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【診断あり】高卒認定は中卒のあなたに必要?後悔しない選択がわかる

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高卒認定は中卒でも受験でき、合格すれば大学・専門学校への進学資格を得られます。ただし最終学歴は中卒のまま変わらないため、就職で「高卒以上」の求人に応募できるかどうかは会社の判断によって異なります。

「高卒以上じゃないと応募できなかった」というバイト仲間の話を聞いて、調べ始めた方は多いです。中卒というスタートラインが、転職や進学の場面でじわじわと選択肢を狭めていく現実があります。

そのまま時間が過ぎると、20代・30代になるほど求人の間口は狭まっていきます。ただし、焦って高卒認定を取ることが必ず正解かというと、そうとも限りません。目標が「最終学歴を高卒にしたい」なら通信制高校で高卒資格を取る方が合理的です。「就職より独立・スキルで勝負したい」なら、中卒のまま自立する道も現実的な選択肢になります。

この記事の冒頭に「高卒認定が自分に必要かどうか」を5問で判定できる診断ツールを設置しています。管理人の小谷自身も通信制高校出身の経験者として、あなたの状況に合った選択肢を正直にお伝えします。

この5問は、あなたが今「高卒認定を取るべきか、通信制高校に行くべきか、それとも別の道か」のどれを選ぶべきかを、目標から逆算して判定します。

通信制高校カフェ編集長小谷良太
こたにりょうた

通信制高校研究家のこたに( YouTube / Instagram / X )です!この記事は、通信制高校の卒業生であり、合同説明会で講演や進路相談を行ってきた僕、こたにが、自身の経験を基に解説します!

この記事でわかること

  • 高卒認定と高卒資格の決定的な違い(最終学歴が変わるかどうか)
  • あなたの目標に合った選択肢(A:進学 / B:就職 / C:スキル自立)
  • 高卒認定試験の費用・合格率・勉強期間の目安
  • 中卒から通信制高校に入る方法と学費支援の仕組み
  • 「中卒のまま自立する」が現実的なケースと、そうでないケース
高卒認定・通信制・中卒のまま
あなたに合った選択肢を5問で診断

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といったことが原因としてあげられます。

こういった後悔の声に共通しているのは、十分な比較検討をしなかったということです。この失敗を避けるには、複数の通信制高校を比較し、自分に合った学校を慎重に選ぶことが大切です。

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目次

高卒認定を取っても、最終学歴は中卒のまま

まず、誤解されているポイントをはっきりお伝えします。高卒認定と高卒資格は、まったく別のものです。この違いを知っておくだけで、自分に本当に必要な選択肢が見えてきます。

高卒認定とは?中卒でも取れる「高卒レベル」の証明書

高卒認定試験とは、「高校卒業と同等の学力がある」と国が認定する試験です。正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といい、2004年度を最後に廃止され、2005年度から現在の名称に変わりました。文部科学省 高等学校卒業程度認定試験1

中卒でも受験できます。受験資格は「受験する年度の終わりまでに満16歳以上になること」だけで、在学中の学校の種類や高校中退経験の有無は問いません。試験は毎年8月と11月の年2回実施されています。

合格すると、大学・短大・専門学校の受験資格を得られます。「高卒以上」と書かれた求人への応募資格は得られます。ただし、あくまで「証明書」であって、高校を卒業したことにはなりません。

合格しても最終学歴は中卒のまま — これが一番大事な事実

高卒認定に合格しても、最終学歴は「中学校卒業」のままです。これがこの記事で一番大切な事実です。

履歴書の学歴欄に「高卒認定合格」と書いても、「高校卒業」とは書けません。就職活動の書類に「最終学歴:高校卒業」と記載できるのは、実際に高校を卒業した人だけです。

最終学歴が「高卒」になるのは、通信制高校・定時制高校・全日制高校などを卒業したときだけです。高卒認定はあくまで「高卒と同等の学力を証明する資格」であり、学歴そのものを変える制度ではありません。

