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高校中退の理由・割合を統計で解説|子どもが辞めたいと言ったときの向き合い方

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高校中退の理由1位は「進路変更」(41.5%)、2位は「学校生活・学業不適応」(35.0%)——これが文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和6年度)」で明らかになった実態です。年間の中退者数は44,571人、中退率は1.4%にのぼります。

子どもから「もう行きたくない」「辞めたい」という言葉が出たとき、頭の中が真っ白になる保護者は少なくありません。夫婦で意見が割れたり、何から調べれば良いか分からなかったりと、情報収集自体にも時間と気力が要ります。

この記事では、高校中退を経験した運営者・小谷が、300校以上の通信制高校を取材し、5,000件を超える進路相談に応えてきた立場から、最新の統計データ・中退理由の内訳・中退後の進路選択を一通り解説します。数字の背景にある子どもの気持ちと、保護者として今日から取れる行動をまとめました。読み終えた頃には、「辞める/辞めない」の二択ではなく、3つ目・4つ目の選択肢が見えているはずです。

通信制高校カフェ編集長小谷良太
こたにりょうた

通信制高校研究家のこたに( YouTube / Instagram / X )です!この記事は、通信制高校の卒業生であり、合同説明会で講演や進路相談を行ってきた僕、こたにが、自身の経験を基に解説します!

この記事でわかること

  • 高校中退の理由1位は「進路変更」(41.5%)、2位は「学業不適応」(35.0%)という最新の実態
  • 統計データの裏にある、子どもが抱える「本当の気持ち」とは
  • 不登校と高校中退の深いつながりと、連鎖を断ち切る方法
  • 子どもが「辞めたい」と言ったとき、親として最初にすべき向き合い方
  • 中退後に選べる4つの進路と通信制高校という選択肢の具体的な情報

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

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目次

高校中退の割合と人数|文科省データで見る最新の実態【令和6年度】

文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和6年度)」によると、令和6年度(2024年度)に高校を中退した生徒は全国で44,571人、中退率は1.4%でした。高校生の約65人に1人が在学中に学校を去っている計算です。数字だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、1日あたりに換算すると毎日122人以上が中退していることになります。

毎年どれくらいの高校生が中退しているのか

令和6年度の高校中退者数は44,571人で、中退率は1.4%です。

「1.4%」は一見小さな数字ですが、全国には約291万人の高校生が在籍しています。その1.4%にあたる人数を365日で割ると、1日あたり約122人が中退していることになります。朝のホームルームが始まる頃には、全国のどこかで122人分の席が空になっている——そう考えると、数字の重みが変わってくるはずです。

この数値は文部科学省が毎年実施する「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」に基づいています。中退の定義は「本人の意思によって在籍する学校を退学した者」であり、転校・転学は含まれません。全国の高等学校を対象とした悉皆調査です。なお、令和6年度時点の高等学校在籍者数は文部科学省「学校基本調査(令和6年度)」によると約291万人となっています。

高校中退者数の推移|ピーク時から3分の1に減少

高校中退者数は、2001年(平成13年)前後にピークを迎え、当時は年間約12万人以上が中退していました。

その後、長期的な減少傾向が続き、現在の44,571人はピーク時の約3分の1まで落ちています。少子化による高校生全体の数の減少も一因ですが、中退率で見ても同様に低下しており、「高校を辞める」という選択自体が以前より少なくなっていることは確かです。

ただし、減少が続いているからといって問題が解消されたわけではありません。毎年4万人を超える生徒が高校を去っているという事実は変わらず、その背景にある理由はむしろ多様化しています。不登校からの中退、経済的な理由、進路変更など、一人ひとりの事情は異なります。

何年生で中退が一番多い?学年別のデータ

学年別に見ると、1年生での中退が多い傾向があります。(文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和6年度)」

高校入学直後は、環境の変化や人間関係の構築、学習内容の難化など、生徒にとって負荷が集中しやすい時期です。「思っていた学校と違う」という入学後のギャップも、1年生の中退率が高い要因の一つと考えられています。学年が上がるにつれて中退者数は減少する傾向にあり、3年生での中退は相対的に少ない数字にとどまります。

これらのデータが示すのは、高校中退は「特別な人の話」ではなく、毎年4万人以上が経験している現実だということです。次のセクションでは、その背景にある具体的な理由を掘り下げます。

高校中退の理由トップ3と、その裏にある本当の気持ち

高校中退の理由は、文部科学省の調査から大きく3つに分類できます。数字だけを見ると「なぜそうなったのか」が見えにくいですが、それぞれの背景には、子ども自身が抱える切実な思いがあります。

第1位:進路変更(41.5%)|「やりたいことができた」人たち

高校を中退する理由のトップは「進路変更」で、全体の41.5%を占めます(文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」令和6年度)。

この数字を「夢ができたから辞めた積極的な子」と捉えがちですが、実態はもう少し複雑です。「今の高校では目指す進路に進めない」と気づいた子、資格取得や専門的な技術を早く身につけたいと考えた子、高卒認定を経て大学進学を目指すことにした子など、その選択の中身は一人ひとり異なります。

