高校中退後の進路は、通信制高校・高卒認定・就職・専門学校・大学進学の5択があります。毎年4万人以上が中退を経験しており、どのルートを選んでも前に進める仕組みは整っています。
ただ、「末路」「人生終わり」と検索してしまうほど、今は先が見えない状態ではないでしょうか。退学届を出した後にじわじわ押し寄せてくる不安、親への罪悪感、何から動けばいいかわからない焦り——これらを放置すると、引きこもりが長期化し、選べるルートが少しずつ狭まっていくのも事実です。
この記事では、運営者(こたにりょうた・高校中退経験あり・就職済み)が、手続きの流れ・進路の全選択肢・就職への影響を一次情報をもとに整理しました。「どの選択肢が自分に合うか」を、この記事を読みながら自分で判断できるよう構成しています。
読み終わる頃には、「自分が次に何を一つ調べればいいか」が決まっている状態になっているはずです。


この記事でわかること
- 高校中退後の5つの進路選択肢(通信制・高卒認定・就職・専門・大学)
- 毎年4万人以上が経験する中退の現実データと統計
- 退学届から離籍証明書まで、手続きの具体的な流れ
- 中退後に就職できた人の共通点と履歴書の書き方
- 今日から始められる3つのアクション
失敗しない通信制高校選びのコツ
自分に合った学校を選びやすい通信制高校ですが、残念ながら、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
よくある原因として、
- 1つの学校しか検討しなかった
- 親の意向で決めてしまった
- 学校見学にも行かなかった
といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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高校中退で人生は終わらない|元中退者が結論から伝えること
「高校中退したら、もう人生終わり?」——そう感じているなら、まず結論を伝えます。終わりじゃありません。数字がそれを証明しています。
なぜ「終わり」と感じてしまうのか
高校中退した直後、「人生終わった」と感じるのには理由があります。周囲の友人はそのまま高校生活を続けているのに、自分だけ外れてしまったという感覚——これは「比較による自己評価」の典型的なパターンです。
日本社会では「高卒→大学または就職」という標準ルートが強く意識されているため、そこから外れた瞬間に「失敗した」と感じやすいです。しかし、それは一つの道が閉じただけで、他の道が閉じたわけではありません。「終わり」に感じるのは、今見えている視野が狭くなっているからです。このあと、数字と実例でそれを確認していきます。
「高校中退=人生終わり」は思い込み|数字で見る実態
高校中退は、確かにゼロからのリスタートを意味します。しかし「人生終わり」という言葉は、実態とかけ離れています。
文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、令和5年度の高校中退者数は46,238人でした。中退後の進路として、通信制高校への編入・高卒認定の取得・就職・専門学校入学など、複数のルートに進んだ人が多数います。
「高校中退=終わり」ではない3つの根拠
- 毎年4万人以上が同じ経験をしている(文科省調査)
- 中退後に就職・進学を果たした人が現実に多数いる
- 中退を後悔していない人も一定数いるという現実
3つの根拠があります。
1つ目は「毎年4万人以上が同じ経験をしている」という事実です。令和5年度の文科省調査では、全国で46,238人が高校を中退しています。あなただけが失敗したわけではありません。
2つ目は「中退後に就職・進学を果たした人が現実にいる」ことです。通信制高校への編入なら高卒資格を取り直せますし、高卒認定試験を経て大学に進んだ人もいます。社会に出て正社員として働いている中退経験者も、数多くいます。
3つ目は「中退を後悔していない人も一定数いる」という現実です。「してよかった」と感じる理由には、「精神的に追い詰められる前に逃げられた」「自分に合った環境を選べた」などが挙げられます。このあとの運営者コラムでは私自身の体験を話しますが、私も後悔していない一人です。
人生の終わりは、自分が動くのをやめたときです。選択肢がある限り、終わりではありません。
「してよかった」と言える人がいる現実
中退を「してよかった」と感じている人が実際にいます。すべての人がそうだとは言えませんが、そういう人がいるという事実は、今のあなたにとって重要な情報のはずです。
