パターンC「学校で疲れた」系:「最近学校でたくさん気を使って、今日は動けない」
親に直接言いづらい時は、スマホのメモに書いて見せるだけでも十分です。学校への連絡も自分で抱え込まなくて大丈夫。朝学校に連絡する時の言い訳・伝え方に、親が学校へ電話する時の文例もまとめています。
親に本音を言えず苦しかった先輩の声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「どんな不登校、不良、サボリをする生徒も見捨てない、そういう学校でした。自分は親に無理矢理敷かれたレールの上を走らされている感覚が強く、基本的に遅刻、サボりの常習犯でしたが、決して学校側は自分のような人間も見放さない、そういうサポート校だったのが強く印象に残っています。卒業してかなりの年数経ちますが、未だに感謝しています。」
— アカサカ(生徒本人・中央高等学院)
このように「親に敷かれたレールの上で苦しんでいたけれど、自分を見放さない場所があると救われる」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
親に言えない人のための代替策
家の人にどうしても言えない時は、学校の中と外の両方に、あなたを受け止めてくれる窓口があります。「親に迷惑をかけたくない」と感じる優しい人ほど、こういう窓口を使ってほしいと思っています。
- 保健室登校・別室登校:担任にメールやメモで「教室が無理なので保健室にいたい」と伝えるだけで申請できます。最初のひと言は養護教諭への一本のメッセージで十分です。
- 養護教諭・スクールカウンセラー:保健室の先生は、担任よりも秘密を守ってくれる立場です。週1回のスクールカウンセラー面談を予約するのもおすすめです。
- チャイルドライン(0120-99-7777):18歳までの子どもが匿名でかけられる無料電話。親に言えない話こそ歓迎されます。
- よりそいホットライン(0120-279-338):24時間つながる無料電話。深夜でも受け止めてもらえます。
- Mex(ミークス):10代向けのSNS相談サイト。文字でのやり取りなので、声を出さなくて大丈夫です。
親に言えない悩みは不登校無料講座でも相談できます。次の章では、親御さん自身にも読んでほしい「甘えるな」が子どもを追い詰める理由と、今日から使える親子対話スクリプトをまとめます。
今夜できること・明日の朝のポイント
- 「明日、起きれなくてもOK」と決めてから眠る
- 朝起きられなかったら水を一口飲むだけでOK
- 休むことは逃げではなく、心の充電時間
- 一人で抱え込まず、話しやすい大人に一言伝える
保護者の方へ|「甘えるな」NG対応と親子対話スクリプト
ここからはお子さんを見守る保護者の方へのセクションです。「甘えなのか病気なのか」「どう声をかけていいかわからない」と、親も一人で不安を抱えているんですよね。通信制高校カフェは300校以上の通信制高校を取材し、5,000件を超える相談を受けてきました。その現場経験をもとに、NG対応と、そのまま使える声かけをお伝えします。
はじめに一つだけ、心に留めておいてほしいことがあります。親の役割は「子どもの考えを変えること」ではなく、「子どもの気持ちを理解し、尊重すること」です。解決を急ぐほど、子どもは自分の気持ちを話せなくなる傾向があります。
「甘えるな」「みんな頑張ってる」が子どもを追い詰める理由
強い言葉をかけてしまった夜、自分を責めていませんか。知っておいてほしいのは、「甘えるな」は叱咤激励ではなく、子どもには"逃げ場の封鎖"として届きやすいということ。
心の体力が消耗している状態で「頑張れ」と言われると、子どもは「頑張れない自分=価値がない自分」と受け取るケースが多いです。「みんな頑張ってる」も「あなただけができていない」と翻訳されて届くことがあります。親の意図と受け取り方がずれてしまう、それだけの話です。
脳科学・心理学の知見では、強い叱責や脅威を感じた時、人間の脳は「学ぼう」より「身を守ろう」を優先することが知られています。防御モードに入った脳は、言葉の中身を受け取る余裕を失いがちです。「甘えるな」が届かないのは、子どもが生意気だからではなく、脳の仕組み上そうなっていると考えられます。
アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。学校に行くか行かないかは、最終的には子ども自身の課題。親ができるのは、子どもの代わりに答えを出すことではなく、自分自身の不安と子どもの課題を切り分けて、安心して相談できる土台をつくることです。
保護者がやってしまいがちなNG対応7選
やってしまいがちな対応を7つ並べます。当てはまっても自分を責めないでください。知っていれば明日から変えられます。
1. 「甘えるな」「弱音を吐くな」と否定する──子どもが本音を閉じ、相談先を失いやすくなります
2. 「みんな頑張ってるよ」と比較する──自己否定を強め、孤独感を深めるケースがあります
3. 「将来どうするの」と不安を煽る──未来を考える余裕がない時期に未来を突きつける行為です
4. 「私の育て方が悪かった」と自分を責めて見せる──子どもは「自分のせいで親を苦しめている」と二重に傷つく傾向があります
5. 無理やり起こして制服を着せる──身体が動かない状態では恐怖体験になりやすいです
6. スマホ・ゲームを取り上げる──不登校支援の現場では、ゲームやスマホは心の体力を回復するための充電手段と位置づけられています。取り上げることは、充電中のスマホからケーブルを引き抜く行為に近いと考えてください
7. 第三者への相談を「恥ずかしい」と避ける──親だけで抱え込むと判断が感情的になりやすくなります
「お母さん、今日めんどくさい」と言われた時の正解セリフ集
子どもが弱音を口にした瞬間は、関係をつくり直す絶好のタイミングです。答えを返すより、まず受け止めることを意識してみてください。アドラー心理学では、上から「えらい」と褒めるのではなく、横並びで「ありがとう」「助かったよ」と伝える「勇気づけ」こそが、子どもの自己肯定感を育てる土台になるとされます。
- 「うん、話してくれてありがとう」──まず受容。評価もアドバイスも後回しで大丈夫です
- 「じゃあ今日はゆっくり休もう。夜に少しだけ話聞かせて」──対話の場を別時間にずらします
- 「めんどくさいって言えるのは、エネルギーが残ってる証拠だよ」──言葉にできたこと自体を肯定します
- 「お母さんも、今日めんどくさい日あるよ」──フラットな立ち位置で孤独感を薄めます
- 「朝、ご飯食べてくれてありがとう」「起きてきてくれて助かった」──当たり前に見える行動にこそ「ありがとう」を返します
当たり前に見える行為にこそ「ありがとう・嬉しい・助かった」を伝える。これが勇気づけの一番の実践です。



保護者の方が「甘えるな」をやめるだけで、子どもが話しかけてくれるようになるケースは本当によく見ます。言葉一つで家が安心できる場所に変わります。
保護者の立場から「子のペースに寄り添ったら変わった」という声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「息子が高校2年のときに全日制から転入しました。最初は通信制ということでちゃんと卒業できるのか不安もありましたが、学校は本人のペースに合わせてくれたのがありがたかったです。スクーリングも楽しく、何より自信を取り戻してくれたことが親としては何より嬉しかったです。卒業後は専門学校に進学しましたが、その道も先生が一緒に考えてくれました。」
— にんにん(生徒の保護者)
このように「親が"こうあるべき"を手放して本人のペースを尊重したら、子どもが自信を取り戻していった」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
見守るだけでは解決しない|家庭を「安心安全な場所」にする5ステップ
「見守りましょう」だけでは何をしていいか迷いますよね。通信制高校カフェが支援現場で使っている「不登校解決5ステップ」(マズローの欲求階層説をベースに運営者・小谷が体系化したフレーム)を、保護者向けに簡略化してお伝えします。