こうした子どもたちが「逃げた」のではなく、「次の場所を選んだ」という点が大切です。進路変更による中退は、子ども自身がある程度の主体性をもって動いたケースが多く、その後の進路が整いやすい傾向があります。「うちの子は進路変更で辞めた」という場合、まず本人が夢や目標として何を目指しているかを一緒に確認することが次のステップになります。

通信制高校カフェには、転入後に夢を実現したこんな声が届いています。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「1年の1月から転入という形で入学しました。それまでの学校はいけなくなってしまっており友達もできるか不安でしたが、年齢関係なく周りの子が支えてくれて、スタッフの方々も親切で安心しました。最終的に推薦という形で大学進学という夢もかなえることができたのでここに入ってよかったと思っています。通信という偏見は最初のうちはありましたが、卒業するころには消えていたので、ぜひ来てみてほしいと思います。」

— ユウ(生徒本人・トライ式高等学院)

「辞めた後どうなるか」という不安は、次の環境を見つけることで変わります。

第2位:学校生活・学業不適応(35.0%)|「合わない環境」に苦しんでいた

学校生活・学業への不適応が35.0%で2位に並びます(文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和6年度)」)。「勉強ができなかった」と思われやすい言葉ですが、背景にあるのはもっと幅広い「環境とのミスマッチ」です。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 「なぜ学校に行けなくなったのか」を問い詰められた経験がある子どもは多いです。でも、きっかけと原因は別物です。「友達とのトラブル」「授業についていけなかった」——それは不登校になる"きっかけ"であり、原因ではありません。不登校の背景には、自己肯定感の低下・学校でのストレス・家庭環境の3つが複合的に絡み合っていることがほとんどです。単一の出来事が「悪者」になりがちですが、実際はじわじわと積み重なった負荷が臨界点に達した結果です。「あの時こうしていれば」と過去を責めても解決には向かいません。今から何ができるかを一緒に考えていきましょう。

一斉授業が合わない子も少なくありません。クラス全員が同じペースで同じ内容を学ぶ一斉授業の形式は、理解のスピードや得意・不得意が異なる子どもには負担になりやすい仕組みです。「授業についていけない」という状況は努力不足ではなく、学び方の型が本人に合っていないことで起きる場合も多くあります。

人間関係の複雑さと孤立しやすさも大きな要因です。高校では部活・クラス・SNSと関係性の層が重なり、中学以上に複雑な人間関係が生まれます。いじめや友人関係のトラブルがうまくいかない、クラスに居場所がない、といった状況が積み重なると、毎日学校に行くことそのものが限界になっていきます。

こたにりょうた

「一斉授業が合わない」「クラスに居場所がない」——これは能力の問題ではなく、環境との相性の問題です。通信制高校に移ってから「やっと自分のペースで学べた」という声を、相談5,000件の中で何度も聞いてきました。

通信制高校カフェには、実際にこんな声が届いています。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「高校2年生に進級と同時にクラスに馴染めずに当校に編入という形で入学しました。県外からも通学している生徒が居るほど人数が多いため、友達が自然と出来るという環境ではなく自分から話しかけたりするのが得意ではない自分には中々厳しいと感じました。しかし、地域別交流会や体育会、レポートを生徒同士で協力しあう学習会等イベントはあり積極性に参加すれば友人は作れると思います。校則は特にありませんが、学校周辺での喫煙飲酒は禁止になっています。周りと関わらず自分のペースで学校生活を送れるところが一番評価できる点です。」

— TOROTORO(生徒本人・福岡県立博多青松高等学校 通信課程)

クラスに馴染めなかったことをきっかけに転入という選択を取った方の声です。

「なぜそんなことで」と思いたくなる気持ちはわかります。でも、子どもにとって学校は毎日8時間近くを過ごす生活の場です。大人が職場の人間関係に悩んで転職を考えるのと、本質的には変わりません。苦しかった、限界だったというその感覚は、本物です。

第3位:その他の理由(経済的事情・問題行動・病気)

1位・2位に比べると件数は少ないものの、経済的理由で中退を余儀なくされる子どもも一定数います。家庭の事情でアルバイトを増やさなければならなくなり、通学が難しくなるケースです。また、学校側からの指導を受けての退学、体調不良や病気による長期休養から復帰できなかったケースも含まれます。

これらの理由に共通するのは、「本人の意志だけでは変えられない事情」が絡んでいるという点です。経済的な困難や病気を抱えながら中退した子どもは、その後の選択肢についての情報が届きにくい状況に置かれやすく、支援との接続が課題になります。

どの理由であっても、中退そのものを「失敗」と捉える必要はありません。理由はそれぞれ違っていて、その子なりの事情があって、その時点での限界がありました。数字はあくまで状況を整理するためのものです。我が子の「その理由」を、まず否定せずに受け取ることが、次の一歩につながります。

高校中退と不登校の深い関係|相談5,000件から見えた連鎖の構造

不登校が長引くと、最終的に「退学」になってしまうのではないかと心配している保護者は少なくありません。この不安には根拠があり、不登校と高校中退のあいだには、データで確認できる明確なつながりがあります。ただ、そのつながりを正しく理解することで、連鎖を断ち切る選択肢も見えてきます。