「してよかった」と感じる理由として多いのは、「合わない環境から脱出できた」「本来の自分のペースで生活できるようになった」「別の道で自分の可能性を見つけられた」といった声です。もちろん「あのとき頑張ればよかった」と後悔している人がいるのも事実です。どちらが正解かは、あなたの状況によって異なります。
通信制高校カフェの運営者自身も、スポーツ推薦で入った全日制高校を中退し、通信制高校に転学した経験があります。当初は不安だらけでしたが、通信制高校で生徒会長を務めるほど充実した学校生活を送り、その後就職。今、後悔はありません。それが、私がこのサイトを運営している理由です。
関連記事:高校中退してよかった理由を詳しく読む



通信制高校に移ってから生徒会長をやれるほど充実した時期がありました。あのとき動き出したことで今がある。まず一歩を調べるだけでいいです。
運営者コラム|私が高校中退して気づいたこと
✍️ 通信制高校カフェ運営者より このセクションは、私・こたにりょうた自身の体験談です。データや一般論ではなく、当事者として感じたことだけを書きます。
中退直後の自分へ|「人生終わり」と思っていた頃
私が高校を中退した当時、真っ先に思ったのは「終わった」という感覚でした。スポーツ推薦で工業高校に入学したものの、怪我・家庭の事情・人間関係のストレスが重なって、限界を超えてしまった。学校という場所がなくなった瞬間、自分の居場所ごと消えたような感じがしました。
昼間に家にいると、外を歩く同世代の声が聞こえてきます。自分だけが止まっているような焦りと、でもどこにも動けないという矛盾した感覚が同時にありました。親に申し訳なくて、顔を合わせるのも正直つらかったです。
「こんな状態から抜け出せるのか」と思っていました。今、同じ場所にいるあなたに伝えたいのは、その感覚はおかしくないということです。多くの中退者が、同じ時期に同じことを感じています。
就職できた理由と、後悔していない理由
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 担任の先生の勧めで公立の通信制高校に転学し、4年かけて卒業しました。正直に言うと、通信制に来たことを後悔した時期もありました。うつ病・不眠症になった時期もある。でも、自分に合った環境・仕事を見つけることで、状況は変わりました。
結論から言うと、私は就職できました。そして今、後悔はしていません。
就職できた理由を正直に話すと、資格を取ったことが大きかったです。高校卒業が20歳になったとき、まわりから見れば「普通の道から外れた」状態でした。でも、宅建やウェブクリエイター上級の資格を取得したことで、「学歴ではなく何ができるか」を示せる状態になった。志望した会社から内定をもらえたのは、そこが評価されたからだと思っています。
資格取得を決めたきっかけは、ハローワークで「中退でも資格があれば応募できる求人がある」と教えてもらったことでした。最初の一歩は、人に聞きに行くことだったと振り返っています。
後悔していない理由は、「中退という選択が自分には必要だった」と今になって思えるからです。あの環境に留まり続けることが、自分にとって正解だったとは思えません。ただし、「中退してよかった」と言えるようになるまでには、動き出す時間が必要でした。
「あなたもきっと大丈夫」とは言いません。私の体験がそのまま当てはまるとは限りません。ただ、「中退した人が就職して、後悔していない実例がある」という事実として受け取ってもらえれば十分です。
高校中退の現実データ|毎年4万人以上が中退している
「自分だけが失敗したのでは」という孤立感は、数字を見ることで和らぎます。このセクションでは、文部科学省などの一次データをもとに、高校中退の実態を整理します。
毎年何人が高校を中退しているか
文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、令和5年度の高校中退者数は46,238人でした。前年度(令和4年度:43,401人)から増加しており、近年は増加傾向にあります。
中退率は全高校生の1.5%です。100人中1〜2人が中退しているということは、3学年あわせた学校なら45〜60人に1人の計算です。決して珍しい選択ではありません。
あなたの周囲では「自分だけ」に見えるかもしれません。しかし全国では同じ経験をしている人が毎年4万人以上います。夜中に「高校中退 末路」と検索したあなたと、同じキーワードを打ち込んでいる人が今この瞬間も日本中にいます。
中退後の主な理由|「進路変更」が最多
文部科学省の同調査によると、令和5年度の中退理由として最も多いのは「進路変更」で、全体の41.3%を占めています。「やりたいことが変わった」「別の道を選びたかった」という能動的な理由が最多というのは、中退のイメージを変える事実です。