前提として知っておいてほしいのが「心理的安全性」という考え方です。これはGoogleが社内の「プロジェクト・アリストテレス」という生産性研究で「最も効果的なチームの共通点」として見出した概念で、「何を言っても否定されない」「失敗しても責められない」と感じられる環境のことを指します。会社のチームで成果が出る条件として発見されたものですが、家庭でも同じです。心理的安全性は甘やかしとは違います。「ダメなことはダメ」と伝えつつ、その前提として「あなたの存在は絶対に大丈夫」というメッセージが届いている状態です。
加えて、親子の間では気持ちは伝染します。親が不安で張り詰めていると、子どもの不安もじわじわ濃くなる傾向があります。逆に親が落ち着いていると、子どもも少しずつ呼吸を整えやすくなります。声かけを変える前に、まず親自身が一度深呼吸することから始めてみてください。
1. 日常会話の回復──「おはよう」「ごはんできたよ」の声かけを続ける。学校の話題は出さない
2. 興味関心への接近──子どもが好きなゲーム・漫画・YouTubeを、親も少しだけ覗いてみる
3. 社会生活の回復──家族以外の人と会う機会を、子どものペースで少しずつ
4. 未来への視点──学校復帰ではなく「こういう生き方もある」を雑談の中で共有する
5. 自己決定の尊重──最後は子ども自身が選ぶ。親は選択肢を並べておくだけ
順番通りに進める必要はありません。今の関係から自然に入れるステップから始めて大丈夫です。相談現場では、「家の小さなお手伝い(料理・洗濯たたみ・ペットの世話など)を任されたことがきっかけで、自分の役割を取り戻していった子どもの事例が数多く報告されています。役に立っている実感は、何よりの勇気づけになります。
関連記事:子どもが学校行きたくないと言った時の親の対応はこちら
親の対応が変わると、家庭が「戻れる場所」になります。次の章では、学校に行く・行かない以外の「第3の道」という選択肢をお伝えします。
学校に行く・行かない以外の「第3の道」|通信制高校・保健室登校・オルタナスクール
「今の学校を辞めたら、人生が終わる気がする」——もしそう感じているなら、少しだけ肩の力を抜いて読んでみてください。学校には「行く」か「行かない」かの二択ではなく、第3の道と呼べる選択肢がいくつも用意されています。ここでは、あなたが今夜知っておいて損のない道を5つ紹介します。
人が元気に生きていくためには、食事や睡眠と同じくらい「どこかに所属している・誰かとつながっている」という感覚が必要だとされています(マズローの欲求階層説の「所属と愛の欲求」)。今の学校でその感覚が満たされないなら、別の場所でそれを取り戻せばいい。第3の道は、そのための新しい居場所の選択肢です。
「全日制を辞める=人生終わり」ではない事実
結論から言うと、全日制高校を辞めても人生はまったく終わりません。今の日本には、全日制以外の道を選んだ高校生がたくさんいます。
文部科学省の学校基本調査によると、通信制高校の生徒数は約29万人(令和6年度・過去最高)。近年増加傾向が続いており、毎年数万人の高校生が「全日制以外の道」を自分で選んでいます(通信制高校カフェ調べ)。
通信制高校の卒業生からも、大学・短大や専門学校に進む人は多く、通信制を選んだからといって進路の選択肢が一気に狭まるわけではありません。
保健室登校・別室登校・オンライン授業という選択肢
「転校はまだ考えられない。でも教室に入るのはつらい」——そんなあなたに、今の学校に在籍したまま使える選択肢を紹介します。
1つめは保健室登校です。養護教諭の先生に相談すると、「図書室の奥のスペースを居場所にする」「空き教室で勉強する」といった形で、教室外に自分の居場所を作ってもらえることがあります。
2つめは別室登校です。学年主任や担任の先生と相談して、相談室や会議室など教室とは別の部屋で過ごす方法です。3つめはオンライン授業で、学校に通わずICTで授業とつながる新しい選択肢も広がっています。さらに制度上の選択肢として、いったん休学して心と体を休めてから戻る道や、通信制高校への転学・編入で環境そのものを変える道もあります。どれも「やめる」ではなく「立て直す」ための仕組みです。
通信制高校という第3の道|300校取材で見えた「朝起きられなくても通えるコース」