高校中退者のうち不登校が起点のケースはどのくらいか

文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和6年度)」によると、高校の中途退学者の退学理由として「学校生活・学業不適応」が全体の約3割を占めており、その大きな要因のひとつに長期欠席(不登校)が含まれています。

不登校が長期化すると出席日数が不足し、単位認定が難しくなるケースがあります。「学校を休み続けている」という状態が、最終的に中退という選択につながることは少なくありません。ただし、不登校になったからといって必ず中退するわけではなく、通信制高校への転入など、別の選択肢を選ぶことで学校生活を続けられる場合もあります。

文部科学省「高等学校通信教育の現状について」によると、通信制高校生徒全体の57.8%が小・中学校または前籍校での不登校経験を持っています。裏を返せば、不登校を経験した子どもたちの多くが通信制という受け皿を見つけているということです。中退や不登校の先に、楽しいと感じられる環境に出会えた人たちがいる——この事実が、動き出せない今の状況を変える理由になります。通信制高校カフェへの相談5,000件以上から見えてきたのも、同じことです。「環境が変わると子どもも変わる」という声は、決して珍しくありません。

不登校から中退に至るプロセス|追い詰められる前に知っておきたいこと

不登校が中退につながる典型的なプロセスには、一定のパターンがあります。まず欠席が積み重なり、出席日数が学校ごとに定める基準(多くの場合、年間授業日数の3分の1以上の欠席)を超えると、単位認定が難しくなります。欠席が深刻になると、担任から「このままでは進級・卒業が難しい」と告げられ、退学を検討せざるを得ない局面が来るケースがあります。

この局面で子どもも保護者も追い詰められがちなのは、「退学か、無理して登校か」の二択しか見えなくなるからです。現実には、在籍したままでも転校という選択肢が存在します。追い詰められる前に、次の選択肢を知っておくことが大切です。

不登校のままでも転入できる通信制高校の仕組み

通信制高校の大きな特徴のひとつは、在籍中の高校から転入手続きを進められる点です。全日制・定時制の高校を退学してからでなく、籍を残したまま転入先を探せるため、「卒業見込み」の資格を保持したまま環境を変えられます。これは全日制から全日制への転校と異なり、通信制高校特有の制度です。

転入後は、もともと取得していた単位が引き継がれます。3年間での卒業を目指す場合でも、前籍校で修得した単位数によっては、ほぼ予定通りのペースで卒業できるケースも少なくありません。登校頻度も学校によって異なり、週1日から月1〜2回の通学で卒業できるコースもあるため、不登校の状態から無理なく移行できます。

同じように不登校を経験した保護者から、こんな声が届いています。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「中学の時に人間関係のもつれから不登校気味になり、一般的な高校への進学をあきらめ通信校の栃木県立学悠館高等学校への進学を決めました。入学後は中学の時に問題となった人間関係が心配でしたが、毎日同じ人たちと行動を共にする必要も無かったこともあり思っていた以上に本人が明るく前向きに学習にも取り組めるようになりました。」

— ダイとケン(生徒の保護者・栃木県立学悠館高等学校 通信制課程)

毎日同じ人と行動を共にしなくてよい環境が、子どもの前向きな変化につながった事例です。

不登校が続いても、それは終わりではありません。転入という選択肢を早めに知っておくことで、退学という結果を回避できる可能性は十分にあります。

不登校の悩みを一人で抱え込まないでください。不登校・中退に悩む保護者の無料LINE講座都道府県から通信制高校を探すなど、まず情報収集から始めてみましょう。

中退する前に検討したい3つの選択肢

中退を決断する前に、取れる手段はまだ残っています。介入度の低い順に整理しますので、状況に合ったところから動いてみてください。

中退前に知っておきたい3つの選択肢

  • 学校に相談する(担任・学年主任への申し入れ)
  • 休学制度を使って一旦立ち止まる
  • 通信制高校への転籍で環境を変える

まず学校と話してみることで見えてくること

担任や学年主任への相談は、何も変えずに「情報を得る」だけの行動です。中退届を出す前に一度話を聞いてもらうだけで、学校側が対応策を提示してくれるケースがあります。

具体的には、「出席日数の猶予」「保健室登校への切り替え」「別室での受講」などを提案されることがあります。これらの対応は、担任だけでは判断できないため、早い段階で相談しないと知らないまま終わることも少なくありません。

相談の場では、「辞めたいと思っている」という事実だけを伝えれば十分です。理由をうまく説明できなくても構いません。まず話す、それだけで見えてくる選択肢があります。

休学・転学・転籍という選択肢

今の学校に籍を置いたまま状況を変えられる方法もあります。

休学は、在籍したまま一定期間学校を離れる制度です。公立高校では多くの場合、年度単位で申請できます。体調不良や精神的な疲弊が続いているときに「少し距離を置く」手段として使えます。