それでも高卒認定に意味はある — 「高卒以上」の求人に応募できる

では高卒認定に意味はないのか?そんなことはありません。高卒認定には、明確な使い道があります。

最大のメリットは、「高卒以上」と記載された求人に応募できるようになることです。実際に求人の間口は広がります。

また、大学・短大・専門学校への受験資格を得られます。高校に通わなくても、試験を受けて合格するだけで進学の選択肢が開く点は、働きながら学びたい人にとって大きな利点です。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 私自身も通信制高校出身で、高校卒業は20歳でした。当時は「普通のレールから外れた」という不安がありましたが、今思えばその経験があったからこそ、高卒認定・通信制高校の実情を7年以上にわたって発信できています。「中卒」「高卒認定」「通信制高校」のどの選択肢でも、その後にどう行動するかで人生は変わります。選択肢に正解はありません。

こたにりょうた

「高卒認定を取ったから就職で有利」という誤解が多いです。実際には最終学歴は中卒のまま。「大学や専門学校に進学してから就職したい」という目標がある方にこそ、高卒認定は意味を持ちます。

目標別で見る「あなたに合った選択肢」(診断結果の解説)

冒頭の診断ツールで判定した結果に応じて、次のステップをお伝えします。あなたの診断結果に該当するセクションを読んでみてください。

診断結果A — 大学・専門学校進学を目指すなら高卒認定が近道

大学や専門学校に進学することが目標なら、高卒認定は最も合理的な選択肢です。

通信制高校で高卒資格を取る場合、最低3年間の在籍が必要です。一方、高卒認定は試験に合格するだけで受験資格が得られます。今から受験勉強を始めれば、最短で半年〜1年以内に大学受験の資格を手にできます。

費用面でも高卒認定の方が圧倒的に安く済みます。大学への進学が決まっているなら、高校卒業にかかる費用・時間を大学の入学金・学費に充てる方が効率的です。

進学後に大学を卒業した場合、最終学歴は「大学卒業」になります。中卒→大卒というルートは珍しくなく、高卒認定はそのための合理的な通過点です。

診断結果B — 最終学歴を「高卒」にしたいなら通信制高校を選ぶ

「履歴書に高卒と書けるようになりたい」という目標がある人には、通信制高校が向いています。

高卒認定では最終学歴は変わりません。就職活動で「高校卒業」の学歴が求められる場合、高卒認定だけでは対応できないケースがあります。通信制高校を卒業すれば、「高等学校卒業」という事実が学歴に加わります。

通信制高校は中卒でも入学できます。試験なしで入学できる学校がほとんどで、年齢制限もありません。週1〜5日の通学スタイルを自分で選べる学校も多く、アルバイトをしながら通うことも可能です。

一つ伝えておきたいことがあります。「親に勧められたから」「なんとなく選んだ」という理由で選んだ学校は、のちに後悔しやすいです。通信制高校カフェに相談を寄せた方の中には、自分ではなく親が学校を選んだことで「行きたくなかった学校に3年いた」と振り返るケースもあります。自分が「ここなら通えそう」と感じる学校を、できるだけ自分の意志で選んでください。

最終学歴が高卒になることで、転職市場での選択肢が広がります。就職後にさらに学びたくなったとき、大学進学の窓口も開いたままになります。

診断結果C — 目標次第では中卒のままでも後悔しない場合もある

正直にお伝えします。すべての人に高卒認定や通信制高校が必要なわけではありません。

「手に職をつけてフリーランスで働く」「特定のスキルを磨いて独立する」「資格取得を通じてキャリアを築く」という方向性なら、学歴よりも実績・スキルが評価される分野を選ぶことで、中卒のまま自立している人は現実に存在します。

プログラマー・Webデザイナー・動画クリエイター・職人などの分野では、学歴よりもポートフォリオや技術力で評価されます。こうした職種を目指すなら、高卒認定の取得よりもスキル習得への投資を優先する方が合理的な場合もあります。

ただし「何もしない」は選択肢ではありません。中卒のまま何もしなければ、20代・30代と年齢が上がるにつれて求人の間口は確実に狭まっていきます。「中卒のまま自立する」なら、スキルや実績を積む具体的な行動が必要です。どのスキルを選ぶか迷っている段階なら、まず無料講座で選択肢を整理することから始めるのも一つの方法です。

こたにりょうた

診断結果Cの「中卒のまま自立する」は決して消極的な選択ではありません。ただし「何もしない」と「スキルで勝負する」は全然違います。具体的な行動が見えているかどうかが分岐点です。