通信制高校の一番の特徴は、毎日決まった時間に登校する必要がないという点です。年間4日のスクーリングで卒業できる学校から、毎日通いたい人向けのコースまで、自分のペースに合わせて選べます。
具体的な日数で言うと、多くの通信制高校の年間スクーリング日数は約20日前後。全日制が年間200日前後通うのに比べると、通学日数は10分の1ほど。最小の学校では年4日というコースすらあります。「毎朝決まった時間に家を出る」というハードルを、思い切って下げられる環境です。
私たちが300校以上を取材してきた中で見えたのは、「朝起きられなくても通える」コースが驚くほど充実しているという事実です(※通信制高校カフェ調べ)。オンライン中心コースの多くは10:00開始で、朝の負担が軽い設計になっています。中には13:00開始の午後コースや、曜日を自分で選べるコースもあります。
文部科学省の有識者会議資料によると、広域通信制高校に在籍する生徒のうち約66.7%、狭域通信制でも約48.9%が小中学校または前籍校で不登校を経験していると報告されています。また、民間調査では通信制高校に入学した生徒の約7割が「入学後の学校生活は楽しかった」と回答しているデータもあります(通信制高校カフェ調べ・民間アンケート調査より)。「朝起きられない」「教室が怖い」という経験をした先輩たちが、自分に合う環境を見つけて笑えるようになっている傾向があります。
まずは自分に合う学校がどこにあるかだけでも、30秒で確かめてみてください。通信制高校診断(30秒で5校提案)
転校後、社会人になってから振り返る卒業生の声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「高校2年生の時に、人間関係が原因で全日制高校から転校しました。当時は通信制というものに不安もありましたが、先生方がとてもフレンドリーで、一人ひとりの個性を尊重してくれる校風に救われました。全日制のような堅苦しさがなく、自分のペースを大切にしながら、無理なく通学することができました。同じような悩みを持つ友人もでき、ここで無事に卒業できたことが、その後の社会人生活において大きな自信に繋がっています。転校して本当に良かったと思っています。」
— サコ(生徒本人・クラーク記念国際高等学校)
このように「あの時転校して本当によかった、あの経験がその後の社会人生活の自信につながった」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
フリースクール・オルタナティブスクールという選択肢
「学校に戻ることを目的にしない学びの場」があることも知っておいてください。通信制高校以外にも、あなたに合う環境はきっとあります。
フリースクールは、学校復帰を目的にしない自由な学びの場です。子ども自身が「今日やりたいこと」を決めて過ごせる場所が多く、同年代の仲間やスタッフとゆるやかに関われます。オルタナティブスクールは、シュタイナー教育やモンテッソーリ教育など、独自のカリキュラムで学ぶ学校です。
どの道が合うかは人それぞれで、通信制高校が全員の正解というわけではありません。フリースクールが肌に合う子もいれば、オルタナが合う子もいます。大事なのは「選択肢がいくつもある」ことを知っておくことです。
「自分のペースが取り戻せた」体験を語る先輩の声があります。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「高校2年生の時に人間関係の悩みから全日制高校より転校しました。入学当初は『通信制で本当に卒業できるのか』『友達ができるか』と不安も多かったですが、先生方が非常にフレンドリーで親身になって相談に乗ってくださり、自分のペースを尊重してくれる環境に救われました。週の登校日数を選べるため、体調に合わせて無理なく通い始めることができたのが良かったです。同じIT系の趣味を持つ友人もでき、暗かった毎日が明るくなりました。最終的に志望していた大学にもAO入試で合格でき、この学校に入って本当によかったと心から感謝しています。」
— ハル(生徒本人・クラーク記念国際高等学校)