転学は、同じ課程(全日制から全日制へ)で別の学校に移ることです。人間関係や校風が合わない場合に有効で、転入先で単位が引き継がれることも多いです。

転籍は、同一校内で全日制から定時制・通信制に移ることを指します。学校によって対応は異なりますが、在籍校でこの選択肢が使えるか確認してみる価値はあります。

これらの手続きは中退後では取れない選択肢です。在籍している今だからこそ、検討できます。

通信制転入は「在籍中」でも動き出せる

通信制高校への転入は、今の学校を退学してからでないと動けないと思われがちですが、実際には在籍中から入学相談・出願ができる学校が多くあります

多くの通信制高校が年に複数回の転入タイミングを設けており、「今の学校を辞めてから探す」より「探しながら辞める準備をする」方が手続きのロスが少なくなります。単位の引き継ぎについても、転入時に前籍校の取得単位を認定してくれるケースがほとんどです。

転入してから最初の登校が週1日だけでも卒業できる学校もあります。まず資料を取り寄せて、転入条件と日程を確認するだけでも、次の一手が見えてきます。

転入を検討し始めたら、まず地域の学校を調べてみてください。都道府県から通信制高校を探す

子どもが「辞めたい」と言ったとき、親はどう向き合えばいいか

子どもから「高校を辞めたい」と打ち明けられたとき、多くの親は頭が真っ白になるか、反射的に「ダメ」と言ってしまうかのどちらかです。その第一声が、その後の親子関係の方向性を大きく左右します。焦る気持ちはよく分かりますが、最初の向き合い方こそが最も大切な場面です。

まず「なぜ?」を責めずに聞く|最初の一言が関係性を決める

「なんでそんなこと言うの」「せっかく入ったのに」——こうした言葉は、子どもの口を閉ざします。子どもが「辞めたい」と打ち明けるのは、多くの場合、すでに長い間ひとりで抱えてきた末の言葉です。その重さを受け取るために、まず親にできることは「なぜそう思うの?」と静かに聞くことです。

責める口調にならないためには、声のトーンと間が重要です。「なんで?」ではなく「何があったの?」という言い方に変えるだけで、子どもの受け取り方はまったく変わります。答えが出なくても焦らず、「話してくれてありがとう」の一言を添えるだけで、子どもは「この親に話してよかった」と感じます。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より アドラー心理学では「課題の分離」という考え方があります。「高校を辞めるかどうかを決めるのは子ども自身の課題」、「その選択をどう支えるかが親の課題」——この2つを混同しないことが、親子の信頼関係を守る鍵です。「辞めてはダメ」という言葉は、子どもの課題に踏み込みすぎています。私が中退を決めたとき、親に怒られるより「なぜそう思うの?」と聞いてもらえたら、もっと話せたかもしれません。

「辞めてもいい・辞めなくてもいい」を伝える前に情報を集める

子どもの話を聞いたあと、すぐに結論を出す必要はありません。「辞めることを認める」「認めない」という二択に追い込まれる前に、まず親自身が情報を集める時間を持つことが大切です。

通信制高校への転入という選択肢があることを知っているか知らないかで、親の受け止め方はまったく変わります。「高校を辞める=学歴がなくなる」という思い込みが、親を焦らせ、感情的な言葉につながることが少なくありません。転入の仕組み、単位の引き継ぎ、高卒資格を取る別の方法——こうした情報を持ったうえで話し合えば、子どもを追い詰めることなく前向きな対話ができます。

実際に情報収集から転入という選択に結びついた保護者の体験を紹介します。

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「全日制高校で1年生の単位を修得することができずに、一度は高校中退を考えましたが通信制学校の資料を集め、コース選択が多く卒業後に専門コースに進むことを考え入学しました。入学後すぐに年に1回の行事があり参加できたので友達もすぐにでき、先生方とも馴染めたようです。学習面では書くことが苦手で提出物に時間がかかり先生に相談したところ、パソコンや携帯での入力のレポート提出に変更してもらえ、個人の特性に合わせたサポートをしていただきました。テスト後の補習、提出物を終えるまで何度も先生から連絡をいただいて無事に卒業することが出来たので先生方にはとても感謝しています。」

— ピン子(生徒の保護者)

中退を考えた段階で資料を集めたことが、卒業という結果につながった体験です。

判断を急がせる必要はありません。「少し一緒に調べてみよう」という言葉が、子どもにとって一番の安心になることもあります。

こたにりょうた

転入の仕組みを知っているだけで、親の受け止め方は全然変わります。「辞める=学歴がなくなる」ではなく、「環境を変える」という発想で一緒に調べてみてください。

運営者が中退経験者として伝えたいこと

私(小谷)自身、スポーツ推薦で高校に入学し、1年で中退した経験があります。当時は「やっぱり辞めるんじゃなかった」と思うこともありました。でも今振り返ると、その選択を後悔していません。それよりも後悔しているのは、「誰かに話せなかったこと」です。

親に言い出せず、一人で抱えて、気づいたら限界になっていた。「辞めたい」と言葉にできたとき、あの頃の自分にはすでに勇気がいりました。だから親御さんに伝えたいのは、「辞めたい」という言葉を聞けたこと自体が、信頼の証だということです。