次いで「学校生活・学業不適応」が続きます。「授業についていけない」「人間関係のトラブル」「学校の雰囲気が合わない」などが含まれます。「怠惰」「意欲の低下」だけが理由ではなく、環境や状況に追い詰められて中退に至るケースも多数あります。
中退理由を知ると、「自分だけが特別に弱いわけではなかった」と気づく人が多いです。あなたが中退を選んだ背景にも、それだけの理由があったはずです。
関連記事:中退理由の統計データを詳しく見る
中退後の人生はどうなるか|後悔した人・しなかった人の割合
「中退して後悔しているか」という問いへの答えは、人によって大きく異なります。「してよかった」と感じる人と「後悔している」と感じる人、どちらもいます。
重要なのは、後悔しているかどうかより「中退後に何をしたか」が人生の方向性を決めるという点です。中退後にすぐ動き出した人と、何もしないまま時間が経過した人では、3〜5年後の状況が大きく変わります。
「末路が悲惨」というイメージは、動けなかったケースが可視化されやすいためです。動いた人の多くは、その結果をSNSで発信したりしません。
関連記事:高校中退のその後・末路のリアルを読む
高校中退の手続きと流れ|退学届から離籍証明書まで
「中退したい」と決めてから、実際に何をすれば良いかわからないまま止まっている人は多いです。このセクションでは、手続きの流れを順を追って整理します。
中退を決めたらまずやること|担任・親との相談の進め方
中退を決めたら、まず担任の先生に相談することから始めます。いきなり退学届を持参するのではなく、「学校を辞めることを考えている」という意思を伝えることが最初のステップです。
担任への相談は、電話でも直接でも構いません。「休んでいるから行きにくい」という場合は、保護者経由で学校に連絡する方法もあります。担任は基本的に「引き留める」役割を担うため、「説得されるかも」と身構える人もいますが、最終的な決定権は本人と保護者にあります。
保護者との話し合いも、この段階で行います。「親が反対している」というケースでも、次のステップ(進路の選択肢を一緒に確認する)まで話を進めておきましょう。「中退」という決断単独で反対されることが多いですが、「中退して通信制高校に移る」という具体的なプランとセットで話すと、受け入れてもらいやすくなります。
退学届の提出から離籍証明書の取得まで
担任・保護者との合意が取れたら、学校から退学届(正式名称は学校によって異なります)を受け取り、必要事項を記入して提出します。流れは以下の通りです。
1. 退学届を担任または教務担当から受け取る
2. 本人・保護者が署名・捺印して提出
3. 校長の許可が下りたら退学が正式に成立
4. 「在学証明書」または「離籍証明書」(中退したことを証明する書類)を発行してもらう
5. 「単位修得証明書」も同時に取得しておく(通信制高校への編入や高卒認定受験時に必要)
在学証明書・単位修得証明書は、後から取得しようとすると手続きが煩雑になることがあります。退学時にあわせて取得しておくことをおすすめします。
中退のタイミングはいつがいいか|学期末・年度末の違い
中退のタイミングによって、高卒認定試験の受験資格や取得単位の扱いが変わることがあります。
学期途中で中退する場合は、その学期の単位が認められないことが多いです。学期末・年度末のタイミングで中退すると、その時点まで取得した単位が認定されやすくなります。
通信制高校への編入を考えている場合、取得済みの単位が多いほど編入後の学習負担が軽減されます。可能であれば学期末・年度末を目安にするのが実用的です。ただし、精神的につらい状況が続いている場合は、タイミングにこだわりすぎずに中退を選ぶことも選択肢の一つです。
中退後の生活リアル|引きこもり・メンタルへの影響と立て直し方
中退直後は、精神的に不安定になりやすい時期です。「引きこもりになりそう」「もうなっている」というあなたに向けて、今の状況を説明します。
中退直後に引きこもりになりやすい理由
高校という場所は、ただの勉強する場所ではありません。毎朝起きる理由・外出する理由・同世代と接する機会・一日の時間の枠組みを、全部まとめて提供してくれていた場所です。
中退すると、その枠組みが一度にすべて消えます。「今日どこにも行く必要がない」という状態は、一見自由に見えますが、実際は非常に不安定です。
心理的に言えば、日々のストレスで「心の体力」が消耗し、限界を超えると動けなくなります。この状態は意志の弱さではなく、エネルギーが枯渇した状態です。回復には、安心できる環境と時間が必要です。