「高卒認定 vs 通信制高校(高卒資格)」どちらが自分に向いているか

高卒認定と通信制高校(高卒資格)は、似ているようで目的も制度もまったく違います。どちらが合っているかは、あなたの目標次第です。

高卒認定と通信制高校(高卒資格)の違い ポイントまとめ

  • 高卒認定 → 最終学歴は中卒のまま。大学・専門学校への進学に使う資格
  • 通信制高校 → 卒業すれば最終学歴が高卒に変わる。就職・転職で直接使える
  • どちらが正解かは、あなたの目標次第。「進学」なら高卒認定、「学歴を変えたい」なら通信制

2つの違いを1分で理解する比較表

以下の表で、高卒認定と通信制高校(高卒資格)の主な違いを整理します。

比較項目高卒認定通信制高校(高卒資格)
最終学歴の変化変わらない(中卒のまま)高卒になる
取得方法試験に合格するだけ高校に入学→単位取得→卒業
取得にかかる期間最短で数か月最短3年(転入・編入で短縮あり)
費用の目安受験料のみ(4,500〜8,500円)年間10万〜100万円程度※
向いている目標大学・専門学校進学最終学歴を高卒にしたい・就職
合格後の選択肢進学しなければ資格のみ高校卒業という事実が残る

※ 通信制高校の費用は公立で年間10万円台、私立は50万〜100万円超と学校により大きく異なります。就学支援金(年間最大297,000円)を活用すれば実質負担を抑えられます。

「高卒認定か通信制高校か」は、学力や勉強スタイルの問題ではありません。先に目標を決めてから手段を選ぶ順番が、後悔しない選択につながります。

高卒認定が向いているのはこういう人

以下のどれかに当てはまる人は、高卒認定を検討する価値があります。

  • 大学・専門学校への進学が明確な目標である
  • 最短ルートで進学資格だけ取りたい(学費をできるだけ抑えたい)
  • 高校に通う時間や環境的な余裕がなく、独学・自学で対応できる
  • すでに通信制高校などに在籍しており、科目免除で単位認定に使いたい

大学に行くことが決まっているなら、高卒認定は費用・期間ともに合理的な選択です。

通信制高校(高卒資格)が向いているのはこういう人

一方、以下に当てはまる人には通信制高校をおすすめします。

  • 最終学歴を「高卒」にしたい(就職・転職で履歴書に書きたい)
  • 大学進学は今のところ考えていないが、将来の選択肢を広げたい
  • 毎月の学費を払いながらでも、着実に資格を取りたい
  • 学校に属する環境や、先生・仲間との関係が気力の源になる

通信制高校を卒業すると、最終学歴が「高等学校卒業」になります。高卒認定では得られない、この「学歴の変化」が通信制高校の最大の強みです。

私立通信制高校の調査によると、入学者のうち中学校または前籍校で不登校経験を持つ生徒の割合は約44〜47%にのぼります。全国私立通信制高等学校協会「私立通信制高等学校 実態調査(令和6年12月)」2中卒から通信制高校を選ぶことは、決して珍しいルートではありません。

関連記事:都道府県別・通信制高校一覧から探す

高卒認定を取ると就職・進学の選択肢はどう変わるか

高卒認定を取った後、実際に何ができるようになるのかを具体的に見ていきます。「応募できる求人が増える」という事実の裏にある注意点も、正直にお伝えします。

就職への影響 — 応募できる求人が増えるが、採用は別の話

高卒認定を取ると、「高卒以上」の求人に応募できます。求人数は確実に広がり、選択肢が増えます。

ただし、注意してほしい点があります。「応募できる」ことと「採用される」ことは別の話です。企業の採用担当者の中には、高卒認定合格者を高卒資格取得者と同等に扱う会社もあれば、「高校卒業者優先」として実質的に選考で差をつける会社もあります。

文部科学省の調査(2013年1月発表)によると、採用試験において高卒認定合格者を高卒と同等に扱っている企業の割合は25.9%です。文部科学省「高等学校卒業程度認定試験合格者の企業等における扱いに関する調査」3※本データは2013年公表のもので、現時点では最新調査が未公表です。前回調査(平成17年度)の21.2%から改善しているものの、まだ4社に1社程度にとどまります。

採用される確率を上げるには、「高卒認定を持っている」だけでなく、スキルや職務経験でアピールする必要があります。高卒認定はあくまで「入り口の条件を満たす手段」と理解しておいてください。

