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【不登校でも大学進学】通信制高校卒業生16人の口コミで判明

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不登校でも大学進学できます。通信制高校カフェに寄せられた口コミのうち、大学進学について言及した16人の卒業生の声を見ると、N高等学校から国立大学へ、クラーク記念国際高等学校から指定校推薦で四年制大学へ──と、14人が実際に進学を実現しています。

「このまま大学に行けないんじゃないか」——不登校が続く中で、そう感じている方は多いです。特に高2・高3の時期に差しかかると、進路をどう考えればいいのか、何から動けばいいのかが見えにくくなります。

進路を決めないまま時間が過ぎると、指定校推薦などの出願期限は刻々と近づきます。「そのうち考えよう」で済ましていると、使えるはずのルートが使えなくなることもあります。高3の秋でも間に合う選択肢は複数あります。

通信制高校カフェでは全国431件の口コミを分析し、不登校から大学進学した16人の声をまとめました。高校在籍中・中退後・中学から不登校の3タイプ別にロードマップを整理しています。今の状況に合った動き方が、この記事でわかります。

通信制高校カフェ編集長小谷良太
こたにりょうた

通信制高校研究家のこたに( YouTube / Instagram / X )です!この記事は、通信制高校の卒業生であり、合同説明会で講演や進路相談を行ってきた僕、こたにが、自身の経験を基に解説します!

この記事でわかること

  • 通信制高校卒業生16人の口コミから判明した「大学進学できた共通パターン」
  • 指定校推薦・総合型選抜・一般入試の3つの入試ルートと選び方
  • 不登校のタイプ(在籍中・中退・中学から)別の大学進学ロードマップ
  • 通信制高校が大学進学に有利な理由(文部科学省データ付き)
  • 今の状況から何を・いつ・どんな順番で準備すればいいか

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不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。

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失敗しない通信制高校選びで大事なことは複数の通信制高校から検討することです。その最初のステップが資料請求です。

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目次

不登校から大学進学できた人は実際にいる|卒業生16人の口コミで判明

「不登校だった自分が大学に行けるのか」——そう思っているあなたに、まず事実を伝えます。通信制高校カフェに寄せられた16人の卒業生の口コミを集計したところ、14人が「大学に進学できた」と回答していました。不登校を経験しながらも進路を切り開いた人は、実際に存在します。

口コミ16件中14件が「進学できた」と肯定的

今回集めた16人の卒業生の口コミを分類すると、次のような結果になりました。

結果件数割合
四年制大学に進学した10件62.5%
通信制大学に進学した2件12.5%
専門学校・その他進学2件12.5%
進路未定・その他2件12.5%

「通信制だから進路が狭い」という印象を持っている方も多いですが、口コミの実態は違います。「通信制だから進路は狭いということは特に感じないです」という声もあり、在学中のサポート次第で四年制大学への進学は十分に実現できることがわかります。

どの学校から・どの大学へ進学したか

口コミに登場した学校と進学先をまとめると、以下のとおりです。

在籍校進学先(口コミより)
N高等学校(名古屋栄キャンパス卒業)国立大学
N高等学校第一志望の大学(私立)に合格
N高等学校推薦入試で私立大学に合格
N高等学校通信制大学に進学
N高等学校滑り止め校(文学部)に進学
クラーク記念国際高等学校指定校推薦で大学合格
クラーク記念国際高等学校希望の進路に進学
クラーク記念国際高等学校指定校推薦で4年制大学に進学
クラーク記念国際高等学校大学進学
NHK学園高等学校四年制大学に進学
明秀学園日立高等学校大学に進学
八洲学園高等学校都内の私立大学に進学
KTCおおぞら高等学院大学に進学
第一学院高等学校私立大学に進学(国立大学進学実績あり)
トライ式高等学院推薦で大学に進学

国立大学への進学実績がある学校も複数含まれており、「通信制高校からは四年制大学が難しい」という思い込みは、実際の進学実績と大きく異なります。

通信制高校カフェの取材で出会った進学事例(運営者コラム)

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 私自身も通信制高校卒業生で、当時の同級生たちの進路は本当に多様でした。国立大学に進んで税理士になった同級生、短大からマイクロソフトやLINEに就職した同級生もいます。「不登校→通信制→大学進学」というルートは、決して珍しいものではありません。300校以上の取材と5,000件以上の相談を通じて、進学を実現した方の声を直接聞き続けてきました。「通信制出身だから進路が限られる」という思い込みを、一度手放してみてください。