通信制高校カフェに寄せられる5,000件超の相談でも、中退直後に「家から一歩も出られなくなった」「昼夜逆転が止まらない」という声は珍しくありません。これは「心の体力」がゼロに近い状態であり、まずは充電が先で、行動はその後になります。お風呂や身だしなみへの関心が一時的に薄れるといった変化も、心の体力が枯渇したときの典型的なサインです。
昼夜逆転が始まり、外出が億劫になり、気づいたら数ヶ月が経過している——これは珍しいことではありません。「せいせいした」気持ちが、3ヶ月後に虚無感と焦りに変わる流れは、多くの中退者が経験しています。あなたがそう感じているとしたら、それは異常ではなく、むしろ自然な反応です。
子どもの様子が心配な保護者の方に、当サイトに寄せられた体験談を紹介します。
中学から不登校で、私立高校も自らやめた。そこから通信制高校に転学して卒業まで至った保護者の体験です。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「息子が中学校から不登校で、私立の高校も自らやめ、ルネサンス高等学校に転学しました。家にいながらレポート提出で、単位をとれ、年に1回だけ、本校のある茨木の高校へ合宿があります。学校にいけない子のためにサポートしてくださり、親としては、高校だけは卒業してもらいたかったので、安心材料になりました。通学できない子のためのこのような学校は必要だと感じました。」
— ゆっくりん(生徒の保護者)
学校に通えない状態でも、卒業まで導いてくれた環境がある。それが通信制高校の選択肢としての強みです。
引きこもりから抜け出すための最初の一歩
「引きこもりを抜け出す」という目標は、一度に達成しようとすると難しいです。最初の一歩は、できるだけ小さく設定するのがコツです。
具体的には、以下の3点から始めてみてください。
1. 昼夜逆転の修正:一気に直そうとせず、毎日30分だけ早く起きることから始める
2. 短い外出:コンビニでも、近所の公園でも、1日1回外に出ることを目標にする
3. 家族との会話:「次どうするか」という重い話でなくても、日常の短い会話から始める
当サイトの支援事例でも、半引きこもり状態から「自分に自信がついてきた」「なんでもやれる気がする」という変化を実感した事例があります。きっかけは親御さんの声かけの変化だけでした。家族との関係が安心・安全な方向に変わると、外に向かう力が少しずつ戻ってきます。
「動き出すタイミングを逃したら手遅れ」ということはありません。ただ、時間が経てば経つほど動き出すエネルギーが必要になるのは事実です。
通信制高校は、週1回の登校から始められる選択肢でもあります。全日制から転入して週1コースを選んだ生徒の体験を紹介します。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「2年生の夏に全日制高校から転入し、週1回登校するコースを選びました。登校回数が比較的多いため、友達がたくさんでき、先生方とも打ち解け、楽しい高校生活を送ることができました。登校しない日は自宅でレポートを書いて提出し、あまった時間はバイトをしたり出かけたりと自由に使うことができた点が良かったです。また、遠足や文化祭などの行事も多く、思い出がたくさんできました。参加不参加も自由なので、個人の都合や感覚に合わせた学校生活を送ることができます。」
— まちゃ(生徒本人)
週1から始めて、気づけば充実した生活になっていた。そういうルートが実際にあります。
関連記事:引きこもり・ニート状態からの立て直し方を詳しく読む
親との関係|「申し訳ない」気持ちとの向き合い方
中退後、親に対して「申し訳ない」という気持ちを抱える人は多いです。この感情は自然なものですが、罪悪感が強すぎると次の行動を起こすエネルギーを奪います。
体調や気持ちに波がある時期でも、自分のペースで続けられた体験を一つ紹介します。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「私は全日制高校から転校という形で入学しました。しかし入学前は通信制という学び方に対して不安を感じていました。ところが実際に通い始めると自分のペースで学習できる環境が整っており安心して学校生活を送ることができました。特に先生との距離が近く困った時にはすぐに相談できた点が心強かったです。そしてオンライン学習と通学を柔軟に組み合わせられるため体調や気持ちに波がある時期でも無理なく続けることができました。その結果として卒業まで前向きに取り組むことができこの学校を選んで本当に良かったと感じています。」
— みなと(生徒本人)