その言葉を否定せず、まず受け取ってください。結論はそれからでも遅くありません。中退という経験が、その後の人生の足かせになるかどうかは、辞める・辞めないの選択より、その後の親子関係の方が影響します。「話してよかった」と思える経験が、子どもをその先に進ませる力になります。

高校中退後の進路|通信制高校という選択肢を知っておく

高校を中退した後、選べる道は1つではありません。中退直後の状況や年齢、今後の目標によって、自分に合った進路は変わります。4つの選択肢とそれぞれの現実を整理しておきます。

中退後に選べる4つの進路

中退後に取れる主な進路は以下の4つです。

1. 通信制高校への転入・再入学

高校在籍中に取得した単位を引き継いで、通信制高校に転入できます。在籍中から出願できる学校がほとんどで、年に複数回転入タイミングがあります。

2. 高卒認定試験(高認)の受験

試験実施年度の3月31日時点で満16歳以上であれば受験できます。合格すれば大学・専門学校の受験資格が得られますが、高校卒業の資格とは別物です。

3. 就職(中卒での就職活動)

中学卒業を最終学歴として就職する道です。求人の数と種類が限られますが、早く働きたい場合の選択肢になります。

4. 専修学校・各種専門学校への進学

入学要件が学校によって異なります。中卒でも入学できる学校は存在しますが、選択肢は高卒・高認合格者向けより絞られます。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 身近で見てきた中に、小学校3年生から中学校卒業まで6年間ほぼ不登校だった方がいます。登校日数は多い年でも30日程度。でも、通信制高校に進んでから居場所を見つけ、その後短大に進学し、今は地元の企業で係長として働いています。「不登校だったから人生が終わった」とは程遠い話です。通信制高校は全日制が合わなかった人の「次の場所」として機能することがある。小谷はそれをごく身近で見てきました。どの進路を選んでも、それが終わりではなく、次のスタート地点です。

どの道を選ぶかは、今日決めなくても構いません。ただ、選択肢を知っておくことで、焦らず動けます。

高校中退のデメリットと影響を正直に伝える(就職・生涯年収・進学)

中退を後悔してほしくないので、不利な面も正直に書きます。

就職への影響

最終学歴が「中学卒業」になると、求人の選択肢が大きく絞られます。大手企業や公務員試験の多くは高卒以上を条件にしているため、応募できない求人が出てきます。資格取得や独立を目指す場合も、高卒資格が受験資格の条件になっているケースがあります。

厚生労働省「令和6年度 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況(令和7年3月末現在)」によると、高卒求人は全国数十万件に上るのに対し、中卒向け求人は1,000件以下にとどまります。この数字の差が、就職活動での選択肢の広さの差に直結します。

生涯賃金への影響

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」では、最終学歴によって賃金水準に差が出る傾向が示されています。中卒・高卒・大卒で賃金水準が異なることは、将来のキャリアを考える上で知っておくべき事実です。

進学への影響

大学受験は、高卒資格または高卒認定合格が必要です。中退のままでは直接受験できません。ただし、高認を取得すれば大学受験の道は開きます。

これらのデメリットを知った上で、それでも中退を選ぶ人もいます。デメリットを知らないまま決めるより、知って決める方が後悔が少ない。そういう姿勢でここに書きました。

通信制高校への転入|時期・手続き・費用の概要

中退後の進路として最も選ばれているのが、通信制高校への転入です。手続きの流れと費用の目安を整理します。

転入の時期

多くの通信制高校は年4回(4月・7月・10月・1月)以上の転入タイミングを設けています。中退後でも入学できる機会が複数あるため、「辞めてしまったから手遅れ」ということはありません。

手続きの流れ

1. 資料請求・学校説明会への参加

2. 出願書類の提出(前籍校の成績証明書・在籍証明書等が必要)

3. 面接・選考

4. 入学手続き・単位認定の確認

前籍校の取得単位は転入時に審査され、認定されれば引き継げます。単位を多く取得していれば、卒業に必要な残り単位が少なくなります。

費用の目安

通信制高校の費用は年間25万〜80万円程度が一般的な目安です(学校・コースによって大きく異なります)。公立通信制は年間数万円台で通えますが、民間の広域通信制高校はサポート体制が充実している分、費用が高くなる傾向があります。

費用面が気になる方に知っておいてほしいのが、国の就学支援金制度です。文部科学省「高等学校等就学支援金制度」によると、2025年度時点では世帯年収が約590万円未満であれば年間最大297,000円が支給され、多くの私立通信制高校で授業料が実質無償になります。なお、2026年度からは所得制限の撤廃と上限引き上げ(通信制は年間最大33.7万円へ増額)が予定されており、より多くの家庭が支援を受けられる見込みです。いったん高校を中退した後に再入学する場合は、「学び直し支援」として文部科学省「学び直しについて」のページに詳細が記載されており、卒業までの期間を延長する形で支援が継続されます。費用のハードルは、支援制度を使えば思ったより低くなることが多いです。

不登校から通信制への転入を経験した方の声を紹介します。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「中学生の時不登校を経験し、不登校でも入れる学校ということでクラーク記念国際高等学校に入学しました。入学前の学習会で友達を作ることが出来たり、先生方がカウンセラーの資格を持っていることもあり安心して3年間通うことができました。コース別に分かれていることで自分の興味の持つ分野を学習できたり、さまざまな資格を取得できたりと多くの経験を通して、自分に自信を持てたことが何より良かったと思います。」