16人の卒業生の口コミから見えた「大学進学の共通パターン」

16人の卒業生の口コミを読み込んでいくと、大学進学を実現した人たちに共通する動き方が見えてきました。「どんな入試を使ったか」と「学校のサポートをどう活用したか」の2点が、進学の成否を大きく左右しています。

推薦入試(指定校・AO)を活用した人が多い

口コミで言及された入試方式を集計すると、推薦入試(指定校推薦・AO入試・総合型選抜)を利用した人が目立ちました。一般選抜で合格したという声も一部ありますが、「指定校推薦の枠が多い」という学校に在籍していた人は、推薦ルートを使う傾向が強いです。

特にクラーク記念国際高等学校の卒業生から、指定校推薦の活用に関する声が複数寄せられています。N高等学校でもAO入試専用の講座が充実しているという口コミがあり、学校側が推薦ルートを積極的に整備している実態がわかります。

「学校のサポート体制」が合否を分けた

進学できた人の口コミに共通するのは、「先生に頼れた」という点です。志望理由書の添削、面接練習、出願スケジュールの管理——これらを一人でこなすのは、不登校の経験がある生徒には特に負担が大きくなります。

一方で、「もう少し先生と話しておくべきだったな」「ほぼ自力で考えた」という声もあり、サポートを受けられた人と、自力で進めた人との体験差も明らかになっています。学校選びの段階で「進学サポートがどこまであるか」を確認することが、進学実現の大きな鍵になります。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 進路サポートの質は、学校によって大きく異なります。「どの学校に行くか」も大切ですが、それ以上に「お子さん自身が選んだかどうか」が重要だと感じています。親が良かれと思って学校を決めて転校させたものの、お子さんが「自分は行きたくなかった」と後になって話すケースも少なくありません。まず信頼関係を築き、お子さんの本音に合った進路をサポートする姿勢が、長い目で見て進学への近道になります。

実際の口コミをそのまま紹介

こたにりょうた

合同説明会で多くの不登校経験者の相談に乗ってきましたが、「進学できた」という声は本当に多いです。大事なのは学校選びと早めの情報収集です。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「息子がN高等学校 名古屋栄キャンパスを卒業し、無事に国立大学へ進学できたことは大きな喜びでした。N高はネット学習を中心とし、自分のペースで学べる柔軟な環境が特長です。息子も時間を有効活用しながら、志望大学への対策や興味のある分野の学習に集中できました。」

— ニッキー(N高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「指定校推薦の枠が非常に多いのが強みだと思います。先生方が面接練習や志望理由書の添削を徹底的にやってくれたおかげで、希望していた大学に合格できました。進路実績はかなり良いと思います。」

— みらい(クラーク記念国際高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「進路サポートは非常に手厚いです。私は推薦入試で私立大学に合格しましたが、志望理由書の添削や面接対策もオンラインで丁寧に行ってくれました。AO入試などの多様な入試スタイルに合わせた専用講座も充実しています。」

— 進学丸(N高等学校)

関連記事:不登校の進路相談・無料講座はこちら

通信制高校から大学進学できる3つの入試ルート

通信制高校の卒業生が使える入試ルートは、全日制と基本的に同じです。大事なのは「どのルートが自分の状況に合っているか」を早めに把握し、準備を始めることです。ここでは3つのルートを整理します。

指定校推薦・学校推薦型選抜(欠席日数が多くても使える)

指定校推薦は、大学と高校の間で結ばれた推薦枠を使う入試方式です。通信制高校でも指定校推薦の枠を持つ学校は多く、クラーク記念国際高等学校やN高等学校では枠が「非常に多い」という口コミもあります。

注意点は、出願条件に「欠席日数◯日以内」という規定がある枠もあることです。ただし、通信制高校に転校している場合は在籍中の出席状況が評価基準になるため、以前の全日制での欠席は直接影響しないケースもあります。担当の先生に早めに確認するのが確実です。

指定校推薦のメリットは、合格率が高く、学力試験より書類・面接が重視される点です。不登校の時期にしっかり向き合った経験は、志望理由書で自分の言葉として書ける材料になります。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「大学進学や専門学校への指定校推薦枠も多く、私自身も希望の進路に進むことができました。」