「体調や気持ちに波がある時期でも無理なく続けられた」という言葉が、今の状況にいる人に届くといいと思います。
親との関係を少しずつ修復するためには、「謝り続ける」よりも「次の計画を一緒に考える」姿勢が有効です。「通信制高校に移る」「高卒認定を受ける」「就労支援に相談する」など、具体的なプランを持って話せると、親も受け入れやすくなります。
「すぐに答えを出せない」という場合でも、「考えている」という姿勢を伝えるだけで関係は変わります。沈黙よりも、不完全でも言葉を出すほうが、関係の修復につながります。



まず昼夜逆転を少し修正して、週1回外に出るだけで良いです。焦って進路を決めようとしなくていい。動ける体になってから考えればいいんです。
高校中退後の進路・選択肢を全網羅|通信制・高卒認定・就職・大学
中退後の選択肢は、大きく5つあります。どれが正解かは、あなたの目標・状況・性格によって異なります。このセクションでは各選択肢を対等に整理します。
通信制高校への編入|高校卒業資格を取り直す+学び直し支援金
通信制高校は、高校中退後に高校卒業資格(高卒)を取り直す選択肢のひとつです。中退後でも、取得済みの単位を活かして途中から編入できる学校が多くあります。
通信制高校の基本
- 週1〜5日の通学、または完全オンラインなど、通学頻度を選べる
- 全日制と同じ「高卒」資格が取得できる
- 年間学費の目安:私立25万〜80万円程度、公立は数万円(サポート校を利用する場合は別途費用)
学び直し支援金について
高校を中退し、再入学した人を対象に「高等学校等学び直し支援金」が設けられています。文部科学省の制度で、通信制・定時制の場合は最長24ヶ月(2年間)、授業料相当額の支援を受けられます。支給額は世帯収入によって異なり、就学支援金の支給区分に準じた額が目安となります(⚠️金額は制度改定の可能性があるため、必ず志望校または都道府県教育委員会に確認してください)。
条件を満たす場合、学費の一部がカバーされます。経済的な不安がある場合は、志望校の入学担当に問い合わせて確認してください。
実際に中退後に通信制高校に入学し、卒業まで至った体験を紹介します。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「全日制高校を中退後、今後どうしたらいいか悩んでいる時に通信制高校があることを知り入学しました。平日はバイトをしながら自宅で学習し、日月のどちらか都合が良い日に、授業を受けに学校へ行きました。自分のペースで学習できるのが私には合っていて、挫折することなく無事に卒業できました。同期生には様々な年代の人が居て、それぞれ通信制で学ぶ理由は様々でした。いろんな境遇の人と知り合えて、今思うと貴重な人生経験だったなぁと思います。通信制に行って良かったと思っています。」
— すたぶる(生徒本人)
バイトと両立しながら卒業できた。「通信制に行って良かった」という言葉が、選択の結果を語っています。
関連記事:通信制高校への編入方法を詳しく調べる
高卒認定試験|最短で「高卒と同等」の資格を得る
高卒認定試験(高認)は、高校を卒業していなくても「高卒と同等の学力がある」と認定を受けられる国家試験です。合格すると大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。
高認の基本
- 受験資格:16歳以上(高校在籍中は受験不可だが中退後なら受験できる)
- 年2回実施(8月・11月)
- 全科目合格で「高卒と同等」の資格を取得(ただし、高卒ではなく「高認合格」という扱い)
- 合格者はその後、大学受験・専門学校入学が可能
注意点:高認はあくまでも「進学のための資格」です。就職の場面では「高卒」とは異なる扱いをする企業もあります。また、高認だけでは高卒資格にならない点もデメリットのひとつです。進学目的なら高認、就職や高卒資格そのものを取りたいなら通信制高校という判断軸が参考になります。
中退後に通信制高校を自分で選んだという能動的な体験を紹介します。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「高校2年の秋頃に対人関係に悩み、別の全日制高等学校を中退しました。自分のペースで悩まずに通える通信制高校を探してみたところ、本校を知り編入しました。いざ入学してみたら、周りの同級生や先生方が親しく接してくれて、対人関係に悩まずに毎回通うのが楽しくなりました。充実した高校生活を送れ、あの時の決断は間違っていなかった。」
— サカサカコーコー(生徒本人)
「あの時の決断は間違っていなかった」——中退という選択が、結果として正解だったと感じられた言葉です。