年齢によっても高卒認定の意味は変わります。10代のうちは「とりあえず高卒認定を取って大学進学の選択肢を持つ」という使い方が現実的です。20代前半なら大学受験・専門学校進学に間に合います。20代後半〜30代になると、大学に通う時間とコストも考慮したうえで判断する必要があります。「取っておくべきか」よりも「取ったあと何をするか」を先に決めてから動く方が、後から後悔しません。

関連記事:通信制高校おすすめランキング — 就職・進学実績を比較

大学・専門学校への進学ルートが開く

高卒認定の最も強力な使い道は、大学・専門学校への進学です。高卒認定に合格すると、大学入学共通テストを受験できるようになります。国公立大学・私立大学いずれも受験資格を得られます。

専門学校(専修学校の専門課程)についても同様です。美容師・調理師・看護師などの資格取得を目指す専門学校も、高卒認定で受験できます。

「働きながら大学に行きたい」「手に職をつけたい」という目標がある人にとって、高卒認定は最短ルートになり得ます。

「大学に行かないと中卒のまま」という落とし穴

ここは見落としやすいポイントです。正直に伝えます。

高卒認定を取って大学を卒業した場合、最終学歴は「大学卒業」になります。しかし、高卒認定だけを取って進学しなかった場合、最終学歴は「中学校卒業」のままです。

高卒認定は「進学するための通過点」であって、それ自体が最終学歴になるわけではありません。「最終学歴を高卒にしたい」という目標なら、高卒認定は手段として適切ではありません。その場合は、通信制高校で高卒資格を取る方が目的に合っています。

高卒認定試験の基本情報(受験費用・試験日・合格率)

「高卒認定を受けてみようかな」と思ったとき、まず気になるのはお金と日程です。実際の費用感と試験の概要を整理します。

受験資格と費用 — 中卒なら受験できる・かかるお金は?

受験資格は「受験する年度の終わりまでに満16歳以上になる人」です。中卒であれば問題なく受験できます。高校中退者・在学中の高校生も一定の条件で受験可能です。

受験手数料は受験する科目数によって異なります。3科目以下は4,500円、4〜6科目は6,500円、7科目以上は8,500円です。収入印紙で支払います。文部科学省 高等学校卒業程度認定試験1

受験料以外にかかるお金としては、参考書・問題集代(科目数や出版社によって異なりますが1〜3万円程度が目安)、受験会場までの交通費などがあります。予備校や通信講座を使う場合は別途費用がかかります。

試験日程・科目数・合格率の目安

試験は毎年2回、8月と11月に実施されます。試験期間は2日間で、2日にわたって各科目が行われます。

必要な科目数は2025年度(令和7年度)まで8科目または9科目(理科の選択方法による)です。2026年度(令和8年度)から「情報」科目が追加されて9〜10科目になります。文部科学省 高等学校卒業程度認定試験1高校を一定期間通っていた経験がある場合、履修済み科目は免除申請できます。中卒から受験する場合は基本的に全科目受験が前提です。

合格率についても正直にお伝えします。令和6年度第2回の全科目合格率は約48〜50%です。文部科学省「令和6年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果」6一方、1科目以上の合格者は約88〜90%です(文部科学省発表資料より)。全科目を一度の試験で合格しようとすると難易度が上がりますが、1科目ずつ着実に合格していく方法も使えます。

文部科学省は合格最低点を公表していませんが、通信制高校カフェに寄せられた受験経験者の声では各科目100点満点中40〜45点前後が合格ラインの目安として語られています。「一発でフルに合格」を狙うより、科目合格を積み重ねるペースで取り組む方が現実的です。

独学でも合格できる?勉強期間の目安

中卒から独学で高卒認定に挑戦した場合の目安を正直にお伝えします。

全科目の合格を目指すなら6か月〜1年以上の準備期間を見ておくのが無難です。中学レベルの内容から高校1〜2年レベルまでが出題範囲です。

苦手科目がある場合は、その科目だけ予備校の単科コースを使うという方法もあります。すべてを独学にこだわる必要はありません。自分の得意・不得意に合わせて勉強方法を選べる点が、高卒認定の大きな特徴です。