— サコ(クラーク記念国際高等学校)

総合型選抜(AO入試)——不登校の経験が強みになる

総合型選抜(旧AO入試)は、学力一辺倒ではなく、受験生の「人物・経験・意欲」を評価する入試方式です。不登校の経験がある人にとって、これは大きなアドバンテージになりえます。

「なぜ学校に行けなかったのか」「その時期に何を考えていたか」「通信制高校でどう立て直したか」——このプロセスを言語化できれば、他の受験生には書けない独自の志望理由書になります。大学側は多様な学生を求めており、苦労した経験を経て進学を目指す姿勢は評価の対象になります。

不登校の期間は、表面的には「空白」に見えても、内面では多くのことを考え続けていた時期です。その問いや葛藤こそが、総合型選抜の志望理由書に書ける唯一無二の内容になります。不登校の時期を「見えない学力を養う時期」として捉え直すと、入試への向き合い方が変わってきます。

総合型選抜は書類・面接・小論文の比重が大きく、対策に時間が必要です。通信制高校は全日制と比べて自由時間が多く、自己分析や志望理由書の練り込みに腰を据えて取り組めます。1年次に単位を集中取得し、2年次以降を受験対策に充てる進め方も現実的な選択肢です。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「大学進学を希望していましたが、メンターの方が親身に進路相談に乗ってくれました。オンラインでの大学説明会や面接練習なども充実しており、無事に第一志望の大学に合格することができました。」

— ゴジラ(N高等学校)

3つの入試ルートまとめ

  • 指定校推薦:学力より書類・面接重視。枠のある学校を選ぶことが鍵
  • 総合型選抜(AO):不登校の経験を言語化することで強みになるルート
  • 一般選抜:欠席日数は無関係。学力対策を計画的に積み上げれば選択肢に入る

一般選抜——欠席日数は関係ない、ただし学力が必要

一般選抜は、学力試験の結果で判断される入試方式です。出席日数や在籍校の種別は合否に影響しません。通信制高校の卒業資格は全日制と同等のため、受験資格に問題は一切ありません。

ただし、独学や自学自習の習慣がないと準備が難しいのも事実です。通信制高校の進学コースや予備校・塾を組み合わせて学力を高める計画が必要になります。

学校サポートを選ぶ際のチェックポイント
  • 指定校推薦の枠数と対象大学を公開しているか
  • 志望理由書の添削・面接練習に対応しているか
  • 進路指導の専任スタッフがいるか
  • オンライン(自宅)でも進路相談できるか

関連記事:大学進学実績のある通信制高校ランキング

不登校からの大学進学に通信制高校が有効な理由

「今の高校に通えていないなら、通信制高校への転校を検討してほしい」——これが通信制高校カフェとして、口コミを分析してたどり着いた結論です。全日制で欠席が積み重なるより、通信制高校に移って卒業を確実にする道のほうが、大学進学への近道になることが多いです。

通信制高校の大学進学率(文部科学省データ)

文部科学省「学校基本調査」によると、通信制高校の卒業後の進路は2018年以降変化しています。大学・短大・専門学校への進学者数は増加傾向にあり、全日制との差は縮まっています。ただし、学校ごとの進学実績には大きな差があります。

文部科学省「学校基本調査」(令和4年度)によると、2022年度の通信制高校卒業生のうち大学(学部)進学者数は12,772人です(出典:文部科学省 学校基本調査 令和4年度)。リクルート進学総研の調査によると、通信制課程全体の大学(学部)進学者数は過去10年(2015年度6,974人→2024年度17,917人)で約2.6倍に増加しており、大学進学率も13.5%から21.2%に伸びています(出典:リクルート進学総研 マーケットリポート2024)。

進学実績の高い通信制高校(N高、クラーク記念国際、第一学院、トライ式など)では、卒業生の大学進学率が全日制の平均と大差ないケースもあります。学校選びの段階で「進学実績が公表されているか」を確認することが重要です。

卒業資格は全日制と同格——大学入試で不利にならない

通信制高校の卒業証書は「高等学校卒業」です。全日制・定時制・通信制の区別は表記されません。大学の入試要項に「高等学校を卒業した者」とある場合、通信制高校の卒業者も同じ条件で出願できます。