就職する|中卒で社会に出るという選択肢
高校中退(事実上の中卒)で就職するという選択肢もあります。就職は難易度が上がることがありますが、方法はあります。
活用できる機関
- ハローワーク:中卒・高校中退者向けの求人も扱っている
- ジョブカフェ:都道府県が設置する若者向けの就労支援施設(名称は地域によって異なる)。履歴書の書き方・面接練習もサポートしてくれる
- 就労支援機関(地域若者サポートステーション):働くことに不安がある若者を対象にした支援
中卒での就職が難しい理由と、それでも就職できる方法の詳細は、子記事で詳しく解説しています。
関連記事:中退後に就職する方法を詳しく読む
専門学校・職業訓練校
専門学校の中には、中学卒業(高校中退を含む)でも入学できるところがあります。ただし、入学できる学校は限られており、「高卒以上」を条件にしている学校が多数です。
専門学校は「すでに目指す職業が決まっている人」に向いています。一方、目標が定まらない段階で入学すると、学費の負担に対して得られるものが見合わない可能性があります。
職業能力開発センター(公共職業訓練)は、無料または低費用で職業スキルを学べる公的機関です。中卒者でも受講できるコースがあり、就職への実践的なスキルを身につける手段として使えます。居住地の都道府県のハローワークで詳細を確認できます。職業訓練校は学費が無料〜低額で、就職支援も込みで受けられる点が大きなメリットですが、コースの選択肢が地域ごとに限られる点は注意が必要です。
専門学校への進学を目指す場合、まず高卒認定を取得して選択肢を広げてから入学するルートも有効です。
大学進学|高卒認定を経て大学を目指すルート
高校中退後でも、大学進学は可能です。高卒認定試験に合格することで、大学受験資格が得られます。
ルートの流れ
1. 高校を中退(または卒業資格なし)
2. 高卒認定試験に合格(最短で中退翌年の8月から受験可能)
3. 大学入学共通テスト・各大学の個別試験を受験
4. 合格後に入学
学力次第では、通信制高校在籍中に大学を受験して合格するという方法もあります。「中退したから大学はもう無理」ということはありません。ただし、実際に大学進学を目指すには、受験勉強の時間と費用の確保が必要です。
高校中退と就職|影響の実態と就職できる人の共通点
就職への影響について、正直に伝えます。楽観的すぎる情報も、悲観的すぎる情報も、どちらも役に立ちません。データと実態をもとに整理します。
中卒・高校中退が就職に与える影響|求人数と内定率のデータ
中卒(高校中退を含む)の就職では、高卒と比べて求人数・就職内定率ともに大きな差があります。
厚生労働省「令和5年度 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況(令和6年3月末現在)」によると、高卒の求人数は約48万2千件であるのに対し、中卒(新規中学卒業者)は986件という大きな差があります。就職内定率は高卒99.2%に対し中卒79.5%。数字を見ると、高卒資格を取得することの価値がわかります。
※このデータは新規中学卒業者(中学を卒業してすぐ就職活動した人)のものです。高校中退者は状況が異なるため、ハローワークの就労支援や資格取得を組み合わせた別ルートでの就職が現実的です。
「正社員になれない」のではなく、「なりにくい」ということです。難易度が上がる分、対策が必要になります。具体的には、高卒認定の取得・通信制高校卒業・資格取得・就労支援機関の活用などが有効な対策です。
高校中退でも就職できた人の共通点
就職に成功した中退経験者に共通する特徴があります。
1. 資格や実績を取りに行った人
高卒認定・ITパスポート・運転免許などの資格、または職業訓練や実務経験を積んで「学歴ではなくスキルで評価してもらえる」状態を作った人は、就職の選択肢が広がっています。
2. 「中退した理由」を自分の言葉で説明できた人
採用担当者が知りたいのは「なぜ中退したか」だけではなく、「その後どうしたか・何を考えているか」です。中退の経緯を素直に話せて、前向きな意思を伝えられる人は、評価が変わります。
3. 就労支援を積極的に利用した人
ハローワーク・ジョブカフェ(都道府県の若者就労支援施設)・サポートステーションなど、無料で使える就労支援機関を活用した人は、就職の情報と支援の両方を得られています。一人で求人サイトを眺めるよりも、成果につながりやすいです。
中退後に通信制高校で高卒資格を取得し、就職・進学の選択肢が広がったという体験を紹介します。
📢 当サイトに投稿された口コミ