「一人で勉強を続けられるか自信がない」という人には、通信制高校で学びながら高卒資格を取る方法も視野に入れてみてください。

英語や数学など得意科目から攻めて、年2回の試験で数科目ずつ合格していくペースで全科目クリアする方法もあります。

関連記事:通信制高校診断 — あなたに合う学校が5問でわかる

こたにりょうた

高卒認定の合格率は「全科目一発合格」で見ると約50%ですが、1科目ずつ着実に合格していく方法もあります。苦手な科目だけ予備校の単科コースを使うのもありです。焦らず自分のペースで進めてください。

中卒から通信制高校で高卒資格を取るという選択肢

「高卒認定より高卒資格の方が良さそう」と感じた人に、通信制高校という選択肢の具体的な内容をお伝えします。

中卒でも通信制高校に入学できる — 試験なしで高卒資格が取れる

通信制高校は、中学校を卒業していれば入学できます。入学試験がない学校がほとんどで、作文と面接だけという学校も多いです。年齢制限もなく、10代から30代以上まで幅広い年齢の在学生がいます。

全日制高校と同じく「高等学校」に分類されるため、卒業すれば最終学歴は「高等学校卒業」となります。大学受験の資格も得られます。

学習の仕組みは、レポート(課題)を提出して単位を取得し、年間数日〜数十日のスクーリング(登校)で学習内容を確認するという形式です。25単位履修時のスクーリングは年間約20日程度で、全日制の年間190〜200日と比べると大幅に少なく済みます。メディア授業を使えば年間4日程度まで登校日数を減らせる学校もあります(学校によって異なります)。自分のペースで学習を進められるため、仕事との両立がしやすいのが特徴です。通信制高校の卒業には74単位の取得が必要で、年間約25単位を履修するペースで進めば、3年での卒業が現実的な目標になります。

✍️ 通信制高校カフェ運営者より 私自身、通信制高校を卒業後に宅建(宅地建物取引士)とWebクリエイター能力認定試験(上級)を取得し、就職活動で内定を獲得した経験があります。通信制高校での学習環境が、その後の資格取得の基礎になりました。「学歴+スキル」の組み合わせが、就職活動での強みになります。進路は自分で決めることが大切です。自分の意志で選んだ進路は、うまくいかなかったときに「あの学校を選んだ自分の責任」として向き合えます。誰かに決められた進路では、困難にぶつかったときに踏ん張りにくい場合があります。

通信制高校を選ぶときの確認ポイント3つ

通信制高校は現在全国に303校あり(2024年度・初の300校超え)、在籍生徒数は29万人以上と過去最高を記録しています。文部科学省「令和6年度学校基本調査(確定値)」7全日制と比べて選択肢は広く、自分に合った学校を選びやすい環境になっています。

実際に高校を中退してから通信制高校に入学した方の口コミを紹介します。

📢 当サイトに投稿された口コミ

「全日制高校を中退後、今後どうしたらいいか悩んでいる時に通信制高校があることを知り入学しました。平日はバイトをしながら自宅で学習し、(中略)自分のペースで学習できるのが私には合っていて、挫折することなく無事に卒業できました。(中略)通信制に行って良かったと思っています。」

— すたぶる(生徒本人・長野県松本筑摩高等学校・2014年度以前卒業)

通信制高校を選ぶ際は、以下の3点を確認してください。

1. 週の通学日数と登校スタイル

週1日〜週5日まで幅広い選択肢があります。仕事や生活リズムに合わせて選べる学校を選ぶのが基本です。オンライン授業に対応しているかどうかも確認しましょう。

2. 卒業後の進路サポート

就職・進学のどちらを目指すかによって、サポートの充実度が学校によって異なります。就職支援が手厚い学校、大学進学実績が高い学校など、自分の目標に合ったサポート体制を確認してください。

3. 費用と就学支援金の対象かどうか

国の就学支援金制度を使えば、授業料の一部が補助されます。世帯年収約590万円未満の家庭では、年間最大297,000円の就学支援金の対象となります。私立通信制高校の多くでこの範囲内に授業料が収まるため、授業料が実質無償になるケースがあります。文部科学省 高等学校等就学支援金制度8

関連記事:不登校と通信制高校 — 選択肢と手続きをまとめて解説

「中卒のままで自立する」という選択肢 — 実際に自立した人たちの話

通信制高校カフェに相談を寄せた方の中には、高校に進学せず好きな分野を極めて自立した人もいます。すべての人に「資格を取って学歴を上げる」という道が正解なわけではありません。