「通信制出身だと大学でバレるか」と心配する声もありますが、入学後に高校の種別が問われることは基本的にありません。面接では自分の経験として話すことができますが、不利になるわけではありません。

また、文部科学省の調査(2017年度)によると広域通信制高校の在学生の7割弱が不登校経験を持ち、通信制高校が不登校からの受け皿として機能していることがわかります(出典:文部科学省 高等学校通信教育の現状について)。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「通信制だから進路は狭いということは特に感じないです。私は大学に進学しましたが、友達には進路を決めずに卒業した子もいました。」

— ユニ(明秀学園日立高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「私は都内の私立大学に進学しました。通信のアドバンテージも特に感じませんでした。」

— かおるんビクトリーム(八洲学園高等学校)

学費は就学支援金で実質無償化のケースも

通信制高校の学費は学校によって差がありますが、国の「高等学校等就学支援金」制度を利用できます。世帯年収によっては、学費の大部分を支援金でまかなえるケースもあります。

私立通信制高校でも、年収590万円未満の世帯は年間最大297,000円の支援金対象となります(出典:文部科学省 高等学校等就学支援金制度に関するQ&A)。また2025年度(令和7年度)からは年収910万円以上の世帯にも高校生等臨時支援金が支給されるなど、より多くの家庭で授業料支援が拡充されています(出典:文部科学省 高校生等への修学支援)。2026年度以降のさらなる制度変更については最新の文部科学省情報をご確認ください。学費の負担感から転校をためらっている場合は、一度シミュレーションしてみることをおすすめします。

大学進学に強い通信制高校を選ぶポイント

大学進学を目指すなら、通信制高校を選ぶ際に以下の点を確認してください。

チェックポイント確認内容
指定校推薦の枠数何大学・何学部の枠があるか
進学コースの有無大学受験対策を専門に行うコースがあるか
進路担当の体制専任の進路指導スタッフがいるか
大学合格実績過去の合格実績が具体的に公開されているか
オンライン対応体調や気分によって自宅でも進路相談できるか
こたにりょうた

学校選びのときは「進学実績が公開されているか」を必ず確認してください。口コミにも合格実績の話が出てくる学校ほど、サポートが充実している印象があります。

関連記事:全国の通信制高校の口コミを見る

不登校のタイプ別・大学進学ロードマップ(タイムライン付き)

不登校の状況は人によって違います。「今の高校に在籍している」のか「すでに中退している」のか「中学から学校に行けていない」のかによって、取るべき動き方が変わります。3つのタイプ別に、具体的なロードマップを整理しました。

高校在籍中(欠席が多い)の場合

今の高校に籍を置きながら欠席が続いている場合は、まず「このまま卒業できるか」の確認が最優先です。通信制への転校か、留年覚悟で在籍継続かを判断してから、進学の準備を始めます。

時期やること
今すぐ担任・スクールカウンセラーに卒業見込みを確認する
1〜2週間以内通信制高校の転校可能時期・条件を2〜3校に問い合わせる
転校後1ヶ月以内新しい学校の進路担当に「大学進学したい」と相談する
高2秋〜高3春指定校推薦の出願条件を確認し、該当枠を絞り込む
高3夏総合型選抜(AO)の準備開始。志望理由書の草稿を書く
高3秋(9〜10月)指定校推薦・AO出願。面接対策を重ねる
高3冬(12月〜)一般選抜の本番。共通テスト・個別試験に臨む

高校中退後の場合

高校を中退している場合、大学受験のためには「高卒認定試験(高認)」の取得が必要になります。高認は毎年2回(8月・11月)実施されており、全科目合格で大学受験資格を得られます。

時期やること
今すぐ高認試験の科目・スケジュールを確認する
1〜2ヶ月以内高認対応の通信制高校・予備校に入学または問い合わせる
高認合格前後志望大学の入試方式・出願条件を調べる
合格後〜受験年春AO・推薦入試の準備を開始する(高認でも出願可能な枠を確認)
受験年夏〜秋AO出願・一般選抜の学習計画を並行して進める
受験年冬一般選抜本番

高認取得後に通信制高校に入学し直す方法もあります。高認合格者が在籍後に指定校推薦を利用できるかどうかは学校によって対応が異なります。この選択肢を検討している場合は、希望する通信制高校に早めに直接確認してください。