「2年生の秋に、人間関係の悩みから全日制高校を中退し、N高に転校しました。入学前は通信制に対して「孤独」や「暗い」というイメージを持っていましたが、実際は全く違いました。ネットを最大限に活用しており、VRを使った先進的な授業やSlackというツールでの活発な交流が非常に新鮮でした。自分の好きな時間にレポートを進められるため、趣味や資格勉強に多くの時間を割くことができ、自分らしい高校生活を取り戻すことができました。先生方も非常にフレンドリーで、ネット越しでも一人ひとりをしっかり見てくれている安心感がありました。この学校を選んで本当に良かったです。」
— 進学丸(生徒本人)
資格勉強に多くの時間を割けた、自分らしい高校生活を取り戻せた。高卒資格を得ることで、次のステップへの選択肢が広がります。
履歴書・面接での高校中退の扱い方(概要)
履歴書には「○○高等学校 中途退学」と記載します。「退学」ではなく「中途退学」と書くのが一般的です。在学期間(入学月〜退学月)も明記します。空白期間があれば、その間に何をしていたかを補足する欄を活用します。
面接では「中退した理由」を聞かれることが多いです。正直に話すことが基本ですが、「反省・後悔を全面に出す」よりも「その経験を経て何を考えるようになったか」を伝えることが大切です。就職活動の詳細は子記事で詳しく解説しています。
就職で後れを取らないために|通信制高校の人気校・就職実績を見る
高校中退した後の次のステップ|まず何から始めるか
記事を読んで「なんとなくわかった」という状態から、「最初の一歩を踏み出す」ことが最も大事なステップです。
今日から始められる3つのアクション
迷ったまま何もしないと、時間だけが経過します。まずこの3つから始めてください。ハードルは低めに設定しました。
今日から始める3つのアクション(ハードル低め)
- アクション1:通信制高校の資料を1校取り寄せる
- アクション2:高卒認定試験のスケジュールを調べる
- アクション3:就労支援窓口の場所を調べる
アクション1:通信制高校の資料を1校取り寄せる
「通信制高校診断」ツールで自分に合うタイプを確認してから、気になる1校に資料請求してみてください。資料は無料で送ってもらえます。請求することで「どうなるか」を確認するだけで十分です。
アクション2:高卒認定試験のスケジュールを調べる
文部科学省のサイトで「高等学校卒業程度認定試験」のページを開いて、試験日程・科目・申込方法を確認してみてください。「受けるかどうか」は後で決めて構いません。
アクション3:就労支援窓口の場所を調べる
お住まいの地域のハローワーク・ジョブカフェ・地域若者サポートステーションの場所を検索してみてください。電話相談もできます。「とりあえず確認する」だけで大丈夫です。
保護者の方へ|お子さんが中退を考えているとき
お子さんが高校中退を考えている、またはすでに中退した保護者の方へ。
まず伝えたいのは、「責めても状況は変わらない」という点です。お子さんが中退を選ぶ背景には、何らかの理由があります。その理由を理解する姿勢から始めることが、関係を維持するための最初の一歩です。
当サイトが知る事例の中にも、小学校から中学校まで6年間ほぼ不登校だった方が、通信制高校で自分に合った居場所を見つけ、その後短大・正社員として活躍されているケースがあります。過去を悔いるより、今からできることを一緒に探しましょう。
✍️ 通信制高校カフェ運営者より 保護者の方へ一言だけ。お子さんが中退を選んだことを、自分のせいだと責めないでください。今から何ができるかを一緒に考えることの方が、ずっと大切です。「不登校の子どもをサポートするというのは、子どもと親御さんと一緒にその子の強さを見つける旅」だと、私は思っています。
保護者としてできることは以下の3点です。
1. 選択肢を一緒に調べる:通信制高校・高卒認定・就労支援など、中退後の選択肢は複数あります。「次の道がある」という事実を、一緒に確認することが支えになります。
2. 次のプランを話せる環境を作る:「なぜ中退したのか」よりも「次にどうしたいか」を話せる場を設けることが、お子さんが動き出すきっかけになります。
3. 専門の支援機関に相談する:引きこもりが続いている場合は、地域若者サポートステーションや不登校・ひきこもり相談窓口を活用することを検討してください。
保護者向けに、不登校・中退に関する無料講座(LINE登録)も設けています。
お子さんが何を考えているかわからない、自分の対応が正解か不安——そんなときに、同じ立場の保護者の体験談や専門家の視点を、LINEで受け取ってみてください。
保護者の方へ:高校中退後の進路サポート無料講座(LINE登録)
よくある質問(FAQ)