スキル・実績で評価される分野なら学歴は問われない

プログラマー・Webデザイナー・動画クリエイター・大工や調理師などの職人系の仕事では、採用や受注の判断基準が学歴よりも「何を作れるか」「どんな実績があるか」であることが少なくありません。ポートフォリオや技術力が評価の中心になる分野では、中卒であることが致命的なハンデになりにくい現実があります。

実際に通信制高校カフェに相談があった中にも、プログラミングに強い関心を持つ不登校の方が、高校には進学せず独学でプログラミングを習得し、エンジニアとして自立しているケースがあります。「学校に行くより好きなことに集中したい」という意志が明確で、スキルで評価される分野を選んだことが自立につながりました。

こうした選択は、「何をするか」が先に決まっていて、そのための具体的な行動を積み重ねた人にだけ機能します。「なんとなく学校に行きたくないから中卒でいい」という消極的な理由とは根本的に違います。

ただし「何もしない中卒」は選択肢を狭める

スキルも実績も積まないまま年齢だけ重ねると、求人の間口は年々狭まっていく現実があります。20代前半でも難しくなる求人が出てきますし、30代になると「未経験可」の枠が著しく減ります。

「中卒のままで自立する」という選択が現実的なのは、何かに本気で取り組んでいる人だけです。スキルの習得先・取り組む分野・目指す仕事の形が具体的に見えていない段階なら、まず通信制高校カフェへの相談や診断ツールを使って選択肢を整理することから始めることをおすすめします。

こたにりょうた

「中卒のまま自立できる人」は、具体的な目標とそこへ向かう行動がある人です。もし今、方向性が決まっていないなら、まず診断ツールで自分に合った選択肢を確認してみてください。

まとめ:高卒認定が「あなたに必要かどうか」は目標次第

高卒認定と通信制高校、どちらが自分に合っているかは「目標が何か」によって変わります。この記事で伝えたかったことを3点に絞ります。

この記事で押さえておきたいこと(3点)

1. 高卒認定を取っても最終学歴は中卒のまま

高卒認定は「高卒と同等の学力証明」であって、学歴を変える制度ではありません。最終学歴を高卒にしたいなら、通信制高校を卒業する必要があります。

2. 高卒認定が向いているのは「大学・専門学校進学を目指す人」

進学が目標なら、高卒認定は費用・期間ともに合理的な選択です。大学卒業後は最終学歴が「大学卒業」になります。

3. 中卒から通信制高校に入学するルートも現実的

試験なしで入学でき、アルバイトとの両立も可能です。「高卒資格が欲しい」なら通信制高校が最も直接的な手段です。

今日からできる次のアクション

  • 大学・専門学校進学が目標 → 文部科学省の高卒認定試験ページで日程・科目を確認する
  • 最終学歴を高卒にしたい → 冒頭の診断ツールで結果確認 → 通信制高校の資料請求(無料)
  • どちらか迷っている → 診断ツールをもう一度試して、結果の解説セクションを読む

次のアクション — 今日できることを1つ決めよう

「高卒認定が必要か確認したい」という人は、まず文部科学省の高卒認定試験公式ページで試験の概要を確認してみてください。

「通信制高校で高卒資格を取りたい」という人は、冒頭の診断ツールで結果を確認した後、気になる学校の資料請求から始めてみてください。資料請求は無料でできます。

どちらが向いているか今ひとつ判断がつかない人には、冒頭の診断ツールをもう一度試してみることをおすすめします。5問に答えるだけで、あなたの状況に合った選択肢が見えてきます。

今日、何か1つだけ行動してみてください。それが「後悔しない選択」への最初の一歩です。

脚注

この記事で引用した数値・制度情報はすべて公的機関の一次情報源に基づいています。

  1. 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験合格者の企業等における扱いに関する調査の結果について」(平成25年1月16日・※2013年調査。最新調査は未公表)https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/01/1330270.htm
  2. 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/ ↩1 ↩2 ↩3
  3. 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/
  4. 全国私立通信制高等学校協会「私立通信制高等学校 実態調査」(令和6年12月10日)https://shitsukyo.jp/pdf/survey/repoor2024.pdf
  5. 文部科学省「令和6年度第2回高等学校卒業程度認定試験実施結果について」https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01458.html
  6. 文部科学省「令和6年度学校基本調査(確定値)」(令和6年12月18日公表)https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/2024.htm

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