中学から不登校の場合

中学から学校に行けていない場合、まず「高校進学」か「高認取得」かを選ぶことが最初のステップです。フリースクールや通信制中学のサポートを受けながら、次のステップを考えられます。

時期やること
今すぐフリースクール・適応指導教室・通信制高校の資料を請求する
中3春〜秋通信制高校の入試日程・出願条件を確認する(学力不問の学校が多い)
通信制高校入学後大学進学コースの有無・進路担当の体制を確認する
高1〜高2単位取得と並行して学習習慣を作る。オンライン授業・映像授業を積極的に使う
高2〜高3入試方式(推薦・AO・一般)を絞り込み、準備を本格化する
高3秋〜冬出願・本番

タイプ別の最初の一手

  • 高校在籍中:担任に卒業見込みを確認し、通信制転校の可否をすぐ調べる
  • 高校中退後:高卒認定(高認)試験のスケジュールを確認して準備を始める
  • 中学から不登校:通信制高校に学力不問で入学できる学校が多い。まず資料請求から

通信制高校カフェが知る事例の中にも、小学校から中学校まで6年間ほぼ不登校だった方が、通信制高校で自分に合った居場所を見つけ、その後短大へ進学し正社員として活躍されているケースがあります。「進学」という選択肢自体が閉ざされていないことを示す事例といえます。

不登校から大学進学するための具体的な準備ステップ

「何から始めればいいかわからない」という声は多いです。ここでは不登校の期間や状況ごとに、動き始める順番を整理します。焦らなくていい部分と、早めに動く必要がある部分を区別して考えてください。

学習スケジュールの組み方(不登校期間別)

不登校の期間が長くなるほど、学習の抜けが大きくなります。大事なのは「今どこから始めるか」を正確に把握することです。

不登校期間学習の目安
半年以内在籍学年の教科書を中心に復習。基礎の穴を早めに埋める
1〜2年中学〜高校序盤の基礎からやり直す。映像授業(スタディサプリ等)が有効
3年以上中学の基礎から復習。まずは高認合格を目指して科目を絞る

どの期間でも共通して言えるのは、一日の中で学習時間を固定することです。通信制高校は自由度が高いぶん、自分でペースをつくる必要があります。

推薦・AOを目指す場合は、学力試験対策より「自己分析・志望理由の言語化」に時間を使うほうが合理的です。自分がなぜその大学・学部に行きたいのかを丁寧に掘り下げてください。

通信制高校の進学コース・予備校・塾の使い分け

3つの選択肢はそれぞれ役割が異なります。組み合わせて使うことで、弱点を補えます。

選択肢向いている人
通信制高校の進学コース学校内で完結させたい・担任との連携を重視したい
予備校(大手)一般選抜で上位大学を目指したい・ライバルの刺激が欲しい
個別指導塾自分のペースで苦手科目を克服したい・対話形式が合う
オンライン学習(映像授業)外に出るのが難しい・費用を抑えたい

「どれか一つ」と考える必要はありません。通信制高校で単位を取りながら、苦手科目だけ個別塾に通うというやり方も現実的です。

保護者ができるサポート

保護者が「早く決めなさい」と急かすと、かえってお子さんが動けなくなるケースがあります。進路に関して保護者にできる最大のサポートは、「情報収集を一緒に進める伴走者になること」です。

具体的には、学校説明会の日程を調べて「行ってみる?」と声をかける、気になる大学のオープンキャンパス情報を共有するなど、選択肢を広げるための下準備を担うことです。お子さん本人が「決めた」と感じられるプロセスを大事にしてください。

進路選びで親御さんにやってほしくないのは、「この学校がいいと思うから決めてきた」という進め方です。環境を変えれば解決すると考えて学校を決めると、お子さんの本当の悩みが解消されないまま新しい環境に入ることになります。うまくいかなかったとき、お子さんが「親が決めた学校だから」と感じてしまうリスクがあります。

まずは複数の選択肢について情報を集め、比較表を作ってお子さんと一緒に確認する。その上でお子さん自身が「ここが気になる」と言い出せる空気をつくることが、進学実現への最も確実なルートです。

大学に進学してからのリアル(口コミより)