Q. 高校中退したらその後どうなりますか?
中退後は、通信制高校への編入・高卒認定試験・就職・専門学校・大学進学という5つのルートがあります。どのルートを選ぶかは、今の状況と目標次第です。何もしないまま時間が経つと選択肢が狭まるため、まず一つの選択肢を調べることから始めてください。
Q. 高校中退から大学に進学できますか?
高卒認定試験(高認)に合格すれば、大学受験資格が得られます。中退翌年の8月から受験でき、合格後は一般の大学受験と同じ流れで進学できます。通信制高校に在籍しながら大学受験に合格するルートも存在します。「中退したから大学は無理」ということはありません。
Q. 高校中退して後悔している人はどれくらいいますか?
後悔の有無は人によって大きく異なります。「してよかった」と感じる人と「後悔している」人、どちらもいます。重要なのは後悔しているかどうかよりも、中退後に何をしたかです。動き出した人と止まったままの人では、3〜5年後の状況が大きく変わります。
Q. 中退したことは履歴書にどう書けばいいですか?
履歴書には「○○高等学校 中途退学」と記載します。在学期間(入学月〜退学月)も明記し、空白期間がある場合は補足欄を活用します。面接では「中退した経緯」と「その後どう考えているか」を誠実に伝えることが大切です。
Q. 中退後に親が反対している場合はどうすればいいですか?
親が反対する理由の多くは「中退後がどうなるか見えない」ためです。「中退してこうしたい」という次のプランとセットで話すと、受け入れてもらいやすくなります。通信制高校への移籍・高卒認定の取得など、具体的なルートを示すことが話し合いを前進させるコツです。
Q. 通信制高校への編入と高卒認定、どちらが自分に合っていますか?
「高卒資格を取って就職したい・通学のリズムを保ちたい」なら通信制高校が向いています。「短期間で大学受験資格を得たい・費用を抑えたい」なら高卒認定が向いています。どちらが正解かは目標次第なので、両方の情報を集めてから選んでください。
Q. 中退直後すぐに動かないといけませんか?
焦る必要はありませんが、時間が経つほど動き出すエネルギーが必要になるのは事実です。「一気に決める」のではなく、「今週中に選択肢を一つ調べる」という小さな目標から始めることをおすすめします。
Q. 学び直し支援金はどんな人がもらえますか?
高校を中退し、通信制高校や定時制高校に再入学した人を対象に、「高等学校等学び直し支援金」が設けられています。文部科学省の制度で、卒業までの間(最長2年)、就学支援金相当額の支援を受けられます。具体的な支給額・所得区分は制度改定の可能性があるため、志望校または都道府県教育委員会に直接確認してください。



一人で悩まなくていいです。ハローワークでも、通信制高校の説明会でも、まず話を聞くだけでいい。最初の一歩は「調べる」だけで十分です。
まとめ
高校中退は、人生の終わりではありません。文部科学省の調査では毎年4万人以上が経験しており、通信制高校・高卒認定・就職・専門学校・大学進学と、複数のルートが用意されています。
大事なのは、「中退した」という事実より「中退後に何をするか」です。選択肢を知り、自分の状況に合ったルートを選ぶことが、次の一歩につながります。
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失敗しない通信制高校選びのコツ
自分に合った学校を選びやすい通信制高校ですが、残念ながら、「入学したけど、やっぱり合わなかった…」というケースが少なくないのが現状です。
よくある原因として、
- 1つの学校しか検討しなかった
- 親の意向で決めてしまった
- 学校見学にも行かなかった
といったことが原因としてあげられます。
こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。


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