— きこのこ(生徒本人・クラーク記念国際高等学校 ペット生命科学コース)

不登校を経験していても、3年間安心して通い続けられた事例です。

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高卒認定試験という選択肢

「高校には戻りたくないが、大学には行きたい」という場合に使えるのが高卒認定試験(高認)です。

高認でできること

合格すれば、大学・短大・専門学校の受験資格を得られます。就職の際に「高卒相当」として扱う企業もありますが、あくまで企業次第です。高校卒業資格そのものとは別物——最終学歴は中卒のままであることは、知っておいてください。

受験できる人

中学卒業(または見込み)で、試験実施年度の3月31日時点で16歳以上であれば受験できます。在籍中に取得した高校の単位を一部の科目免除に充てることもできます。

試験の概要

年2回(8月・11月)実施されます。全科目合格が必要ですが、合格した科目は次回以降に持ち越せます。独学でも合格できますが、高認対策コースのある通信制高校や予備校を使う人も多いです。

体調面に不安を抱えながらも高卒にこだわって転入した方のリアルな体験も届いています。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「高校3年生の10月に転入いたしました。高校卒業程度認定試験を8月に受け、合格待ちでの入学でした。どうしても高校卒業、という形を残したかったため入学しました。高校入学と同時にパニック障害になってしまい、生活する上でも色々な心配事がありました。先生方は授業中の体調不良の時の対応などについても相談に乗ってくれ、個別に対応してくれるなどしてくれました。おかげで、無事通うことができ卒業することができました。とても感謝しています。」

— にこさん(生徒本人・石川県立金沢泉丘高等学校)

高認合格待ちの状態で転入し、体調不良があっても先生のサポートで卒業にたどり着いた体験です。

高認は「大学進学を目指したいが、高校の環境が合わなかった」という人にとって、現実的なルートのひとつです。通信制高校への転入と組み合わせる方法もあります。

高校中退を後悔しないために今できること

後悔する人と後悔しない人の決定的な違い【相談事例から】

通信制高校カフェには、中退を検討している方からの相談が毎月届きます。相談5,000件以上を振り返ると、後悔する人としない人の間には、はっきりとした違いがあることが見えてきました。

項目後悔しやすい人の特徴後悔しにくい人の特徴
次の進路何も決めずに辞めた転入先の資料を請求してから辞めた
相談相手一人で抱え込んだ家族以外の第三者に話せた
辞めた後の行動半年以上何もしなかった1週間以内に小さな一歩を踏み出した

後悔しやすいのは、「とにかく辞めたい」という気持ちだけで動いてしまい、次のステップを何も決めないまま学校を去ってしまったケースです。中退後に何をすればいいかわからず、家に閉じこもる時間が長くなり、気づいたら半年が過ぎていた——そういう話は少なくありません。後悔していない人は、「辞めた後にどこへ向かうか」をある程度イメージしていました。

✍️ 通信制高校カフェ運営者・小谷より 私自身も1年で中退しましたが、後悔はしていません。「次はこうする」という気持ちがあったから動けた、と今は思います。中退後の大学・専門学校への進学については、通信制高校への転入や高認取得を経てチャレンジする方が多く、選択肢が完全になくなるわけではありません。中退がゴールではなく、次のスタート地点だと気づけた人が、その後の道を切り開いていきます。

人に相談できたかどうかも、明暗を分ける大きな要因です。「迷惑をかけたくない」と一人で抱え込むほど、判断が狂いやすくなります。信頼できる誰かに話すことで、自分でも気づいていなかった本音が見えてくることがあります。

退学後に転入先を見つけ、サポートを受けながら前に進んだ保護者からこんな声が届いています。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「他の学校を退学後編入しました。それと比較してS高は、生徒の主体性を大切にし、様々なコースやコンテンツが選択肢として用意されている通信制高校でした。定期的に現状や困りごとの聞き取りがあり手厚く感じます。また、学習進度やレポートの遅れなどのお知らせも頻繁に来るので、自分で計画立てて学習することが苦手な生徒にも良い学校だと思いました。やりたいことがあったり、体調やメンタルが不調でも通えるキャンパスがある生徒にはとても良いと思います。保護者用の専用アプリやメール配信もあり、我が子の課題等の進捗状況がリアルタイムで把握できるので、親としても安心して見守ることができる体制が整えられている学校だと感じました。」

— えすのうみ(生徒の保護者・S高等学校 ネットコース)