このように「自分のペースを尊重してくれる環境に救われて、暗かった毎日が明るくなり大学進学までたどり着けた」という声が寄せられています(※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります)。
「無気力」から回復した先輩たちの声
「無気力な自分は一生このままなのかもしれない」と思っている人ほど、環境を変えた瞬間に変わる傾向があります。ここでは、先輩たちの声と、私自身の体験を紹介します。
通信制高校カフェが300校以上を取材する中で出会ってきた卒業生には、税理士になった人、IT企業で活躍する人、美容師として活躍している人、テレビ番組のプロデューサーになった人もいます(※通信制高校カフェの取材事例)。高校時代に「学校行きたくない」と布団の中で泣いていた同じ人たちが、いま自分の人生を歩んでいるケースが多くあります。小学校の頃から6年間ほとんど学校に通えなかった女の子が、通信制高校→短大を経て企業で係長をしている——そんな事例も珍しくありません。
不登校は止まっている時間に見えて、見えない学力や、自分を見つめる時間を養っている時期でもあります。表にすぐ出てこないだけで、あなたの中には確実に何かが積み重なっています。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 実は、この記事を書いている私自身も、全日制から通信制高校へ編入した一人です。高校で人間関係のストレスから胃腸炎を起こして中退し、公立通信制高校に入り直しました。無気力だった時期を経て通信制で自分のペースを取り戻し、今このサイトを運営しています。「学校に行けない自分はダメだ」と責めていたあの頃の自分に、一番伝えたいのは「環境を変えるだけで、朝は変わる」ということです。
300校以上の取材で出会った卒業生たちも、ほぼ全員が同じことを言います。「つらかったのは自分が弱かったからじゃなく、合わない場所にいたからだった」と。場所が変われば、朝起きられるようになる。教室が変われば、笑えるようになる。それは不思議なことではなく、多くの先輩が実際に体験してきた事実です(※体験には個人差があります)。不登校という経験は、本人の強みを見つける旅の始まりにもなり得ます。弱さではなく、まだ自分でも気づいていない強さが、これから見つかっていきます。
関連記事:学校行きたくない|全網羅まとめ(柱記事)
「朝起きられなくても通える通信制高校」が、あなたの近くにもきっとあります。30秒の簡単な診断で、あなたに合いそうな5校をピックアップします。
次の章では、ここまで読んでくれたあなたに、今日いちばん伝えたい3つのメッセージをまとめます。
よくある質問
Q. 学校行きたくないのは病気のサイン?
多くの場合は心の疲労ですが、2週間以上気分の落ち込みが続く・朝だけ起きられず午後元気・特定ストレスで症状が出るといった特徴があれば、うつ病・起立性調節障害・適応障害の可能性もあります。自己判断せず、保健室やスクールカウンセラー、心療内科など医療機関への相談をおすすめします。
Q. 無気力症候群(スチューデント・アパシー)とは何ですか?
無気力症候群は、真面目に頑張ってきた人ほど陥りやすい「本業にだけ気力が湧かない」状態の呼び名です。趣味や遊びは楽しめるのに学業に集中できない特徴があります。怠けではなく戦い疲れた結果のサインとされ、気になる場合は医療機関や学校カウンセラーへ相談してください。
Q. 学校行きたくないと感じているのは私だけですか?
あなた一人ではありません。文部科学省の令和4年度調査では、高校生の不登校は約6万人で、主な要因の約40%が「無気力・不安」と報告されています。通信制高校カフェにも同じ悩みの相談が5,000件以上届いており、日曜の夜に同じ言葉で検索している高校生は全国にたくさんいます。
Q. めんどくさい・無気力な気持ちはいつまで続きますか?
回復のペースには大きな個人差があり、数週間で落ち着く人もいれば数ヶ月かかる人もいます。共通するのは右肩上がりに戻るのではなく、波を繰り返しながら少しずつ前に進むという点です。「暇だな」「何か食べたいな」と感じ始めたら、心の体力が戻ってきているサインと考えてください。