「進学できても、その後どうなるの?」という不安を持つ方も多いです。口コミには、進学後のリアルな声も含まれていました。良い声も、正直な声も、そのまま紹介します。

「進学後うまくやれた」口コミの声

📢 当サイトに投稿された口コミ

「進学率も高く、大学受験へのサポート体制も十分でした。実際に大学進学できました。」

— ぱんちょ(クラーク記念国際高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「私は4年制大学への進学を希望していましたが、志望理由書の添削や面接練習に何度も付き合っていただきました。指定校推薦の枠も多く、進学実績は全日制に劣らないと感じます。」

— ハル(クラーク記念国際高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「息子の場合は、卒業後に四年制大学へ進学しました。担任の先生は息子の学習状況や適性を理解した上で、大学受験に必要な情報の提供や出願のアドバイスをしてくださり、スムーズに受験を進めることができました。」

— Rai(NHK学園高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「国立大学への進学実績もあります。私自身は私大に進学しました。」

— プリン(第一学院高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「推薦の大学に進学しましたが、難関校にも進学できます。」

— ユウ(トライ式高等学院)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「関関同立やMARCHレベルの学校に行っている友達が1人いました。自分は別の通信制大学に進学しましたが、制度をフル活用すれば学力向上は容易だと思います」

— やなびなび(N高等学校)

「もっとこうしておけばよかった」という正直な声

こたにりょうた

「もう少し先生と話しておけば」という声が複数ありました。進学を目指すなら、1年次から遠慮なく進路担当に相談することが大切です。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「大学へ進学しましたが、もう少し先生と話しておくべきだったなとは思います。」

— Mさん(KTCおおぞら高等学院)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「私は通信制の大学に進学しました。あまり学校側から話はなくほぼ自力で考えました。」

— 真昆布(北海道有朋高等学校)

📢 当サイトに投稿された口コミ

「大学受験は失敗して滑り止めに進学しましたが、文学部で文学を専攻しつつメディア、ジャーナリズムは深めることができました。」

— ファイ(N高等学校)

「もっと先生に相談すればよかった」「ほぼ自力だった」という声から見えるのは、学校のサポートを積極的に使いに行く姿勢の大切さです。先生側から声をかけてくれる学校もありますが、自分から相談に行く習慣を早めにつけると、選択肢が広がります。

滑り止めへの進学を後悔していないという声も印象的です。大学名より「そこで何を学ぶか」が、進学後の充実度を左右するのかもしれません。

まとめ|不登校からの大学進学は「環境選び」と「ルート選択」で実現できる

不登校だから大学進学できない、という話ではありません。「どの環境を選ぶか」と「どの入試ルートを使うか」を間違えなければ、進学は現実的な選択肢です。

口コミ16件のうち14件が進学を実現しており、国立大学への進学実績がある学校の卒業生の声も含まれています。共通しているのは、通信制高校の進路サポートをしっかり活用したこと、そして推薦・AO入試のルートを早めに意識して動いたことです。

保護者が今日からできる3つのこと

1. 通信制高校の資料を2〜3校請求する(無料・郵送または電子)

2. 「指定校推薦の枠数」「進路担当の体制」を比較する

3. お子さんに「進路の話を聞いてもいいか」と声をかける

焦って答えを求めると、かえってお子さんとの距離が開くことがあります。まずは「情報を揃えて選択肢を広げる」ことから始めてください。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「どの学校に行くかより、お子さん自身が選んだかどうか」——大学進学においても同じです。焦らず、選択肢を一緒に広げていってください。ここまで読んでくださったということは、すでに前向きに動き始めているということです。

本人が今日から始められる3つのこと

1. 「自分が今どんな状況か」を紙に書き出してみる(在籍中・中退・欠席日数)

2. 気になる通信制高校を1校、公式サイトで調べてみる

3. 今の高校の担任か、親に「進路について話したい」と伝える

一歩目は小さくて大丈夫です。「情報を集める」だけで前に進んでいます。

この記事のまとめ

  • 通信制高校卒業生16人中14人が大学進学を実現している
  • 指定校推薦・総合型選抜・一般選抜の3ルートが使える
  • 不登校経験は総合型選抜の志望理由書の強みになる
  • 進路サポートが充実した学校を選ぶことが進学の近道
  • タイプ別ロードマップに沿って「今できる一手」から動く

関連記事:通信制高校診断を試してみる

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

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