退学後でも転入先のサポート体制で安心して見守れるようになった事例です。次の環境を探し、選ぶことで状況が変わることを示しています。

中退前に必ず確認したい7つのチェック項目

中退は取り消しのきかない選択です。後悔を減らすために、次の7項目を自分に問いかけてみてください。

中退前の7つのセルフチェック

以下7項目をチェックしてから決断しましょう。複数の項目が「まだ」の場合は、少し立ち止まる価値があります。

1. 辞めたい理由を言葉にできているか

「なんとなくつらい」では次の行動が見えません。「○○が原因で通えない」と言語化できると、解決策も探しやすくなります。

2. 転入・転学を検討したか

今の高校が合わないだけで、別の学校なら続けられる可能性があります。全日制・定時制・通信制、それぞれ雰囲気が大きく異なります。

3. 家族に本音を話したか

反対されるのが怖くて黙っている場合は要注意です。家族の理解と協力があるかどうかで、中退後の生活は大きく変わります。

4. 中退後の生活費・学費について考えたか

通信制高校への転入や高卒認定試験の受験にも費用がかかります。お金の見通しを立てておくことで、動ける選択肢が広がります。

5. 通信制高校や高卒認定試験を調べたか

高卒資格は働く上でも進学する上でも選択肢を守ってくれます。中退前に「別の取り方」を知っているだけで、判断が変わることがあります。

6. 信頼できる大人(担任以外)に相談したか

担任の先生は学校側の立場もあるため、本音を話しにくいこともあります。スクールカウンセラー、地域の相談窓口、NPOスタッフなど、第三者に話してみることをすすめます。

7. 「3ヶ月後の自分」を具体的にイメージできているか

「学校を辞めた3ヶ月後、何をしていますか?」この問いに答えられるなら、あなたはすでに前を向いています。答えられないなら、もう少し時間をかけて考えてみてください。

中退を前向きな選択に変える3つのアクション

中退を決断した後に大切なのは、「決めた自分を責めないこと」と「すぐに小さな一歩を踏み出すこと」です。後悔しない人の多くが、中退後に早く動き出していました。

アクション1:まず1つ、情報収集を始める

通信制高校の資料請求でも、高卒認定試験のテキストを手に取るだけでも構いません。情報が入ると「自分にもできるかもしれない」という感覚が少しずつ戻ってきます。

アクション2:週1回、外に出る理由をつくる

中退直後は生活リズムが崩れやすい時期です。図書館でも、コンビニでも、ゆるい外出の習慣をつけることが、次の行動へのエネルギーを保つ土台になります。

アクション3:信頼できる大人との接点を持ち続ける

孤立が、後悔の一番の原因になります。親でも、相談窓口のスタッフでも、通信制高校の先生でもかまいません。誰かとつながっていることが、迷ったときの安全網になります。

全日制を中退後に動き始めた、こんな体験談があります。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「全日制高校を中退後、今後どうしたらいいか悩んでいる時に通信制高校があることを知り入学しました。平日はバイトをしながら自宅で学習し、日月のどちらか都合が良い日に授業を受けに学校へ行きました。自分のペースで学習できるのが私には合っていて、挫折することなく無事に卒業できました。同期生には様々な年代の人が居て、それぞれ通信制で学ぶ理由は様々でした。いろんな境遇の人と知り合えて、今思うと貴重な人生経験でした。」

— すたぶる(生徒本人・長野県松本筑摩高等学校)

「中退後に動き始めた」人たちの多くが、通信制という受け皿を見つけています。

運営者が語る|中退から10年以上の景色

私(小谷)は、スポーツ推薦で入学した高校を1年で中退しました。当時は「失敗した」と思っていましたし、親にも申し訳なかった。でも今、10年以上経って振り返ると、後悔はありません。

中退した後、就職して仕事の中で学びました。学校の外でも「やっていける」という手応えを少しずつつかんでいきました。そしていつしか、同じように迷っている若者の声に耳を傾けたいと思うようになり、通信制高校カフェを始めました。

中退は「終わり」ではありませんでした。むしろ「自分のペースで歩き始めた日」に近い感覚です。あの日の選択があったから、今ここにいる——正直そう思っています。あなたが今感じている不安や迷いは、ちゃんと意味があります。迷えているということは、まだ諦めていないということだから。焦らず、一つずつ確かめながら前へ進んでください。

よくある質問

高校中退に関してよく寄せられる6つの質問に答えます。

高校中退は履歴書にどう書けばいいですか?

「○○高等学校 中途退学」と記載するのが正式な表記です。空白にしたり省略したりする必要はありません。面接で理由を聞かれた場合は、「転入先を探しながら退学した」など前向きな経緯を一言添えると印象が変わります。中退後に通信制高校を卒業した場合は「○○高等学校 卒業」と記載できます。

子どもが未成年の場合、退学届に保護者の同意は必要ですか?

未成年の生徒が退学届を提出する際は、多くの学校で保護者の同意・署名が求められます。子どもが「辞めたい」と言っても、手続きの段階で学校側に相談の機会を求めることが可能です。この段階で休学・転籍・通信制への転入という選択肢を学校と一緒に検討できる場合があります。

高校中退した後、元の学校に復学はできますか?

退学届を提出した後に元の高校へ戻ることは、ほぼできないのが現実です。ただし、通信制高校や定時制高校への転入・再入学で高卒資格を取得し続けることは可能です。「辞める前に転入先を探す」ことで、退学という選択を回避できるケースも多いため、できれば在籍中に動き始めることをおすすめします。

通信制高校に転入した後も中退してしまうことはありますか?