Q. 一度休むと、そのまま不登校になってしまいますか?
一日休んだだけでそのまま不登校になることは少ないとされています。むしろ不登校支援の現場では、しっかり休ませることが回復への近道と捉えられています。大切なのは学校を「いつでも戻れる場所」として残しておく意識で、今日休む選択は将来の再スタートを妨げるものではありません。
Q. 中学生と高校生で、学校行きたくない時の対処法は違いますか?
基本の考え方は同じですが、高校生は単位と出席日数が卒業に直結するため、休み方の選択肢が広くなります。保健室登校・別室登校・通信制高校への転学や編入など、在籍を維持したまま使える制度が豊富です。まず担任や養護教諭に相談して、自分の学校で使える仕組みを確認してみてください。
Q. 朝起きられないのは甘えですか?気合いで治せますか?
気合いでは治りません。朝だけ頭痛・立ちくらみ・腹痛があり午後に回復する場合は、自律神経の働きが関係する起立性調節障害の可能性があり、医療機関への相談をおすすめします。怠けや根性の問題ではなく、体の仕組み上起こる状態なので、小児科の思春期外来などを受診してみてください。
まとめ|今夜のあなたに伝えたい3つのこと
ここまで長い文章を読んでくれて、本当にありがとうございます。ここまで読み進められた時点で、あなたにはちゃんと自分を守る力が残っています。最後に、日曜23時の布団の中にいるあなたへ、3つだけ持って帰ってほしい言葉があります。
①あなたは甘えていない
「学校行きたくない」と検索したあなたは、甘えていません。甘えている人は、自分を甘えだと責めて日曜の夜に検索したりしません。あなたは頑張りすぎて、心の体力が切れかけているだけかもしれません。文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」でも、高校生の不登校の主な要因のうち約40.0%は「無気力・不安」と報告されています。同じ言葉を抱えて夜を迎えている人は、あなた一人じゃありません。自分を責める気持ちは、今夜だけは横に置いてあげてください。
②休むことは敗北ではなく回復の始まり
休むことは、逃げでも終わりでもありません。今のあなたは、充電の時間にちゃんと立っています。 右肩上がりに進まなくていいし、明日また落ち込んでもいい。行ったり来たりしながら、人はちゃんと回復していく傾向があります。不登校という時間は、止まっているように見えて、自分と向き合い新しい生き方を見つけるための時間でもあります。人は、自分の価値や強さに気づいたとき、ふたたび元気になり、自信を取り戻して、自分の足で歩き始めるケースが多いのです。布団の中で眠ることも、今日のあなたにとっては立派な前進です。
③学校に行く以外の道は本当にある
全日制を辞めることは、人生の終わりではありません。保健室登校・通信制高校・フリースクール・高卒認定、道はちゃんと4つ以上あります。文部科学省も不登校支援の基本方針として、「学校に戻ること」ではなく「社会的に自立すること」を目標に掲げています。大事なのは、今の学校に戻れるかどうかではなく、将来あなたが自分の足で立てるかどうか。学校は、あなたの人生のゴールではなく通過点のひとつです。時間がかかっても、回り道に見えても、乗り越えていける力を育てる方が、ずっと大切です。運営者の小谷も、不登校から公立通信制を経て人生を立て直した一人です。今の学校だけが、あなたの未来を決めるわけじゃない。
今夜は、何も決めなくて大丈夫です。明日のことは明日のあなたに任せて、今夜はただ眠ってください。朝、もし起きられなくても、それはあなたが弱いからじゃありません。深呼吸をひとつして、電気を消しましょう。
今夜、布団の中で思い出してほしい3つのこと
- 「学校行きたくない」と感じることは、甘えではなく心のSOSサイン
- 休むことは逃げではなく、心を充電するための大切な時間
- 学校に行く以外の道は、本当にたくさん用意されている
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失敗しない通信制高校選びのコツ
自分に合った学校を選びやすい通信制高校ですが、残念ながら、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
よくある原因として、
- 1つの学校しか検討しなかった
- 親の意向で決めてしまった
- 学校見学にも行かなかった
といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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