転入後に再中退するケースはゼロではありません。ただし、自分に合った学校・コースを選ぶことで継続率は大きく変わります。事前に学校説明会や資料請求で雰囲気を確認し、通学頻度・サポート体制・費用を自分の状況と照らし合わせて選ぶことが、継続の鍵になります。

経済的な理由による高校中退はどのくらいいますか?

文部科学省の調査では、「家庭の事情」を主因とする中退は進路変更(41.5%)・学業不適応(35.0%)より少数ですが、一定数存在します。経済的困難を抱える家庭には、就学支援金(2025年度時点で年間最大297,000円・2026年度から33.7万円に増額・所得制限撤廃予定)や奨学給付金など複数の公的支援制度があります。費用面が不安な場合は、まず学校の事務局や自治体の教育相談窓口に問い合わせてみてください。

子どもが高校を辞めようとしているとき、親がやってはいけないことは何ですか?

「あなたのためを思って」という言葉で一方的に引き止めることは、子どもの口を閉ざす原因になりやすいです。「努力が足りない」「あなたのせいだ」と原因を本人の性格・能力に結びつける言葉も禁物です。まず子どもの話を最後まで聞き切ること。「転入できる学校を一緒に調べてみよう」という提案が、話し合いを前に進める最初の一歩になります。

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まとめ|理由・割合を知った上で、次の一歩を踏み出すために

ここまで読んでくださった方に、この記事の要点を整理してお伝えします。

高校中退は毎年約4万4,500人が経験している出来事です。「うちの子だけ」ではありません。中退理由の1位は進路変更(41.5%)、2位は学校生活・学業への不適応(35.0%)で、多くの子が「勉強についていけない」「この環境が合わない」という切実な理由を抱えています。

中退を決断する前には、学校への相談・休学・転籍・通信制への転入という選択肢も存在します。子どもが「辞めたい」と打ち明けてきたとき、最初の一言が親子の信頼関係を大きく左右します。まず話を最後まで聞き、「一緒に調べてみよう」という姿勢が次の一歩につながります。

中退後の道は一本ではありません。高卒認定・通信制・就職・専門学校など、早めに動くほど選択肢は広がります。「辞めた後にどこへ向かうか」を少しでもイメージできている人ほど、後悔が少なくなることが相談事例から見えています。

✍️ 通信制高校カフェ運営者・小谷より

私自身、スポーツ推薦で入学した高校を1年で辞めています。学校という場所が合わなかった、ただそれだけでした。当時は「人生終わった」と本気で思いましたが、辞めた後に就職し、仕事を覚え、気づいたら後悔している暇もないくらい前に進んでいました。今振り返ると、高校を辞めたことは「失敗」ではなく、自分に合う場所を選び直した「決断」だったと思っています。

お子さんが「辞めたい」と言ったとき、それは弱さではなく、自分の限界を正直に伝えられた強さだとも言えます。保護者としてどう受け止めるか、何を伝えるか、一緒に悩んでいきましょう。この記事が、その最初の一歩を考えるきっかけになれば、運営者としてこれ以上うれしいことはありません。

この記事のまとめ

  • 高校中退は年間4万4,500人が経験する現実——「うちの子だけ」ではない
  • 理由1位は進路変更(41.5%)、2位は学業不適応(35.0%)
  • 中退を決める前に「学校相談・休学・転籍・通信制転入」の4つを検討する
  • 子どもへの第一声が親子の信頼関係を左右する——まず話を聞き切ること
  • 中退後も通信制・高認・就職など選択肢はある。早めに動くほど有利

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「辞めたい」という言葉は、子どもが発したSOSかもしれません。答えはすぐには出なくて当然です。このサイトでは引き続き、通信制高校や中退後の進路についての情報を発信しています。一人で抱え込まず、できることから調べていきましょう。

不登校で通信制高校を選ぶ注意点

不登校生徒数は毎年過去最高を更新し、その不登校の子どもの受け皿になっている通信制高校。自由度が高いからこそ合った学校も見つけやすく、通信制高校に入ることは、再登校のきっかけにもなりやすいです。

ただし注意して欲しいことがあります。それが

「心のエネルギーが少ない状態のときに学校見学に行くと、最初に行った高校に決めてしまいがち」ということ。

これだと、複数校から検討できていないので、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。

この失敗を避けるには、不登校の子どもを支える親が、先に複数の選択肢を持っておくことが重要。

そんな時に役立つのが、通信制高校の一括資料請求サービスです。住所を入力するだけで、通学圏内の学校のパンフレットを簡単に取り寄せられます。

各校の特徴や違いを把握しやすくなり、子どもに合った学校を見つけやすくなります。パンフレットがあることで、視覚的にも検討しやすく「この学校は違うな」見極めがしやすくなります。

本格的に学校選びを始めるまえにまずは、こうした資料請求サービスを活用してくださいね。

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この記事を書いた人

通信制高校出身で生徒会長の経験を活かし、通信制高校・不登校について発信中。無料の不登校解決動画講座通信制高校選び方メルマガ講座 主催しています。

▶不登校→全日制高校退学→通信制高校
▶不登校・進路相談累計5000件以上
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